RF Bartini A-2000-7

目次

RF Bartini A-2000-7

基本情報

編集時のバージョン:t0.85.0_a0.85.0.120515751

初期ステータス

最大ステータス

初期武装

その他

ゲーム内の説明

設計者ロバート・バルティーニが1970年に提案したソリューションに基づく戦略的エクラノプラン航空母艦プロジェクトの現代版。航空部隊を特定のエリアに迅速に展開できるように設計されており編隊全体と誘導本部の AWACS 機能を実行、ミサイル P-270 Moskit用のコンテナ ランチャーを6基装備、戦術能力が拡張されている艦艇

評価

• 耐久
  　48万越えと駆逐艦はおろか巡洋艦等と比べても遜色のないほどの耐久値であり、そこそこの防空や高性能な速力も相まって生存性はかなり高い。ただし、甲板がかなり広いため被弾面積も大きく、停止していると無誘導爆弾メインの航空機に手痛いダメージを与えられる可能性があるため油断は禁物だ。爆弾メインの航空機を使ってる人は現環境そうそう見ないが
  　また、何故かステルス性が付与された。この形でステルスは無理がある気がするのだが…
• 操舵性
  　最高速はPan Spatial Argonasに次いで55ノットの超快速。操縦性はArgonasよりも高い数値であるが、速すぎるが故に操舵が追い付ず、入り組んだマップでは他艦艇よりも操舵性が悪いようにも感じるだろう。横幅も遥かに広いため、狭小な地形では船体をぶつけてダメージを受けやすい。
• 火力
  　初期装備の3M-80M Moskitに加え、固定武装のミサイル2つをフルヒットできれば最大約20万ダメージを与えることが可能であり、極めて強力な母艦火力を有していると言える。また、後述の艦載機たちをうまく扱えば、さらに多くのダメージを稼ぐことができるだろう。しかしながら、ランチャー等を有さずミサイルに火力を依存している関係で、チャフをひとたび撒かれれば即座に攻撃を無効化されてしまうリスクがある。一斉にばらまくよりは、自由枠ミサイルでうまくチャフを誘発させた後に本命の固定ミサイルを撃ち込むようにすると安定するだろう。
  　対潜装備は皆無なため、潜水艦に対してはほぼ無力な点は注意が必要。対潜ミサイルを装備するという選択肢もあるが、本艦の異常な速度を活かせば潜水艦を撒くことは容易なため、無理に対潜を意識する必要はないだろう。
• 艦載機
  　艦載機としては固定装備の攻撃機と戦闘機の他、ヘリコプターを1機搭載している。戦闘機と攻撃機はともに戦隊規模が1機となっており、防空が他機に分散せず集中してくるので、メインウェポンとなる攻撃機の運用には特に細心の注意を払っておきたいところである。また、航空機は艦尾に向けて発進するため、位置取りにも気をつけて欲しい。
  　攻撃機は単機でも15万ダメージ程度を稼げる火力を有しているが、前述のように撃墜されやすいため使い捨て運用がメインとなる。また、戦闘機には珍しく無誘導爆弾が装備されているため、対艦攻撃が可能となっている。自陣に空母がいない場合の索敵の足としても有用なので活かしたいところ。ヘリコプターは対潜に強い機体を載せると痒いところに手が届く。
• 防空
  　固定防空4基+2基に自由枠3基の計9基と、この種の艦ではかなり優秀な装備数。固定ミサイル防空としてはあのベルゴロド専用だった優秀なLuchnik-Eが2基載っており、数は少ないがミサイルから敵機まで手広く対応してくれる。また機銃防空は敵機に対してはかなり強力に作用してくれる。一方で、固定防空のみでは多量のミサイルには手こずるので、自由枠にミサイル防空を積むか、大人しくチャフを使おう。
• 総評
  　馬鹿速い軽空母といえば話が早いだろう。Loonから引き継いだ3枠のミサイルに加え、航空戦力と優秀な防空搭載数で他のエクラノプランと比べれば敵に強気で挑める。しかも、味方の空母枠を潰さずに航空戦力を展開可能なため、空母の練習や味方空母のサポートなど多様なアドバンテージを有している。
  　しかしながら、速すぎるスピードというエクラノプラン特有の欠点と、舷側構造物に当たり判定が無いTianjinやArgonasとは異なり、展開した可変翼の2/3程(停止時の可変翼の先端の位置)まで存在する当たり判定が、本艦を高難度艦たらしめている。前述のように障害物付近で旋回や移動をして衝突してしまうと無駄な損傷を負ったり、地形に挟まってしまうなど思いがけない落とし穴があるため扱いはかなり難しい。
  　またエクラノプランであるのに関わらず、何故か魚雷が当たるので水中の脅威には特に注意が必要。航空機はソナーを有しておらず、自艦のソナーもTier3最低クラスのため、ヘリor味方無しで潜水中の敵を察知するのは不可能である。対潜は最初から諦めよう。
  　このように扱いにはかなりのテクニックが要求されるが、やはり実質空母を1隻加算できる利点は大きく、持ち前の速度と武装で戦場を撹乱するなど、秘めるポテンシャルはかなり高い。

史実

　名前にもあるバルティーニ(Bartini)とはロベルト・バルティーニという航空機設計者の名前のことで、バルティー二　ベリエフVVA-14という奇抜な水陸両用対潜航空機を設計したことで知られている。
　おそらくだが↓この動画に出てくる実際にバルティー二がVVA-14の開発中に構想していた飛行空母がこの艦艇（エクラノプラン）の元であると思われる。
https://www.youtube.com/watch?v=UD7xiWWs-bs&t=437s

小ネタ

• よく見ると、側面の翼は実は可変翼となっている。停止中は閉じ、加速すると開くようになっている。
• 艦載機を後方へ発艦させる構造のためか、艦載機を選択すると視点が急激に向き直ったり画面の真正面に向けて飛んでくるようにになったりする。目が回って酔ってしまう
• 当たり判定がデカすぎるせいで、岩陰に隠れて出てきた敵にラムアタックをしようとすると、島に翼をぶつけて進路が変わってしまいごっそり体力が削られた末、ラムアタック未遂になってしまいそのまま撃沈されるため注意。ちなみに戦艦等の乾舷が低い船には最大速度でラムアタックをすると自身が撃沈判定になってもその勢いのまま乗り上げることが出来る。この仕様を活かせばラムアタックの被害者は確実に沈めることが出来る。
• 上記の仕様をさらに応用すれば、敵の船2隻が並列で並んでる時、手前の船に乗り上げて奥にも突っ込み、自身の死と引替えに2隻とも沈めることも可能。突っ込む前にその2隻に攻撃されて沈められなければの話だが
• この機体でラムアタックをすると、何故か自身とぶつけられた敵のダメージが敵の最大体力よりも多くなるバグ(？)がある。このバグのせいで護衛戦や共闘戦等の復活ができるゲームモードだとダメージが1000万を余裕で超えたりするため、もし見つけてもチートでは無いので通報するのはやめておこう集中的にラムアタックをされてリスキルをされ続けた、利敵行為、暴言を言われた等ならまた話は変わる為積極的に報告しよう。

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