BGEE Manual/武器熟練度

武器熟練度 (Weapon Proficiencies)

武器熟練度は特定の武器における知識と鍛錬とを表しています。キャラクター作成時、最初の冒険を始める前に、埋めなければならないいくつかの初期スロットがあります。キャラクターはそのクラスに許された武器についてのみ、武器熟練スロットを割り振ることができます。キャラクターが高いレベルに達すると、追加の熟練ポイントを獲得します。熟練度を獲得する割合はクラスによって決まります。戦闘技能に専念するウォーリアは数多くの武器を扱う事を学び、すぐに武器熟練度を得るでしょう。魔法の研究に時間を割くウィザードならば、武器を使って訓練する時間は少ししかとれず、とてもゆっくりとしか上達しません。

特定の武器熟練度を上げたキャラクターは、その武器に精通しています。そのため、武器熟練度に1ポイント振ったなら、ペナルティなしでその武器を用い攻撃することができます。もしまったく熟練していない武器を使用するなら、命中判定とダメージにペナルティが適用されます。このペナルティはクラスに強く依存します。

• ファイター、レンジャー、パラディン、モンク、バーバリアンは-2のペナルティ
• クレリック、ドルイド、シーフ、バードは-3のペナルティ
• メイジ、ソーサラーは-5のペナルティ

戦闘スタイル (Fighting Styles)

キャラクターは戦闘スタイルにも習熟することができます。戦闘スタイルには4つのタイプがあります：両手使用武器スタイル、二刀流スタイル、単独武器スタイル、剣と盾スタイルです。それぞれの戦闘スタイルは異なる利点があります。以下に詳説します。

注意：二刀流にするには、2つ目の武器をシールドスロットに置いてください。もしキャラクターが二刀流スタイルに習熟していないなら、以下に示すように両方の武器に多大なペナルティを被ります。

両手使用武器スタイル (Two-Handed Weapon Style)

この武器の種類に熟練度を割り振ることにより、両手武器を使えるようになり、特別ボーナスを与えられる。

• 1つのスロットをこの熟練度に使う場合、武器の使用者は、両手武器を使う時にダメージに+1、スピードファクターに-2される。又、19又は20の目でクリティカルヒットを与えることになる(20だけでなく)。
• 2つのスロットをこの熟練度に使う場合、両手武器の使用時にスピードファクターが更に-2される(計-4)。

注意：魔法のかかった両手武器は同等の片手武器よりも強力です。これは両手武器を使用するとき、盾や2本目の武器を持てないといった不利益を補って余りあるものです。ツーハンデッドソード、ハルバード、スピア、クォータースタッフはすべて両手使用武器スタイルの恩恵を受けます。

単独武器スタイル (Single-Weapon Style)

この武器クラスは、盾を使いたくないが片手武器を使う時にボーナスが欲しいというキャラクターの為のものである。

• 1つのスロットをこの熟練度に使用すると、単独の武器を使っている時、使用者はACに-1のボーナスを得、19又は20のアタックロールでクリティカルヒットを与えられる。
• 2つのスロットを使うと、ACボーナスは合計-2に増える。

剣と盾スタイル (Sword and Shield Style)

盾を手に取ってその基本的な防御ボーナスを享受することは誰にでも出来るが、この熟練度にスロットを使用すると、冒険者はその恩恵を最大限に受けられる。

• 1つのスロットを使うとミサイル武器に対するACに-2される。
• 2つのスロットを使うとボーナスは合計-4に増える。

注意：スキルの名前に関わらず、片手武器ならどれでも盾と組み合わせることによってこのボーナスを受けられる。

武器の専門化 (Weapon Specialization)

ファイター、パラディン、バーバリアン、レンジャー(他のいくつかのキットも同様に)は、他のクラスよりも高い水準へと武器技能を訓練し、磨きをかけることができます。これは武器クラスに更に熟練ポイントを振ることにより達成されます。専門化の効果は以下の表に示されます。

• ファイターのみがスペシャリスト以上になれることに注意してください。
  アーチャーはクロスボウ、ロングボウ、ショートボウのみスペシャリスト以上に習熟できます。
• ファイター、レンジャー、パラディン、バーバリアンは7レベルと13レベルで、追加攻撃が1/2回ずつ増えます。ウォーリアでないものは専門化しても追加攻撃は増えません。

コメント欄

コメント欄は編集ができない方のためのものです。また、議論はこのコメント欄で行って下さい。