世界背景

Last-modified: 2013-09-26 (木) 04:26:33
世界背景
Hawkenは、遥か未来に植民地化された惑星であるIllalを舞台にしている。
惑星Illalは豊富な天然資源に恵まれていたために多くの入植者たちによって開発されることになり
彼らはProsk、Sentium、そしてCrionの三大企業に統治されていた。
これら企業間の競争の激化は急速な技術発展をもたらしたものの、最終的にそれは
惑星規模の破滅を引き起こす原因になる。
三大企業の一角であるCrionが崩壊し、それが自己複製ナノウイルス
"HAWKEN"の世界的な流行を引き起こす事になったのだ。
そしてウイルスによって変質した有害な土地は、地表の三分の一を覆ってしまった。
この事件によって星を離れるだけの余裕がある人々はIllalを去り、
残された人々は星に残されたわずかな資源をめぐって争いを始める。
そして当初は作業用だったメックも戦争の道具として活用され、
パイロット達は兵士として戦いに参加するようになっていく。

用語集:

Giga-Structure
hawkenウイルスに侵された場所は特異な金属状の外観を持つ構造に置き換えられ、このように呼ばれる。
この金属は人体には有害であり、メック等の防護手段が無ければ感染地域には立ち入る事が出来ない。
アウトブレイクによって地表の三分の一を覆い、現在も拡大している。
ゲーム中ではOriginやprosk、uptown等で見られる。
giga-stracture_origin.jpg
vitrolium
Giga-Structureを分解して生活する寄生生物の活動で産出される希少資源。
このvitroliumの支配権をめぐって、プロスクとセンチアムが衝突している地域も多い。
HAWKEN
惑星Illalを覆った自己複製ナノウイルスの名前
prosk
三大企業の一角
センチアムと対立している
Sentium
三大企業の一角
プロスクと対立している
Crion Solutions
三大企業の一角
現在はすでに崩壊している

各マップの背景設定:

Bazaar
Brososは古いテラフォーミングハブの傍に建てられた最初の都市の一つだった。
テラフォーミング施設はウイルスのアウトブレイク直後に故障し、企業達は荷物をまとめて引き揚げた。
今では砂に半ば埋もれた通信塔群だけがテラフォーミング事業の残骸の全てとなっている。
しかしVitroliumの発見が、再びこの地を活性化する事になる。
今日ではプロスクとセンチアムの両企業がそれぞれの基地を設置しており、
彼らに雇われた傭兵たちが貴重なvitroliumの鉱床を見つけるために展開しているのだ。
Facility
センチアムの所有するHiedron鉱物採取工場はもともと採石とカーボライト工程の為に建設されたが、
現在の目的は機密となっている。
とはいえプロスクとセンチアムの部隊が施設周辺で小競り合いをしているのが目撃されていることから
この工場は何らかの戦略的重要性を持っているのだろう。
Front Line
Ganev都市圏はプロスクとセンチアム間での緊張が高まり続けている地域である。
二つの企業が所有権を主張する地域は重複して都市全域に広がっており
両者の境界がハッキリとしている場所はどこにもない。
今日では小競り合いが広い道路や高速道路周辺で常に起きており、市民は常時屋内に滞在しているよう勧告されている。
Ganevはvitroliumの支配権をめぐる戦争の最前線へとなりつつある。
Last eco
センチアムとプロスクは遙か以前に、都市建設の為彼らの領域内にある森林のほとんどを伐採してしまった。
ラスト・エコ異常増殖林は、そのような世界に残された最大の森林の一つである。
HAWKENウイルスが拡散した後、プロスクの科学者たちは森林内のすべての層で発光する
無数の変異した植物を発見した。
彼らはこれら光る植物を採集すれば、ウイルスに対する治療法のカギを見つけられるだろうと信じている。
Origin
人工島の上に建設されたCrion Solutionsの巨大産業都市。
しかしPraxis Valley研究所で起きた爆発によって島はHAWKENウイルスによって覆われ、
島全体が金属製のGiga-Structureに置き換えられてしまった。
現在では有害な大気に包まれているため、メックパイロット以外はこの旧都市で生存出来ない。
傭兵パイロットたちはGiga-Structureに寄生する生物によって産出される貴重なvitroliumを探しており
邪魔する者は誰であろうと排除するため戦っている。
prosk
この"Eugen"と名付けられたプロスクの産業大都市圏は
製造施設、労働者住宅、そして巨大な人口を支えるために必要な商業施設などを内包していた。
EugenはHAWKENウイルス拡散後に崩壊に陥り大規模避難を命じられたが、
多くの市民が自分の仕事を続けるため居残った。
不幸な事に、現在市民たちはGiga-Structureが産出するvitroliumを求めて
ほぼ絶え間なく行われている、メックによる戦闘との同居を強いられている。
uptown
企業都市が労働者住宅のスペースを使い果たした時、
低収入層は自分たちの為に都市型住宅を建設し始めるものだ。
その成れの果ての一つであるTrentik市は、閉所恐怖症を引き起こしそうな程に
低収入者達のスラム街が積み重なった広大な路地によって形成されている。
戦争が勃発すると、これらの路地は塹壕の役割を果たす事になった。
今日Trentik市は、都市の半分を侵すGiga-Structureだけでなく、
vitroliumを探しに来るメックパイロット達にも対処しなくてはならない。