メイヴ
Last-modified: 2020-06-05 (金) 17:47:12
メイヴ【めいヴ】
- 妖精の女王。G23から名前のみ登場する。
詳しい事は語られていないが、人間に大きく失望しコナフタ大陸へ移り住んだ。
その際に冥王ケルヌンノスから冥界を支配する力を渡されている。
- これはメモリアルタワー崩壊後の出来事なのでそんなに昔の話ではない(G17~G20の間)
- アルジェラが販売している書物「白鹿の話」と関連があるようだ。
出典
- ケルト神話のアルスターサークル、通称アルスター伝説の登場人物。コノートの女王。名は「酩酊」「放蕩」の意。
コノートは現在のアイルランド北西部のあたりと言われている。
- 夫であるアリル・マク・マータとの財産の自慢合戦「クーリーの牛争い」で登場し、後にクー・フーリンの死に間接的に関わることになる。
- 女性の持つ多面性「処女」「母親」「老婆」を内包し、刹那的で恋多き乙女でありながら許容性と包容力を持ち、一方で全てに対し諦観して退廃的でもあるとされる。
- クーリーの牛争いにおいて敵として対峙したクー・フーリンを「敵」として激しく憎悪しながら、その強さと美しさを「異性」として惹かれるという複雑な感情を抱いていた。
しかし当時のクー・フーリンはまだ(いろいろな意味で)若かったため、メイヴのラブコールをスルーした挙げ句「女を手に掛けることはしない」と歯牙にもかけられなかった。
これに女王としてのプライドを著しく傷つけられたメイヴは愛憎が逆転。「自分のものにならないならいっそ…」とクー・フーリンを罠にかけてしまう。
- のちに家族を処刑された男の復讐でチーズを頭にぶつけられて死に至る。