ラグリンネ

Last-modified: 2020-11-03 (火) 22:29:06

ラグリンネ【らぐりんね】(NPC)

男兄弟の中に生まれた、ボーイッシュな女性。演奏が好きで船に詳しい。多才だが戦闘は苦手。リーダーシップがある。CVは喜多村英梨氏。

パートナー

パートナー概要

  • 昨今でのエリンでは音楽バフスキルの有用性が大いに理解され、戦術の一つとして定着しているが、初期状態で(ランクは低いものの)すべての音楽バフスキルを習得しており、レベルアップと連動してランクが向上していく。
    • その支援能力は他のあらゆる同行キャラクターと一線を画しており、大半のものが召喚攻撃のみ注視されているものと異なった「持続的な支援」を実現している。
      その支援能力はただ戦闘のみにとどまらず、生産や採集での支援、移動の支援など多岐に渡る。しかも驚くなかれ、合奏まで可能となっている。
    • 反面、支援特化という面から直接の戦闘は不得手。一通りの攻撃スキルは持っているものの、メイドや執事と比較するとINT以外のステータスの伸びは悪い。魔法もヒーリングしかないのでプレイヤーが守ってあげよう。
  • 販売物は音楽パートナーということで音楽に関連のあるものに限られる。NPC売りの楽器全般、楽譜、書籍となっており、食品や雑貨は扱っていない。期間限定だが、1日1回パートナー専用装備解除ポーションが販売されていた。
  • 音楽バフスキルを習得していないプレイヤーにとっては(伝わりにくいところだが)その支援能力は非常に強力で、攻撃力の向上や回復力アップといった直接戦闘に関わるものはもちろん、複数の敵を寝かせて各個撃破というオンラインゲームの鉄則とも言うべき戦術、すなわち戦術のセオリーにも変化をもたらしうるというポテンシャルを秘めている、とまで言ったら褒めすぎだろうか?
    • 一方、プレイヤーが音楽バフスキルを高レベルで習得している場合、比較して彼女の有用性は下がってしまう。これはによって装備に関係なく音楽バフスキルを発動させられるという現在の仕様と、ラグリンネは才能ボーナスを受けられないという致命的なデメリットに起因する。
      音楽バフスキルの効果はグランドマスター才能でも+5にすぎないため、改造済みの楽器をもたせれば、音楽バフスキルの効果そのものは(ランクが同じなら)改造済み楽器+ラグリンネの演奏効果は楽器を持たないプレイヤーの歌とほぼ同一になる。
    • だが、才能ボーナスによって得られる効果時間は最大+50(秒)というかなり大きい。ラグリンネはこれを受けられないため、音楽バフスキルのかけ直しが頻繁になることはもちろん、子守唄による寝かし時間が1分近くも違ってしまう。これは音楽を戦術に組み込んでいるプレイヤーほど悩ましい問題となっている。
  • ブリアナの評判を上げる際に、他のプレイヤーキャラクターに頼らない場合、ラグリンネが必須になる。

その他、パートナーの仕様に関してはこちらを参照→ パートナー

ラグリンネ独自の性能

  • しゃべる
    桑島ロナ&千葉パンに始まり、マビノギではこれまでにボイスアクターが充てられたキャラクターは存在していたが、それは基本的にはイメージの話であり、アクター達の声がゲーム内で再生されることはなかった。しかし、今回のラグリンネはゲーム内のキャラクターとして確定された声色が設定された初の例となる。
    • NEXON777 SLOT mabinogiでは女神モリアンなどがキャラクターボイスが設定されていたが、これはあくまでもスピンオフとしてのもので、公式にゲーム内で登場する例としては確定したものではなかった。ナオやモリアンなどは声が充てられていても不思議ではなかったが、キャラクター性を狭めるとして例外なく取り入れられてこなかった。
    • 我々の喜多村英梨(キタエリ)さんである。
  • キャラクターの1枚絵がある
    会話時に通常のNPC同様に美麗な1枚絵が表示される。といっても、「ラグリンネ」としてのグラフィックのため、外見を変えてしまっている場合にはものすごい違和感があり、せめて表示と非表示を切り替えできるようにして欲しかった、という声もある。
    なお、ラグリンネの顔パーツはすべてラグリンネ専用となっており、プレイヤーはもちろん他のパートナー達で用いることはできない。
  • かわいい
    支援特化ということは無関係ではないと思われるが、とにかくプレイヤーを応援してくれる。喜多村英梨さんの声も再生されるとあって、不思議と元気になる気がするプレイヤーも少なくないはず。支援パートナーというより、応援パートナーとでも称するほうが正しいか?

NPC

  • 2016年に期間限定で行われたサーオィンイベントの登場人物。「メリル」と名乗るサバサバした冒険家。サーオィンはハロウィンの起源でもある。
ネタバレ

サーオィンイベント

  • 第1楽章
    シェナンが悪霊に取り憑かれて様子がおかしくなってしまい、クリステルにシェナンの調査と悪霊からの解放を依頼される。ラビダンジョンに封印されていた鏡の羅針盤を持ち出すことによりシェナンは解放されるものの、クリステルは何者かのなりすましであり羅針盤を奪われてしまう。
  • 第2楽章
    ケアン港のこの世とあの世の境があいまいになり、海上に船団が現れた。ミレシアンは悪霊の真実を知るため、メリルと協力して船団を調査する。

概要

  • エリンに向かう船団の第三艦隊の指揮権を彼女の祖父のセーラから任されていた。宴会場ではよくハープを演奏し盛り上がった。しかし、彼女の父がクーデターを起こしてセーラを殺害する。彼女がクーデターを阻止しようとしたことを父に知られてしまい、信頼していた弟たちにも裏切られた結果、ラグリンネと第三艦隊の隊員は羅針盤を奪われ彼女の船団は孤立。最終的には崩壊してしまい全員死亡した。
  • サーオィンに羅針盤の力で復活、ミレシアンを殺害して仲間を生き返らせようとした。シェナンを誘導し、クリステルになりすましていたのは彼女だった。本名を名乗り、生前の姿でレイピアを持って戦う。
    • 戦いの途中で、死者が生者を苦しめたところでなにも意味のないことに気づき、ミレシアンを逃す。艦隊をあの世に戻すために激怒するセーラの亡霊に説得を試みるものの失敗、不意打ちを食らい倒れてしまう。この時のセーラの発言から、もしかしたら後のストーリーにこの事件が絡んでくるかもしれない…。
  • 全てが終わった後、クリステルは羅針盤の破片の一部をミレシアンに持たせ、他の欠片は封印することで羅針盤の封印を二度と誰にも解かせないようにした。
  • 航海日誌を読み上げる場面以降はボイスが流れるようになる。パートナーと同様に、カットシーン等の声優によるキャラクターの声当てはマビノギでは初めて。
  • 生前の姿はカールの赤髪で、眼帯を装着している。
  • 変身能力がある。生前の姿はそれほど嫌ではないらしく、わりとノリノリである。
  • 後日、ミレシアンの元に戻ってきた姿が、パートナーとしての彼女である。
  • 彼女たちの素性はイベントでは特に語られなかったが、ツイッターのPRで「古代パルホロン族の野望を阻止しろ」という旨の文言がある。イベント後半の描写から彼女がパルホロン族であることの推測は可能だったが、言ってしまってよかったんだろうか…。
  • 実は刺青と同じ模様がドラマで登場している。この事からイリアの先住民と思われる。
    恐らくドラマ2で言及されたヴァン族の元奴隷だろう。
    つまり、クーデターを起こした父親の一派が、ティルコ住民の先祖のパルホロン族のそのまた先祖という事に…。
    • 無事だった唯一の艦隊に所属していた一族は、生き残ってエリンに到着し、そのまま暮らしているらしい。
  • パルホロン族出身である、一度はミレシアンと敵対する、のちに姿を変え同行キャラクターとして登場する、その際に音楽と関係した特性を持っている……などなど、ある人物となぜか共通点が多い。