きかんしゃトーマス

Last-modified: 2021-12-07 (火) 15:40:27
日本版タイトルきかんしゃトーマス/きかんしゃトーマスとなかまたち
英語版タイトルThomas & Friends/Thomas the Tank Engine & Friends/Thomas the Tank Engine
説明・絵本シリーズ『汽車のえほん』を映像化したTVシリーズ。1984年より英国で放送開始。
・1979年、イギリスの女性放送作家ブリット・オールクロフトは、蒸気機関車の鉄道文化を題材とした5分のドキュメンタリー番組の制作を企画していた。
・英国鉄道に関する多くの文献を読んでいた所、『汽車のえほん』の原作者であるウィルバートの息子であるクリストファーが執筆した書籍と巡り合い、交渉の末に番組の制作へと繋がる。
・映像化には否定的であった原作者を説き伏せる点から制作に奔走。
・様々な映像化方法の中から、予算を考慮した上で最終的に、嘗て『サンダーバード』の制作にも関与したデヴィッド・ミットンの案によって鉄道模型を使用した人形劇としての映像化が決定された*1
・絵本執筆当時の鉄道情勢や、ウィルバートが拘った実在するかの様に設定される緻密な世界観は、幼児向け番組という枠組みの中でも出来る限り尊重された。
第1シーズンの放送後に、本作は英国から数々の賞を受賞する等非常に高い評価を受けた。
・然し、テレビシリーズの放送に際しては、原作のエピソードのみを映像化する契約になっていた為、第1シーズンの放送から2年後に制作された第2シーズンの時点で、原作不足という問題が浮上する。
・原作者とその息子であるクリストファーは、テレビシリーズの為に新規の作品を書き下ろす等、協力的な姿勢で本作に関わっていた。
・然し第3シーズンにおいて、当時の技術や予算の範囲で映像化が可能な作品が足りなくなってしまった。
・そこで第3シーズンでは出版社から許諾を得た上で、ブリットやデヴィッドが創作した作品*2も併せて放送されたが、鉄道考証が全く成されていない内容にウィルバートは激怒する。
第4シーズンでは技術の向上により、かつては映像化が不可能だった一部の作品群が次々映像化され、放送ラインナップの大半を占める事となる。
・ブリットによって創作された作品は1話のみ挿入されたが、それにも原作者は不満の意を述べている。
第4シーズン放送後の1997年3月21日にウィルバート・オードリーが死去、それに伴って契約が改定された為に第5シーズン以降からはテレビオリジナル作品での展開にシフトする事となる。
第3シーズン及び第4シーズンの件もあり、原作者の意向を重く受け止めたブリットは、第5シーズンの制作には鉄道関係者をアドバイザーに招き、実在の鉄道で実際に起こった事等を脚本に反映する制作体制をとった。
・2000年に公開された『きかんしゃトーマス 魔法の線路』が失敗に終わり、監督を行ったブリット・オールクロフトが自ら責任を取る形で『きかんしゃトーマス』の制作から手を引いた。
・その後、『ヒット・エンターテインメント社』(以下:ヒット社)がブリット・オールクロフト社を買収。
第7シーズン迄は従来の番組制作スタイルが踏襲されたが、第8シーズンからはヒット社の制作方針で番組制作スタイルを一新した新シリーズが制作される様になった。
・2009年以降は制作費等の問題から制作形態が3DCGアニメーションに変更される事となり、カナダのCG製作会社『ナイトロジェン・スタジオ』へと制作体制が移管された。
・英米では第12シーズンまでナレーターによる朗読形式で、長編第4作よりキャラクターボイスを声優が担当するようになった*3
・尚、第16シーズンを以ってナイトロジェン・スタジオはCG制作から撤退し、第17シーズンからアーク・プロダクション(現:ジャム・フィルド・トロント)がCG制作を行っている*4
・2011年10月24日、アメリカの玩具メーカー、マテルがヒット社を6億8000万ドル(約518億円)で買収すると発表。ヒット社はマテル傘下の子会社となる。
・尚、長編第13作以降、ヒット社はマテルの映像制作部門である『マテル・クリエイションズ(現:マテル・テレビジョン)』に部門吸収される形で制作が移管されている。
・その後、第24シーズン限りでジャム・フィルドでのCG制作が終了、同シーズンをもってシリーズの制作が一旦終了となり、新シリーズとして『All Engines Go』が開始する事となった。


短編作品(人形劇
シーズン英国放送日本放送日本放送局制作会社
クラシック・シリーズ
第1シーズン1984年1990年フジテレビクリアウォーター・フィーチャーズ
第2シーズン1986年1991年
第3シーズン1992年ブリット・オールクロフト社
第4シーズン1994年1995年
第5シーズン1998年1999年
第6シーズン2002年2002年~2003年ガレイン(トーマス)社
第7シーズン2003年2004年ヒット・エンターテインメント
新シリーズ
第8シーズン2004年2006年~2007年フジテレビヒット・エンターテインメント
第9シーズン2005年2008年テレビ東京
第10シーズン2006年2008年~2009年
第11シーズン2007年2009年
第12シーズン2008年未放送*5


短編作品(CGアニメ
シーズン英国放送日本放送日本放送局制作会社
CGシリーズナイトロジェン・スタジオ制作)
第13シーズン2010年テレビ東京ヒット・エンターテインメント
第14シーズン2010年2012年~2013年NHK Eテレ
第15シーズン2011年2012年
第16シーズン2012年
CGシリーズアーク・プロダクション制作)
第17シーズン2013年~2014年NHK Eテレヒット・エンターテインメント
第18シーズン2014年~2015年2014年~2016年
第19シーズン2015年~2017年2015年~2016年
第20シーズン2016年~2017年
CGシリーズジャム・フィルド制作)
第21シーズン2017年~2018年NHK Eテレマテル・クリエイションズ
BWBAシリーズジャム・フィルド制作)
第22シーズン2018年~2019年2019年~2020年NHK Eテレマテル・クリエイションズ
第23シーズン2019年2020年マテル・クリエイションズ
マテル・テレビジョン
第24シーズン2020年2021年マテル・テレビジョン



日本国内のみにおける長編作品


劇場用作品
タイトル英国公開日本公開
魔法の線路2000年
実写映画(名称未定)未定
The Adventures of Thomas制作中止


スピンオフシリーズ
シリーズ英国公開制作会社
Jack and the Sodor Construction Company2006年ガレイン(トーマス)社
ヒット・エンターテインメント
All Engines Go2021年~マテル・テレビジョン


関連番組
シリーズ米国放送
Shining Time Station1989年


スペシャル作品
作品名米国公開
Bubbling Boilers2016年
Return to Sodor2020年





特別番組
番組名日本放送日本放送局
きかんしゃトーマスとイギリスのたび1992年フジテレビ
なつやすみスペシャル2001年フジテレビ721
クリスマススペシャル2001年フジテレビ721
ポンキッキ30周年スペシャル2003年フジテレビ
サタキッズLIVE完全版2004年フジテレビ721
ミュージカル きかんしゃトーマスとなかまたちスペシャル2005年フジテレビ
~蒸気機関車は生きている~2005年TBS
きかんしゃトーマス スペシャル2007年フジテレビ
「ソドー島の夏まつり」オススメ2009年テレビ東京
この夏トーマスに会いに行こう2009年テレビ東京
きかんしゃトーマスがやってきた2012年Eテレ
クリスマススペシャル20122012年Eテレ
ウインタースペシャル2013年Eテレ
クリスマススペシャル20142014年Eテレ
クリスマススペシャル20152015年Eテレ
きかんしゃトーマスのヒミツ旅 誕生70年 世代を超えたおくりもの2015年NHK総合
キャラクタースペシャル~トーマス編~2016年
2017年
2018年
Eテレ
キャラクタースペシャル~パーシー編~2016年Eテレ
キャラクタースペシャル~ジェームス編~2016年Eテレ
クリスマススペシャル20162016年Eテレ
キャラクタースペシャル~ヘンリー編~2017年Eテレ
キャラクタースペシャル~ヒロ編~2017年Eテレ
クリスマススペシャル20172017年Eテレ
キャラクタースペシャル~トビー編~2018年Eテレ
キャラクタースペシャル~エドワード編~2018年Eテレ
キャラクタースペシャル~トップハム・ハット卿編~2018年Eテレ
クリスマススペシャル20182018年Eテレ
「きかんしゃトーマス」新シリーズ直前スペシャル2019年Eテレ
「きかんしゃトーマス」ワールドスペシャル~インド編~2019年Eテレ
「きかんしゃトーマス」ワールドスペシャル~中国編~2019年Eテレ
「きかんしゃトーマス」ワールドスペシャル~オーストラリア編~2020年Eテレ
「きかんしゃトーマス」ワールドスペシャル~ブラジル編~2020年Eテレ
「きかんしゃトーマス」ワールドスペシャル~イタリア編~2021年Eテレ


その他の番組
IQサプリ
ネプリーグ





*1 尚、デヴィッド・ミットン第1シーズンから第7シーズン迄、監督を務めた。
*2 これらの作品は契約条件を満たす為、雑誌やファンブックに先行して掲載している。
*3 日本では第1シーズンから現在に至るまでキャラクターボイスを其々の声優が担当している。
*4 2016年8月に破産宣告をしたが、すぐに営業を再開し、ジャム・フィルド・トロントという社名でCG制作を再開した。
*5 但し、一部エピソードは公開済み。