知覚過敏とは

Last-modified: 2010-12-13 (月) 13:10:04

知覚過敏症(象牙質知覚過敏症)

 

虫歯が見当たらないのに歯にしみたり、歯ブラシが当たるとピリッと痛かったりする場合には、「知覚過敏」の
可能性があります。知覚過敏とは正しくは象牙質知覚過敏といって冷たい飲み物を飲んだときにしみる症状を
いいます。このほかにも歯磨きのときに一時的に歯が痛むとか、熱い飲み物がしみるというのも知覚過敏の
症状です。歯の表面が削れたり歯根が露出することで、しみやすくなります。

 

歯の表面が削れたり歯根が露出したからといって必ず知覚過敏の症状が表れるのではなく、唾液中のカルシウムや
歯髄の働きによって痛みを感じないことや軽減されることもあります。放っておくと歯磨きばかりでなく、うがいをする
のも億劫になり、症状が悪化して痛みが持続するようになり、歯髄炎という病気になることもあります。

 

歯周病や加齢により歯肉が下がったり、無理な力での歯磨き方法などによって歯が削れてしまうと知覚過敏に
なることがあります。