歯の病気でお悩みのあなたへ/種類と症状

Last-modified: 2010-12-13 (月) 16:03:34

口内炎の種類と症状

  • アフタ性口内炎
    表面が白っぽく窪みがあり、周りが赤い円形または楕円形の潰瘍で、痛みを伴う。
    潰瘍の表面は、白色や黄色がかった白色をしており、周囲は赤くなっています。
     
  • ヘルペス性口内炎
    口の粘膜や歯ぐきがあれて、痛くて飲んだり食べたりできなくなることもあります。(感染症)
    ウィルス性口内炎の一種です。潰瘍が1個~数個まとまって現れます。
     
  • カタル性口内炎
    口の中の粘膜が赤く炎症を起こしたり、白濁、ひび割れなどを起こす口内炎です。
    (紅斑性口内炎とも呼ばれ、口の中に赤い斑点ができることもあります)
    唾液の量が増え、口臭が発生し、口の中が熱く感じることもあります。
    また、味覚が分からなくなってしまったり、しょっぱい、辛いなどの刺激の強い食べ物を食べると、
    口の中がしみることもあります。
 
  • カンジタ性口内炎
    口腔カンジダ症、モリニア症とも呼ばれ、口の中で、カンジダというカビ(真菌)の一種が増殖することで
    起こる口内炎。
    頬の内側や口の天井部分である口蓋、舌などに、白い苔のようなものが点状や粉状、地図状に出てきます。
    食べる時などに痛みがあり、白い苔は、ガーゼなどでふれると簡単に剥がれ、剥がれた後は、赤く炎症を
    起こしたり、出血が見られることもあります。また、口の中が赤くただれるびらんが起こり、痛みが伴う
    場合もあります。 
 
  • 口角炎
    唇の横の部分に亀裂が入ったり、潰瘍が生じている状態を言う。
    口角に炎症が起き、口角がただれ、かさぶたができることをいい、口を大きく開けると口角が裂け、
    痛みを伴います。
     
  • 壊疽(えそ)性口内炎(水癌)
    口内炎の中では最も重い病気で、激しい痛みは伴わないが、
    歯ぐき、唇、ほおなどの口腔の組織が腐っていき、比較的稀な病気ですが、
    命に関わる場合も考えられ、できるだけ早く専門医の診察を受ける必要があります
  • ジフテリア性口内炎
  • 猩紅熱性口内炎
  • 淋菌性口内炎
 

壊死性潰瘍性口内炎・ 急性壊死性潰瘍性歯肉炎歯周炎はどんな病気か?

 

従来は最初の報告者の名前をとって、ワンサン潰瘍性歯肉炎や口内炎ともいわれていました。しかし、急激に発症し、歯肉の壊死、潰瘍の形成、偽膜(ぎまく)の形成、疼痛および強い口臭などを特徴とすることから、急性壊死性潰瘍性歯肉炎歯周炎と呼ばれるようになりました。
 すでに歯肉炎にかかっていた人にこの病気が合併すると、急性壊死性潰瘍性歯肉炎と、歯周炎に合併すると急性壊死性潰瘍性歯周炎といわれます。これらは口のなか全体に起こる広範型と、数歯に起こる限局型に分けられます

 
 

<原因>
原因は唾液による二次感染やアトピー性皮膚炎によるもの、貧血、ビタミン欠乏、ヘルペス感染などいくつかあります。また乾燥により皮膚に亀裂がはいり炎症を起こすこともあります。
<治療法>
原因が複数あるため特定することは難しいですが、清潔に保ちリップや保湿クリームなどを使って乾燥から肌を守りましょう。そして規則正しい生活を送ることが予防につながるのではないでしょうか
規則正しい生活を送ることが予防につながる。
<口内炎の治療法>
うがい液で口をゆすぐ、水で口をゆすぎ口内炎用の薬を付ける、口内炎用の薬を付ける。
ビタミン不足にならないような食事が必要。

 

口内炎ではなくガンの可能性も

口内炎だと思っていたら実はガンだった!!という人が最近増えているそうです。
口内炎だと思って放っておいて、なかなか治らないと病院で診てもらったらガンだったら怖いです。
このガンですが、舌に出来る舌ガンや、歯肉に出来る歯肉ガン、上あごや下あご、頬の内側にできるものなど様々で口の中すべてに出来る可能性があるらしい。
ガンの場合は痛みが無いことが特徴のようですから、痛みのない口内炎のような症状には注意が必要です。
痛みがないからといって放っておくと、もしかしたら大変なことになるかもしれません。
早期発見の場合なら、95%以上の方が治るとのことです。
ポイントとしては、2週間以上治らない場合は、口腔外科へ行って診てもらうのが良いそうです。
口内炎はうがいで早期完治を目指し、なかなか治らなくて疑わしければ病院へ。