T-34 Shielded

フルアーマーT-34！
増加装甲ってロマンだよね
リベットが打たれた部分(砲塔全周＋側面)が増加装甲の張られたところ　
つまりリベットの無い車体正面はノーガードで無印T-34と一緒なんやな…何のための増加装甲か

上から　傾斜装甲に沿う形で配置された増加装甲がよくわかる

お尻にもリベットが打たれているけどここには増加装甲は無し
どうやら自前のリベットらしい

車両概要

・2018年の「クルスクの戦い」イベントの報酬車両
・砲塔と車体に増加装甲がくっついていて空間装甲として機能する

T-34との比較 長所

・HP500とやや高め(T-34より50多い) 16mmの増加装甲で単純に装甲も強化されている　榴弾に対する耐性や撃ってもダメージの無いポイントが存在するなど数字で見えない強みもある
・DPMが死んでいて57mmと比べるべくもないT-34の76mm砲と比べてTier5の主砲としてはまともなDPMと単発を両立できるようになった
・隠蔽・主砲の拡散が少しいい　T-34の初期砲塔がベースなので砲塔がかなり平べったくてコンパクト
・通常弾もAPCRで弾速が速い

T-34との比較 短所

・T-34に比べると増加装甲分3.2t重くなっていて動きもそれだけ鈍くなっている　特に旋回の低下が目立つ
　あくまで「T-34と比べると」ということで同格と比べて特段悪い数字ではないが取れる戦術に違いは出てしまう
・肝心の車体正面に増加装甲が無くがら空き　
　側面は傾斜＋増加装甲でかなり固くなってはいるが昼飯するには正面が薄く
　豚飯するには砲塔が前寄りすぎ＆普通に砲塔を抜かれるので鉄壁にはならない
　逆豚するとちょうどいい砲塔配置に見えるものの後ろ向きだと俯角制限があるので…
　どうも能動的に生かしにくい装甲なんやな
・精度が悪い　本家T-34やシャーマンの76mm砲より少し劣るくらい　

総合すると…

防御力と耐久を高めた代わりに57mmの猛射・高精度と機動力を投げ捨てたT-34という車両
機動戦をしかけてDPMでガンガン削っていったり状況によって高精度を生かした狙撃といったT-34らしい運用はできない
重戦車に混じって真っ向から戦えるほど防御力もHPも高くなってない
とはいえ精度以外はバランスの取れたスペックなのでそれほど苦労はしないはず
貫通が死んでたり機動力が底辺レベルだったりするかわいそうなプレミアム中戦車も世の中には存在するのです
(Tier5マチルダシリーズとかM4A2E4あたりを見ながら)

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