越智大祐(元巨人)の蔑称。野球ch・なんJにおける戦犯の元祖。
2008年日本シリーズ最終戦で見せた、敗退を決定付ける投球が由来。
経緯
2008年、巨人対西武の日本シリーズ第7戦における出来事。
越智は巨人1点リードの7回に登板し無失点に抑え、8回も続投する。しかし当回において
- 中村剛也・野田浩輔に連続四球を与える。
- 平尾博嗣(前打席でもヒットを打たれている)に適時打を浴び2-3。
と、被安打1で勝ち越しを許す。これが決勝点となり巨人は敗退。敗戦投手の越智を揶揄する本呼称が誕生し、最終戦の重要な局面で四死球から自滅したインパクトの大きさや語呂の良さから定着した。
補足
「戦犯」扱いされた越智だが、同年の日本シリーズ成績は5試合・7回2/3で防御率2.35とむしろ活躍した側だった。
実際の敗因としては第2・6戦に先発した高橋尚成(7回1/3・防御率6.14)、西武が苦手なセス・グライシンガー(第4戦で5回5失点)の炎上を始めとする先発投手の誤算や、チーム打率.201と野手陣が西武の投手陣に徹底的に抑え込まれたことなどが大きい。また、越智自身も回またぎの被害者とする声もある。
しかし当シリーズの強烈な印象は薄れることなく
- 「フレンドパーク戦犯越智」
- 「90勝到達戦犯越智」
- 「内海の二桁勝利戦犯越智」
- 「V逸戦犯越智」
- 「11試合連続2桁被安打戦犯越智」
など、越智は様々な場面でネタにされる羽目となった。
派生
「戦犯」の浸透に伴い、NPB内外を問わず様々な場面で派生ネタが発生した。