[磐像坐す儁童]ギョクラン
プロフィール
生まれつき仙術師の才能に恵まれた天才児。常人であれば数十年をかけて会得する技術も、遊び感覚かつ数ヶ月で習得してしまった。
天賦の才と年相応の全能感から、誰であろうと舐めてかかる生意気な性格。しかし自分を育ててくれた師匠のみは例外であり、また彼と似ていると認めた人には敬意を払う。
「えぇ~、『キ』もとりこめないの~?」
- 綴り(一例):Gyoku-Ran/玉蘭
- 出身:少数民族の国
- 性別:女
- 年齢:11歳
- 職業:仙術師
- 武器:石巌仙像
- 趣味:いたずら、修行
- 性格:むじゃき
- 一人称:あたし
- 実装日:2021年5月21日
ユニット情報
- レア:☆5
- 属性:風
- 武器種:突撃
- リーチ:前衛
ステータス(外部リンク)
容姿
- 背景なし
- 立ち絵
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- SD
- 表情差分
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- 外見特徴
- 容姿:
- 服装:
- 武器:
- 鈴:
- イラスト・Xへのリンク
ユニットイラスト ユニスト紹介
詳細
- 名前の由来
玉蘭:ハクモクレンの漢名。 - 2つ名
- ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折り畳み)
<洞窟>
メルク「ユウさん、もうすぐなのですよ。依頼にあったモンスターがいる場所は!」
ユウ「やっとか……。でかかったなぁ、この洞窟。」
メルク「なのですよ。もう入ってから随分時間がたって……、」
メルク「みゅ!?」
ユウ「どうした!? モンスター……、」
ユウ「か!?」
メルク「こここ、これはどういうことなのです!? ユウさん、説明を! 私は説明を求めるのですよ!」
ユウ「俺にわかると思うか!? な、なんだって洞窟いっぱいに……、」
ユウ「俺の石像が乱立してるんだよ!?」
メルク「すごいのです。一つとして同じユウさんがいないのですよ……。」
メルク「みゅみゅ! こ、こんなポーズまで!」
ユウ「見ないでえ!」
メルク「まさか謙虚さと日常生活での積極性の無さで、ご近所には評判なユウさんが、こんな自己顕示欲を抱えていたなんて!」
メルク「私はそれに気づかないで……。言ってくれたら! 言ってくれたらいくらでも、チヤホヤしてあげれたのですよ……っ!」
ユウ「違うからな? 決して。」
メルク「ユウさんは、よくやっているのですよ……。」
ユウ「満たされてるから! ありがとな!」
「ぷーくすくすくす……。おろかおろか。見た目通りおっろかあ。」
ユウ「な、なんだ? 誰かに、露骨に小馬鹿にされたような……、」
「そーれ、おどろかせてやれー!」
「ガタガタガタガタ!」
メルク「みゅ!? せ、石像が! 大量のユウさんの石像が! 動き出したのですよー!?」
ユウ「ぐぎゃー! バンダナの伸びてる部分を引っ張るな!」
ユウ「でも、確かにこれはいったい……、」
「いい歳してるのに慌てふためいちゃって!ぷくくく、なさけなーい!」
ユウ「女の子の声……?」
ユウ「誰だ! これは君の仕業なのか!?」
「うえ~。お兄ちゃん、がっつきすぎー。」
ユウ「が、がっつき……?」
「まー、力の差は理解できたと思うしっ。これ以上怖がらせちゃ、カワイソウだしー。いいよ、特別サービス! 見せてあげちゃう。」
ギョクラン「あたしの姿をー!」
ユウ「おわぁあああああ!?」
メルク「きょ、巨大な石像が落ちてきて……!」
メルク「あんなポーズのユウさんの石像を、踏んづけてしまったのですよー!」
ユウ「地味にショック!」
ユウ「けどその石像……。やっぱり、俺の石像を作ったのは君か!」
ギョクラン「にひひひ、大正解! 洞窟に入ってくるのが見えたから、ちょーっと遊んであげたのよ。」
ユウ「洞窟に入ってって……、ここに来るまで一時間だぞ!?」
メルク「そんな時間で、こんなにたくさん石像を彫るなんて無理なのですよ!」
ギョクラン「ぷぷぷー、ボンジンはカワイソー。そんなシャクドで生きてるなんて!」
ギョクラン「石像なんて、目をつむってても作れるんだから! それそれ、そーれ!」
メルク「みゅみゅ! ほ、本当なのです。あっという間に、今度は私の石像が!」
ユウ「な、何者なんだ……。」
ギョクラン「え、あたしのことを知らないの? 信じらんな~い! 今まで何を楽しみに生きてきたの~?」
ユウ「自信がすごいな!」
ギョクラン「しょうがないな~。世間知らずのお兄ちゃんお姉ちゃんに教えてあげる!」
ギョクラン「あたしはギョクラン。今も昔もこれからも! 一番いけてる、仙術師サマなんだから!」
ユウ「せ、仙術師……。」
ギョクラン「はぁーあ。やっぱり、無知なシモジモの者と話すのは疲れちゃうわ。吸ってる空気が違うからしょうがないけど。」
ギョクラン「ねぇ、お師匠ちゃん!」
ギョクラン「マイキュート弟子ノ、イウトオリダゼ。」
ギョクラン「うひゃーん、お師匠ちゃんったら! シモジモの前よー、恥ずかしー! もっと言ってー!」
メルク「腹話術で盛り上がっているのです……。」
ユウ「器用な子だな……。」
ギョクラン「む。なんだか気に入らない目!いいのかな? ギョクランちゃん怒っちゃいますよ? 怒るとあたし、天変地異とか起こしちゃうけど!?」
ユウ「脅しの規模がでかいなぁ!」
ユウ「わ、悪かったよ。別にギョクランのことを悪く言うつもりは……、」
ギョクラン「べー! シモジモのボンジンのくせいに、馴れ馴れしく呼ばないでよねー!」
ユウ「どうすれば正解だったんだよ……。」
メルク「今のは最高難易度なのですよ。しょがないのですよ……。」
ギョクラン「はぁーあ、フユカイ! 姿を現すなんて、サービスしすぎたわ!」
ギョクラン「もういい、あたしの質問にだけ答えてなさい!」
メルク「し、質問なのです?」
ギョクラン「そうよ、シモジモ! 見たことがあるなら白状しなさい。この石像そっくりの仙術師……、」
ギョクラン「あたしのお師匠ちゃんを!」
メルク「お師匠ちゃん……というと、ギョクランさんの師匠、ということなのです?」
ギョクラン「そう! 超優秀ゆえに理解者のいないあたしの、世界で唯一対等な人……。」
ギョクラン「そのお師匠ちゃんを模したのが、この石像よ!」
ギョクラン「マイプリティ弟子ノ、イウトオリダゼ。」
ギョクラン「ふふ、そっくりすぎて、我ながら照れちゃう……。」
メルク「そっくり……。」
ユウ「……こんなに巨大で。」
ギョクラン「うん!」
メルク「腕が四本あるのですが……。」
ギョクラン「あたしの記憶に狂いはないわ!」
ユウ、メルク「……。」
ギョクラン「ぎぃー! フユカイな目! もういい、二度と遊んでやらないから!」
ユウ「あ、待てギョクラン!」
「エッチ!」
ユウ「名前呼んだだけだろ! そっちはダメだ、癒されてないモンスターがいる!」
ギョクラン「モンスター?」
ギョクラン「ぷぷぷ、そんなのにビビってるなんてダッサ~。見た目通りの貧弱マンだわ!」
ギョクラン「そうだ、見てなさい! あたしがモンスターを蹴散らせちゃば、もうあんな目もできないでしょっ!」
ギョクラン「さぁ行けー、お師匠ちゃーん! シモジモの者に思い知らせてやるのよー!」
「マイベスト弟子ノ、イウトオリダゼ。」
ユウ「あ、ギョクラン!」
メルク「本当にまずいのですよ、ユウさん! 私たちだって今回は様子見だけの予定なのです! なんといっても今回依頼されたモンスターは……!」
ユウ「ああ、ただでさえ強いフレイムドラゴン……、」
フレイムドラゴン「グォオオオオオオ!」
ギョクラン「に、二体ぃいいい!?」
ギョクラン「き、聞いてないわ! 反則反則! 大反則よ、こんなのー!」
ギョクラン「マイエモ弟子ノ、イウトオリ……、」
フレイムドラゴン「グォオオオオオオ!」
ギョクラン「お師匠ちゃん! このぉ、お師匠ちゃんが喋ってる途中でしょうがあ!」
「グルルル!」
フレイムドラゴン「グォオオオオオオ!」
ギョクラン「うぎっ! ダ、ダメ……。二体同時じゃ、防ぐのに精一杯で……。」
ギョクラン「うぅぅぅ、お師匠ちゃんー! たしゅげでぇえー!」
「ギョクラン!」
ギョクラン「お師匠ちゃん!?」
フレイムドラゴン「ぐるるる……?」
ギョクラン「大人しくなっちゃった……。」
ユウ「まだだ、ギョクラン!」
ギョクラン「……! えぇーい!」
フレイムドラゴン「グルルル!」
メルク「お見事なのですよ!」
ユウ「いいぞ、そのまま抑えといてくれ!」
ギョクラン「お兄ちゃん……。お姉ちゃん……。」
ギョクラン(まさか、フレイムドラゴンを大人しくさせたのって……)
ギョクラン「……。」<紹介所にて>
ユウ「はぁ……、まだ疲れが残ってる。」
メルク「フレイムドラゴン二体は大仕事だったのです。今日はお休みするのですよ。」
ユウ「そうだな。一日宿でのんびり……、」
ギョクラン「え~、ありえな~い! あたしより年上なのに、あれぐらいでへこたれちゃうなんて!」
ユウ「のわっ! ギョ、ギョクラン!?」
メルク「どうしてここにいるのです!?」
ギョクラン「ぷぷぷー、そんなの決まってるじゃない。お兄ちゃんとお姉ちゃんの面倒を見てあげるためよ!」
ユウ「め、面倒!?」
ギョクラン「お師匠ちゃんとは比較にならないけど、キラリと光るものはあるんじゃないかな~?」
ギョクラン「だからあたしが、お師匠ちゃん探しのついでに育ててあげる! ね? ね? いいでしょ! 断らないわよね!?」
ユウ「え? あ、ああ……。」
ギョクラン「やったぁー!」
ギョクラン「……あ。」
ギョクラン「べ、べーっ、だ! 勘違いしないでよ!? 今の二人はまだまだシモジモ……、ナ、ナカナカぐらいにはしてあげてもいいかな?」
メルク「あ、ありがとうなのです。」
ギョクラン「でもこれで満足したら許さないから! お兄ちゃんとお姉ちゃんにはいつか絶対に、お師匠ちゃんのように……!」
ギョクラン「あたしの隣に並ぶんだからね!」 - 人間関係
- 登場ストーリー
- 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
関連事項等