Shining Time Station

Last-modified: 2023-12-04 (月) 15:46:54

Shining Time Station

タイトルShining Time Station
放送日1989年1月29日~1993年6月11日(レギュラー放送)
1995年1月4日~12月18日(スペシャル番組)
説明・アメリカ合衆国で1989年から1993年まで製作、PBS系列局WNETにて放送された子供向けテレビ番組*1
・アメリカの架空の鉄道「インディアン・バレー鉄道」の「シャイニングタイム・ステーション」にて繰り広げられる人間模様などを描く、ドラマ仕立ての番組であり、全70話。第1シリーズから第3シリーズまで制作された。
・各回に『きかんしゃトーマス』がコーナードラマとして挿入された他、パペットによる歌のコーナーやセルアニメによる教養コーナーなどが含まれていた。
・メインキャラクターのミスター・コンダクター役に元ビートルズのリンゴ・スターや俳優のジョージ・カーリンといった著名アーティストを起用したことや、ゆったりとしたテンポ感などの要因から番組は高い人気を得た。
・第1シリーズの平均視聴者数は約120万人、ピーク時には毎週約750万人の視聴者を獲得。また、放送後に6度のエミー賞ノミネートを受けたほか、1993年にはジェミニ賞を受賞した。
・第1シリーズ終了後の1990年にはクリスマススペシャル『'Tis a Gift』が放送され、レギュラー放送終了後の1995年には特別シリーズ『Family Specials』が全4回放送されたが、1996年には番組タイトルを『Mr. Conductor's Thomas Tales』に改め、トーマスを主体とする番組に変更された。*2
・イギリス及び日本では未放映であるが、1991年放送の『きかんしゃトーマス第3シーズンにてフジテレビが製作協力として参加した為、本番組の第2、3シリーズでもフジテレビがエンディングにてクレジットされている。
・近年、ブリットは共同プロデューサーであったリック・シゲルカウ氏と共に、番組のDVD化やテレビでの再放送を目指しているが、シゲルカウ氏はマテル社が番組の権利を所有していることを2021年に明かしており、同社の現在の方針ではシリーズがDVD化される可能性は非常に低いという。

*1 ブリット・オールクロフトはイギリスでの『きかんしゃトーマス』の成功を受け、1980年代後半にアメリカ進出を目論んだ。しかしトーマスのみではアメリカでの放送枠を獲得することができなかった為、新たに30分の子ども向け番組を製作し、その中でトーマスをコーナードラマとして放映することとなり、ブリットはアメリカ人プロデューサーであったリック・シゲルカウと共にシチュエーション・コメディ風の子ども向け番組を企画した。
*2 その後、2000年には本番組を題材とした映画『劇場版 きかんしゃトーマス 魔法の線路』が公開された。