日高剛のオリックス時代の別称。
経緯
2010年にオリックスの監督に就任した岡田彰布は正捕手の日高のリード面を評価しておらず、投手陣が炎上しては日高を批判し、翌日以降に鈴木郁洋や伊藤光を起用、場合によっては日高を二軍降格させる光景が相次いだ。
上記の状況を見かねた日高ファンが
「どうせ今日の試合も日高のせいで負けたって言うんだろ」
と拗ねたのをきっかけに、オリックスが試合で負ける度に「戦犯日高」と書き込む流れが定着。しかも「戦犯界の至宝」と認定されたため、試合出場がなかろうと二軍で一塁を守っていようと、一軍戦の戦犯として扱われる。
記事
- Bs岡田監督「打たれ過ぎ」11失点…日高2軍落ち 2010年4月22日 対日本ハム戦
<日本ハム11-1オリックス>今季最多の2ケタ11失点の完敗だった。またも弱点の投壊で昨季から続いていた日本ハム戦の連勝も「6」でストップ。お得意様相手にも屈辱を喫した岡田監督が怒りをあらわにした。
「打たれ過ぎやろ。毎試合で2ケタ安打を打たれている。それはベンチの責任かもしれんけどな。それはわからん」
試合後のコーチ会議で岡田監督は緊急の入れ替えを決断した。敗因に加えて被安打の多さはバッテリーの責任として菊地原に加えて正捕手・日高の2軍降格を決定。「バッテリーを含めてな。打たれ過ぎ。考えられへんよ」。引責で選手会長を抹消する大ナタを振るった。
きょう23日には辻捕手と左腕の吉野を昇格させることを決めた。13勝12敗でまだ貯金1。岡田オリックスが再加速へ断を下した。
- タイトル不明(元記事消失。スポナビ系?)2010年6月20日 対日本ハム戦*1
岡田彰布監督は1失点ながら早々と降板させた近藤について「ストライクが入らないんやから…。もう少し考えてリードせなな」とあきれ顔。
大量8失点の阿南には、「左投手が左打者に四球、死球ではどうにもならんよ。あそこを(日高が)助けたらな。そらぁ、入れ替えよ」と捕手共に2軍落ちを明言した。
打線も4安打とつながらず、岡田監督も「ここからオールスターまでが肝心なのに…急におかしくなってきたな」と首をひねった。
- Bs小松、炎上4回8失点…日高2度目の2軍降格 2010年7月17日 対ソフトバンク戦
<ソフトバンク9-2オリックス>無残な大炎上で砕け散った。先発の小松が4回8失点KO。序盤の大量失点が響き、3連敗で借金は3に膨れた。またも大敗で敗れた岡田監督は5度も「分からん」の言葉を繰り返した。長年プロ野球界で生きてきた将が困惑の表情を見せる“異常事態”が起こった。
「下位打線で、しかも2死から。分からん。オレの頭の中にないことが起こる。オレがどうしたって聞きたいぐらいよ」
2回2死から連打と四球で満塁。フルカウントから田上に投じた7球目。甘い真ん中への速球を右中間へ3点二塁打されるなど5点を先制された。4回も2死から田上には左翼へ、本多には右翼へ運ばれるなど3失点。同じ過ちを繰り返した。
それでも試合後のコーチ会議で指揮官は小松を擁護した。「投手がかわいそうや」。先発右腕が好調と判断。ただ大乱調が起こった、その引き金は捕手・日高の配球ミスであると指摘。そのため正捕手に今季2度目の2軍降格を命じた。この日、関西地方は梅雨明けした。しかし低迷が続く岡田オリックスに、晴れ間は見えてこない。
- オリ・岡田監督、日高の配球にまたカミナリ 2011年3月16日 対阪神戦(練習試合)
オリックス・岡田監督が、また日高にカミナリを落とした。
合同実戦練習の初回に右中間二塁打を打たれたマートンに、同じ直球で2回に右中間本塁打を許した*2。3回からは懲罰でベンチへ。「(木佐貫は)何も心配してない。打たれる原因がはっきりしてる」と、外一辺倒の配球に怒りをぶちまけた。
関連項目
Tag: オリックス