ミンク

Last-modified: 2023-07-07 (金) 10:15:17

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生態

ミンクは、は、食肉目イタチ科ミンク属に分類される哺乳類。
ミンクはカワウソの仲間ではありません。

 

別名:アメリカミンク
英名:American mink
学名:Neovison vison
体長:頭胴長36-45cm、尾長30-36cm
体重:体重0.7-1.0kg
主食:甲殻類、魚類、マスクラット・ネズミなどの小動物など
分布:アラスカやカナダを含む北アメリカ(アメリカ合衆国西南部を除く)を原産地とする。基亜種の模式産地はカナダ東部(ケベック州)と考えられている。ヨーロッパ(アイスランド、アイルランド、イギリス、イタリア、ウクライナ、エストニア、オーストリア、ギリシャ、スウェーデン、スペイン、セルビア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、フィンランド、フランス、ベラルーシ、ポーランド、ポルトガル、モンテネグロ、ラトビア、リトアニア、ルーマニア)、南アメリカ(アルゼンチン、チリ)、ロシア、日本に移入分布する。

 

海岸や河川など水域周辺を中心に生息する。
見た目や生息環境がカワウソと似ている部分も多く、カワウソと誤認されることもある。
行動圏は雄で2-4km、雌で数百mほどで、同性の行動圏は重複しない。
夜行性だが、昼間でも活動することがある。

他のイタチ科の近縁種と比べて、甲殻類や魚類などの水生生物を捕食することが多い。
川魚や、マスクラットやネズミなどの小動物を捕らえ、川岸近くの巣に持ち帰って食べる。

水辺周辺の木の根元や岩の下を巣とする。春に2-10頭の子どもを出産する。
子どもは生後25日で開眼する。
授乳期間は5 - 6週間。
生後8週間で狩りを始めるようになり、秋頃まで母親と過ごす。
生後2年で性成熟する。
寿命は野生では3年ほど、飼育下では10年。

 

国内の動物園・水族館では2カ所見ることができます。

飼育園館

  • サケのふるさと 千歳水族館(きみ、さんま、しじみ、黒の4頭を飼育している)
  • 旭川市旭山動物園