トワイライトタウンの通常曲の一つ。開発中の曲名は「11F/トワイライトタウン/フィールド」。
意味は「気怠い午後」。
「授業とかかったるいわ~。」「テストとかマジ勘弁だわ~」等とボヤく学生の声が聞こえてきそうな一曲。
シリーズ中でロクサス操作時には大抵この曲を聴く事になる。
下村氏がインタビュー等で「KHシリーズで制作に苦労した曲は?」と問われると必ず真っ先に挙げる曲。
自信満々で提出してもリテイクになり、リテイクを出された回数は6回にも及んだ。
野村ディレクターにリテイクの理由を尋ねても「黄昏感が足りない」と言われ、「黄昏感って何!?」と途方に暮れながら、夕暮れ時の川辺を散歩したり、窓から夕日を見たりしてイメージを膨らませ、ようやく完成にこぎ着けたようだ。
- ディレクターは作曲のイメージが縛られるのを防ぐために「○○(曲の名前)みたいに」と具体的な指示を出すのは控えているが、最終的にこの曲についてはイメージする曲名を出したところ1回でOKが出たらしい。
ディレクター・コンポーザーがこだわり抜いた黄昏感を、存分に堪能しよう。
「Piano Collections KINGDOM HEARTS FIELD & BATTLE」では「Sinister Sundown」と共にピアノアレンジが収録されている。
COM
トワイライトタウンのBGMとして聴ける。
ソラもプレイヤーもこのワールドに来るのは初めてなので、黄昏感よりも困惑が先に来るかもしれない。
基本的にロクサス操作時にしか聴けないこの曲がソラ操作時に聴けたのは、このトワイライトタウンが「ロクサスの記憶」からなるものだったからだと思われる。
KHII
プロローグのロクサス編は全編トワイライトタウンで進行する(3rd DAYのめざめの園を除く)ので、非戦闘時は基本このBGMが流れる。
ただし6th DAYになると異変が本格化し戦闘時以外のBGMが消える上、そのままロクサス編が終了してソラ操作に代わるとトワイライトタウンのBGMは「The Afternoon Streets」になるので、聴けるのは5th DAYまで。
Days
ロクサスを主人公としているため、引き続きトワイライトタウンの通常曲として登場。
ストーリー最終盤では活動拠点が存在しなかった世界からトワイライトタウンに移り変わるので、やり込みプレイをしていると嫌でも耳に入ってくるようになる。
ミッションモードではソラも操作できるが、BGMが変更されるということはない。
KHIII
今回のトワイライトタウンはソラ操作でのみ訪れることができるため、BGMは「The Afternoon Streets」で固定。
幽霊屋敷に訪れた時のイベント中にこちらが流れる。
MoM
ワールドトリップでは、「もうひとつのトワイライトタウン」のフィールド曲として収録されている。