[魔力を嗜む者]ココテース
プロフィール
ココラティアの姉であり、彼女と同じく魔力を食べることができる力を持つ。気に入った魔力はストックしており、仕事中につまんでいることもしばしば。
普段は不思議な雰囲気をまとった大人な女性だが、気に入った相手や同居人の男性相手には気の抜けた姿を見せてくれる。
「ああ、食べたいわ。知りたいわ」
- フルネーム:-
- 綴り(一例):Cocotase
- 出身:魔法の国
- 現在地:
- 性別:女
- 年齢:27歳
- 職業:魔法使い
- 武器:杖
- 趣味:魔力のコレクション
- 性格:むじゃき
- 一人称:私
- 実装日:2020年6月30日
容姿
- 背景なし
- 立ち絵
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- SD
- 表情差分
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- 外見特徴
- 容姿:
- 服装:
- 武器:
- 鈴:
イラスト・Twitterへのリンク
詳細
- 名前の由来
わかれば。案でも推測でもなんでも歓迎。 - 2つ名
- ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折り畳み)
♪ステキな魔法
ココテース「カラコロ、カラコロ……。」
ココテース「ふぅ、ふふふ……。美味ね。美味だわ。」
村の少年「お姉ちゃん、飴食べてるの?」
村の少女「キラキラしてておいしそう!私たちにもちょうだい!」
ココテース「あらあら、かわいい子たちね。だけどダメダメ、これはあげられないわ。」
ココテース「だから、あなたたちには本物の飴をあげる。さぁさぁ、口を開いて。あーん。」
村の少女、村の少年「あーん!」
村の少年「おいしー!ありがとう、お姉ちゃん!」
「ありがとー!」
主人公「おっと。」
メルク「みんな嬉しそうに走っていったのですよ。」
ココテース「カラコロ、カラコロ……。」
メルク「みゅ、ココテースさん!ココテースさんが、何かしてあげたのです?」
ココテース「ええ、ええ。あげたのよ。あの子も好きな甘い飴玉を一つ、口の中に入れてあげた。本当は、こっちが欲しかったみたいだけれど……、」
ココテース「これは、とってもとっても大人な味。あの子たちの無垢な舌を、きっと馬鹿にしてしまうから。」
メルク「みゅ~、いつ見ても綺麗なのです。」
主人公「魔力の塊……でしたっけ?」
ココテース「正解、正解。よく覚えていたわね。私が食べているのはこの魔力の塊。魔宝石とは似て非なる、我が一族の秘密の魔法。」
ココテース「カラコロ、カラコロ……ああ、美味。生み出すものの質と人間性は比例しないのね。それはとてもとても素晴らしいこと……。」
主人公「……ごくり。」
メルク「主人公さん?」
主人公「お、美味しそうで、つい……。」
ココテース「ダメダメ。普通は魔力なんて食べられない。私たちですら、消化するのに消耗する。その疲労感も味わい深いのだけれど……ふぅ。」
ココテース「あなたには飴がよく似合う。さあ、口を開いて?」
主人公「あ、あーん。」
ココテース「ああ、あなたもさっきの子供たちも、ひな鳥みたいに口をあけて。かわいいわ。愛らしいわ。ふぅ……昔はココラティアも同じぐらい素直だったのに。」
ココテース「今では私にまで隠し事……。姉妹なのに悲しいわ、寂しいわ。」
主人公「もごもご……。ココラティアって……、妹さんでしたっけ?」
ココテース「そうなの、そうなの。妹なのよ。」
ココテース「小さい頃は、いつも同じものを味わっていた。好きな味を見つければ、互いに教えあっていた。」
ココテース「だけど、最近のあの子は意地悪なの。美味しいものを見つけても、舌なめずりして独り占め。」
ココテース「ああ、私も食べたいわ。味わいたいわ。……ふぅ。」
メルク「ココテースさんの気持ちもわかるのですが……。でも、家族にも内緒にしておきたいことは、誰にだってあると思うのですよ。」
ココテース「そうね、そうだわ、その通り。私にだって、あの子に内緒にしていることは、ひとつ、ふたつ……足の指を使っても足りないから。」
ココテース「ええ、ええ、それが大人になるってことだもの。愛しいココラティアも、その味をついに知ったのね。」
ココテース「でもだからこそ、気になるわ。惹かれるわ。あの子はどんな味に狂ってしまったの?誰があの子を大人にしてしまったの?」
ココテース「私とっても、知りたいわ。」
メルク(みゅ、みゅう……。ココテースさんはたまに、不思議な雰囲気になるのです)
主人公(あ、ああ。何を考えているのかわからない時があるというか、全部、この人の手のひらの上というか……)
主人公(底が知れない人だよな)
♪君の物語
「主人公くん、メルクちゃん。」
主人公「ん?なんか呼ばれてる?」
「んふふ、惜しいわ。近いわ。こっちこっち。視線をちょうだい?」
メルク「この声は絵tん、」
ココテース「こんにちは。」
メルク、主人公「こんにちは……。」
メルク「って、なんで床に転がっているのです!?」
ココテース「カラコロ、カラコロ……。魔力の消化に体力を使いすぎてしまったの。」
主人公「体力を使いすぎたって……、戦闘の時もよくつまんでるじゃないですか。」
ココテース「あの程度だったら平気よ。だけど無敵じゃないの、か弱いの。」
ココテース「一度にたくさん食べてしまうと、この通り。明日はお休みだからついつい、食べすぎちゃった。……カラコロ、カラコロ。」
主人公「そう言いながら、魔力を食べ続けないでください……。」
ココテース「んふふ、ごめんなさい。それでね、それでね、主人公くん。」
主人公「はい?」
ココテース「起こして。」
主人公「ええー……。」
ココテース「んふふ、仲間なんだしいいでしょ?ね、ね?起こして起こして。引っ張って。」
メルク(ココテースさん、意外と甘えん坊さんだったのですよ……?)
主人公「ぐぬぬぬ……、もう一息ー!」
ココテース「がーんばれ、がーんばれ。」
ココテース「んふふ、よくできたね。すごいね。飴あげるね。ありがとう、ありがとう。」
主人公「もごご……、どうも。」
ココテース「主人公くんは優しいね、素敵。メルクちゃんもかわいいから、拍手拍手。」
メルク「ありがとうなのですよ?」
主人公「だ、大丈夫ですか?いつもと様子が違いますけど……、」
ココテース「んふふ、そうかしら?そうかもね。疲労で頭がボーっとしているから。」
ココテース「だけど、それがとってもいい気分。このまま泥のように、眠ってしまいたい……。ふふふ、ふふふ。一緒にお昼寝しましょうか?」
主人公「遠慮しときます……。」
メルク「最初の頃は、こんなココテースさん、想像もできなかったのです……。」
ココテース「んふふ、ふぅ……。あなた達、とても話しやすいから。」
ココテース「それからそれから……優しいし。」
主人公「それは、さっきも言ってもらいました……。ありがとうございます。」
ココテース「だって、本当に優しいんだもの。」
ココテース「彼とは大違い……ふぅ。仕方ないわよね?いつだって彼は、自分のことで大忙し。」
主人公「彼?」
ココテース「一緒に暮らしてるね、男の人。」
メルク「みゅみゅ!思わぬところから大人な話題が!恋人さんなのです?」
ココテース「んふふ、違うの、違うの。私は行く当てがない彼を拾っただけ。」
ココテース「魔力がすごく美味しかったから、それを家賃代わりに住ませてあげているだけよ。ほぉら、杖の中に入っているのが彼の魔力。」
メルク「それはそれで運命的な……、」
ココテース「やめてやめて、いやよ、いや。だって彼は家事もしないし、一日中フラフラしているだけ。もちろん、仕事もしてないしお金もない。」
主人公「それヒ……、」
主人公「いや、なんでもないです。」
ココテース「おまけに女の子を見れば、『うちへお嫁さんに来ない?』って口説いてるの。」
メルク「そ、それは大丈夫な人なのです?」
ココテース「一線は守っているみたいだけれど。だけど、ちょっぴり危ないわ。危ないし、人の心をわかっていない。」
ココテース「あいつは、ただ魔力の味と顔が良いだけの男。んふふ。好きになんか、なるわけないわ。」
ココテース「それはきっと、向こうも同じ。だからあいつ、私にだけは聞かないの。今も昔もこれからも。」
ココテース「『うちへお嫁さんに来ない?』って。」
メルク「ココテースさん、もしかして……。」
ココテース「だから……、好きになるわけないわ。あんな自分本位な男のことなんて。」
ココテース「ただ利害が一致しただけ。それだけそれだけ。それだけだもの。」
ココテース「ねぇ、ステイクス?カラコロ、カラコロ……んふふ、ふぅ。」
- 登場ストーリー
- 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
関連事項等