シーフ
特殊能力:鍵解除,罠発見,罠解除,幻影の発見,罠を仕掛ける,スリ,ステルス(隠密)
制限:ローフルグッドであってはならない,レザーアーマーとスタデッドレザー,バックラー,クラブ,カタナ,シミター,ダガー,ダーツ,クロスボウ,ショートボウ,スリング,ロングソード,ショートソード,クォータースタッフしか使えない
必要能力値:DEX9(シャドウダンサーはSTR10, DEX15, CHA12)
シーフは目標を達するために良くも悪くも盗みに長けている。狡猾さ、敏捷性、隠密性といったものがその証となる。その能力を、何も知らない旅人に向けるか、金持ちの商人や暴君に向けるか、モンスターに向けるかは、シーフ次第なのである。
クラスの特徴:
- スタッデッド・レザーアーマーより重い鎧を装備することはできない
- バックラーより大きい盾を装備することはできない
- 使える武器は、ロングソード、ショートソード、カタナ、シミター、ダガー、クラブ、クォータースタッフ、クロスボウ、ショートボウ、ダーツ、スリングのみとなる
- どんな武器でもプロフィシェント(1スロット)までしかいかない
- どんな戦闘スタイルでもプロフィシェント(1スロット)までしかいかない
- レベルあたり25ポイントをシーフ技能に割り振れる(1レベルの時点では40ポイント)。それぞれオープン・ロック、ピックポケット(すり)、ファインドトラップ(罠発見)、ムーブ・サイレントリー、ハイド・イン・シャドウ、ディテクトイリュージョン、セット・トラップ
- バックスタブにより、ダメージが増加する
レベル1~4:x2
レベル5~8:x3
レベル9~12:x4
レベル13以上:x5 - 1日に5レベルあたり1回、セット・スネアを使える(レベル1の時点で1回使用可能)
- セット・スネア:視界内に敵対する生物がいない時に、選択場所へ罠を仕掛けることができる。罠はシーフのレベルによって強力になり、敵対する生物のみが罠を発動させる(味方が罠の上を通過しても発動しない)
レベル1:2d8+5の飛び道具ダメージを与える
レベル11:2d8+5の飛び道具ダメージと、次の3ラウンドの間、ラウンド毎に2d6の毒ダメージを与える
レベル16:2d8+5の飛び道具ダメージと4d8+2の火炎ダメージを与える
レベル21:2d8+5の飛び道具ダメージと20ポイントの毒ダメージを与え、+4のボーナス付きで対死STに失敗すると即死する
- セット・スネア:視界内に敵対する生物がいない時に、選択場所へ罠を仕掛けることができる。罠はシーフのレベルによって強力になり、敵対する生物のみが罠を発動させる(味方が罠の上を通過しても発動しない)
- レベル7でイヴェイジョン(回避・身かわし)の能力を得る。
- イヴェイジョン(回避):回避可能な呪文(ファイアーボール、ライトニングなど)を受けた場合、対ブレスセービングスローを使って影響を回避(無効化)することができる
対ブレスセービングスローに失敗したときは、通常どおりの呪文の影響を受け、呪文ごとに設定されているセービングスローを行う
シーフ自身が回避を行うことができないような状態(金縛り、スタンなど)ではイヴェイジョンを使うことはできない
- イヴェイジョン(回避):回避可能な呪文(ファイアーボール、ライトニングなど)を受けた場合、対ブレスセービングスローを使って影響を回避(無効化)することができる
- アライメントがローフルグッド以外に制限される
- ヒットダイス:d6
デュアルクラスに必要な能力値:DEX(デクスタリティ)
シーフキット
- アサシン
特殊能力:毒を使用,戦闘ボーナス
制限:シーフ技能にペナルティアサシン
慎重に手際よく殺害を行うように訓練された殺し屋である。正体を隠し、不意打ちによって任務を達成する。長所:
- 命中ロールとダメージロールに+1のボーナス
- バックスタブのダメージ倍率が最大で7倍まで成長する(通常のシーフは5倍)
レベル17~20:x6
レベル21~40:x7 - 4レベル毎に1日に1回、「ポイズンウェポン」(毒の武器)を使用可能(レベル1の時点で1回使用可能)
- ポイズンウェポン(毒の武器):次ラウンド中に攻撃を当てるたびに対象の体内に毒を注入し、セービングスローなしで毎秒2ポイント、合計12ポイントのダメージを与えることができる。対象はさらに、対毒セービングスローを成功させない限り、以後4ラウンド間、毎ラウンド1ポイントのダメージを受ける。
短所:
- レベルアップ毎にシーフ技能に15ポイントしか割り振れない(通常のシーフは25ポイント)
- バウンティハンター
特殊能力:罠を仕掛ける能力にボーナス
制限:シーフ技能にペナルティバウンティハンター
バウンティハンターは獲物を追跡し、生け捕りにする能力に長けた、賞金首を狩るハンターである。彼らにとっては依頼者が権力機関であろうが、地下組織のボスであろうが関係ない。任務に対し特別に訓練されたバウンティハンターは敵にまわすと恐ろしい存在になる。罠を仕掛ける能力は平均的なシーフに比べてかなり優れている。長所:
- セット・トラップに+15%のボーナス
- 全てのシーフが仕掛けることのできる罠に加えて、5レベル毎に1日1回(レベル1で1回使用可能)、セット・スペシャルスネア(上級罠をセット)の能力を使うことができる。
- セット・スペシャルスネア(上級罠をセット):敵対する生物が視界内に存在しない時、選択した場所に罠を設置することができる。罠の威力はレベルに応じて強力になり、敵対する生物によって発動する(味方が罠の上を通過しても発動しない)
レベル1:3d8+5の飛び道具ダメージを与え、-4のペナルティで対呪文セービングスローに失敗した場合、5ラウンド動きを遅くする
レベル11:4d8+5の飛び道具ダメージを与え、-1のペナルティで対呪文セービングスローに失敗した場合、5ラウンド動きを封じる
レベル16:対呪文セービングスローに失敗した場合、7ラウンドの間、目標にオティルークス・リジリエント・スフィアがかかる
レベル21:目標にメイズ(迷宮)の呪文がかかる
- セット・スペシャルスネア(上級罠をセット):敵対する生物が視界内に存在しない時、選択した場所に罠を設置することができる。罠の威力はレベルに応じて強力になり、敵対する生物によって発動する(味方が罠の上を通過しても発動しない)
短所:
- レベルごとに各シーフ能力に割り振ることのできるポイントが20技能ポイントしかない。
- スワッシュバックラー
特殊能力:戦闘時にボーナス
制限:バックスタブが使えないスワッシュバックラー
このローグは、軽業師であり、剣士でもあり、また賢者でもある。まさに魅力的で優雅な人物である。長所:
- 1レベルの時点で、アーマークラスに+1のボーナス。5レベルごとに追加でアーマークラスに+1のボーナス。
- 5レベルごとに命中ロールとダメージロールに+1のボーナス
- シーフが使用可能な近接武器をスペシャライズ(2スロット)にすることができる。
- 二刀流スタイルに3スロットを適用できる。
短所:
- バックスタブ能力を使用できない。
- シャドウダンサー(BGEEにて追加)
特殊能力:「ハイド・イン・シャドウ」の強化、「シャドウステップ」
制限:バックスタブの威力低減、シーフ技能にペナルティシャドウダンサー
シャドウダンサーは魔法の力を利用して自らの隠密能力を高める。その類まれな技術を身につけた者たちは謎めいた、危険きわまりない存在であり、通常のシーフではかなわぬほど見事に影のなかに溶け込み、ときにその人間離れした速度で相手に不意打ちをしかける。長所:
- ハイド・イン・シャドウ(隠れ身)およびムーブ・サイレントリー(忍び足)に+10%のボーナス
- ハイド・イン・プレイン・サイト(衆目での隠密):シャドウダンサーは他人の視界内でもハイド・イン・シャドウ(隠れ身)を使用できる
- 1日に1回、および5クラスレベル毎にさらに1回ずつ、「シャドウステップ」(影歩き)を使用できる
- シャドウステップ(影歩き):別次元である影界に入り、周囲の時の流れが止まっている状態で7秒間、自由に移動できる。発動中は攻撃も魔法の詠唱もできない。
- スリッパリーマインド(つかみどころなき精神):セービングスローに+1のボーナス
短所:
- アライメントは非ローフル系に制限される
- バックスタブを使用可能だが、シーフよりもダメージ倍率が低くなる(倍率に-1):
レベル1~4:x1
レベル5~8:x2
レベル9~12:x3
レベル13以上:×4
(通常のシーフは1~4:x2、5~8:x3、9~12:x4、13以上:x5) - シーフ技能にクラスレベル毎に20技能ポイント(レベル1時は30ポイント)しか割り当てることができない(通常のシーフはレベル1時に40ポイント、以後はレベル毎に25ポイント)
- セット・スネア(罠設置)が使用できない
デュアルクラスに必要な能力値:STR(ストレングス)、DEX(デクスタリティ)、CHA(カリスマ)
用途・解説
鍵開け、罠解除、索敵要員。戦闘には弱く、防御力も低いので後衛に置こう。
なお鍵開けはメイジのノック?、罠探知はクレリックのファインドトラップ、索敵はインヴィジビリティ?等、魔法で代用できるが、呪文数には限りがある為通常のプレイならシーフを入れておいて間違いない。
解除しない限り何度でも発動するトラップもあるので、トラップの位置を把握していない初回プレイでのシーフの重要度は高い。
シーフが仕掛けられる罠(スネア)はなかなか高威力の上、1つのエリアにつき7個まで設置できる(設置後は時間経過で消えない)。敵の視界内では罠の設置を行えないという欠点はあるが、敵の登場タイミングさえ知っていれば、「事前に罠を設置しまくって敵対した瞬間に罠発動 → 瞬殺」という(反則級の)行為が可能。つよい。
バックスタブは、ハイド・イン・シャドウを成功させた状態で敵の背後から攻撃すると発動する技で、当たれば大ダメージを与えられる。ただしパウズ・オブ・ザ・チーター?がないと敵を振り切れなかったりするし、シーフのTHAC0の悪さもあり、そう頻繁に使うものではない。が、こちらの姿を確認した瞬間に防御呪文を張る厄介なメイジなどに対しては先制バックスタブが有効。単独武器スタイルにポイントを振り、クリティカルヒットに期待しよう。
ディテクトイリュージョンスキルは、ファインドトラップ中に自動で発動するもので、敵のイリュージョンを見抜いて解除してくれる。メイジ呪文と違って即効性はないが、呪文の節約になるので便利。しかし本作ではイリュージョン呪文を使うメイジと敵対する機会は少ない。
メイジと並んでバードに次ぐ伝承知識(レベル毎3ポイント)のあるクラスなので余裕があればIntやWisにも能力を振っておきたい。ソード・オブ・マイロッホ・ヴェイル(伝承知識+20のロングソード)を持てば鑑定もそこそこできる。
武器戦闘に関してはレベル2毎にTHAC0-1とかなり劣悪。バックスタブはあるもののシングルクラスのシーフではまず当たらない。
シーフ技能のためにDexを高くしているはずなので、遠距離武器の方がまし。武器本体と矢弾で二重に命中ボーナスを入れることができるという点からも推奨できる。
しかし遠距離武器としてはロングボウを使えず、ショートボウは+1を超える武器が(HoWまで)ないので、ほぼ必然的にクロスボウを使うことになる。
魔法のクロスボウの入手はランダムであり、攻撃回数増加のあるものを拾えないと武器戦闘ではほぼ役立たずになってしまう。
BG2では高レベル技能のユーズ・エニィ・アイテム目当てでマルチ or デュアルが推奨されていたが、本作では高レベル技能が無くなってしまった。
それでもシーフは必要経験値が少ないのでレベルアップが早く、シーフ技能はある程度のレベルになれば十分なので、マルチ or デュアルに向いているクラスには変わりは無い。
ファイター/シーフならばTHAC0も申し分なく、ロングボウを使えないという弱点もカバーできる。
BGとの違いは7レベルでイヴェイジョンの特殊能力を取得する点。BG2の高レベル技能と同じ名前だが効果は違い、対ブレスのセービングスローで呪文の効果を完全回避するものとなっている。
対象となる呪文は明確ではないが、セービングスローでダメージを半減できる呪文と思っておけばほぼ間違いないだろう。
敵からの呪文だけでなく、解除(発見)し損ねたトラップで発動するものも回避可能。起爆に失敗したスカル・トラップやディレイド・ブラスト・ファイアーボールの処理にも使える。
・ピックポケットについて
ピックポケットの能力が対象の設定レベルを超えないと「何も持っていない」になり、スリができない?
今作ではピックポケットのアイテムが設定されているキャラは少ない。
主な所では
アランデル(リング・オブ・フリーアクション)
オズワルド(リング・オブ・プロテクション、ネックレス・オブ・ミサイル、若干のポーション)
オリック(アミュレット・オブ・メタスペル・インフルエンス、リング・オブ・フリーアクション)
- キット解説
- アサシン
- バックスタブのためにある職業。7倍ダメージはまさにロマン。また毒の継続ダメージはスペルキャスターの詠唱阻止ともなるため、バックスタブと併せて使うと良い。
盗賊技能ポイントが純シーフの60%と少ない上、バックスタブのためにハイド・イン・シャドウとムーブ・サイレントリーにポイントを振る必要があるので、他の盗賊技能は犠牲にせざるを得ない。装備やポーションでカバーしよう。 - バウンティハンター
- 上級罠は通常罠とは違い、視界内の任意地点へ設置することが出来るため、敵の視界外から罠を設置しての不意打ちをする事が出来る。上級罠は良性能だが、レベル16以降は使い勝手が大きく変化するのに注意。
- スワッシュバックラー
- キットの長所を見る限りでは軽戦士として利用できそうだが、それでもやはり基本はシーフなので前線役としては頼りない。ただし大器晩成型のため、BG2中盤を過ぎたころになると真価を発揮しだす。特に「ユーズ・エニィアイテム」取得後は前衛としての活躍が期待できる。シールドを持てば簡単にACを限界値(-24)まで下げられる点も素晴らしい。ファイターと比べると攻撃回数が劣るが、そこはアイテムや呪文で補強しよう。序盤は戦闘も少しはこなせるシーフとして、終盤は優秀な前衛として働けるだろう。
このキットは強さがわかりやすく、またデメリットが小さいため、シーフキットの中では最も扱いやすい。シーフから他クラスへデュアルする場合も、スワッシュバックラーが定番だ。なおデュアルする際は5の倍数でデュアルすると、キットの恩恵を受けやすい。 - シャドウダンサー
- 敵の視界内からでもハイド・イン・シャドウが行えるのが最大の強み。そのため他キットよりもバックスタブを仕掛けられる機会が格段に多い。またシャドウステップは攻めにも逃げにも使える便利なスキル。使っていて楽しいキットだ。ただ、やはり命中率は気になるのでしっかり補強したい。
シーフ能力に対する種族修正
| 能力 | 人間 | エルフ | ハーフエルフ | ノーム | ハーフリング | ドワーフ | ハーフオーク |
| ピックポケット | 15 | 20 | 25 | 15 | 20 | 15 | 15 |
| オープン・ロック | 10 | 5 | 10 | 15 | 15 | 20 | 10 |
| ファインドトラップ | 5 | 5 | 5 | 15 | 10 | 20 | 5 |
| ムーブ・サイレントリー | 10 | 15 | 10 | 15 | 20 | 10 | 10 |
| ハイド・イン・シャドウ | 5 | 15 | 10 | 10 | 20 | 5 | 5 |
| ディテクトイリュージョン | - | - | - | 10 | - | 5 | - |
| セット・トラップ | - | - | - | 5 | - | 10 | - |
シーフ能力に対するデクスタリティ修正
| DEX | ピックポケット | オープン・ロック | ファインドトラップ | ムーブ・ サイレントリー | ハイド・イン・ シャドウ | ディテクト イリュージョン | セット・トラップ |
| 9 | -15 | -10 | -10 | -20 | -10 | 0 | -10 |
| 10 | -10 | -5 | -10 | -15 | -5 | 0 | -10 |
| 11 | -5 | 0 | -5 | -10 | 0 | 0 | -5 |
| 12 | 0 | 0 | 0 | -5 | 0 | 0 | 0 |
| 13~15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 16 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 17 | 5 | 10 | 0 | 5 | 5 | 0 | 0 |
| 18 | 10 | 15 | 5 | 10 | 10 | 0 | 5 |
| 19 | 15 | 20 | 10 | 15 | 15 | 0 | 10 |
バックスタブによるダメージ修正
| レベル | ダメージ修正 |
| 1 to 4 | 2倍 |
| 5 to 8 | 3倍 |
| 9 to 12 | 4倍 |
| 13+ | 5倍 |
コメント欄
- 無印の時よりバックスタブが有効な相手が極端に減らされてしまったため、キットを選ぶならスワッシュバクラーがオススメ。 -- 2023-11-22 (水) 16:45:41
