にとバイD・ファイナル

Last-modified: 2010-08-01 (日) 16:52:00

目次

この物語では、法廷速度を守っていますウサ

このお話は私、にとりとバイクの旅行記(実話)に「無理やり」ネちょ学要素を入れた後、
石臼でひいて粉にして核融合させて出来た(?)ものです。
かなり無理やり感はあるけどゆっくり見て行ってね!

本編~目的地・到着!~

「諏訪大社」
それは元々「守屋神社」と言う名を名乗り、大抵3人の神がそこで日々を過ごしていたといわれている。
名が変わったのは、その3人がいた間に信仰が減少してしまい、別の地へ旅立った後といわれている。
しかし、時が過ぎ、一部のものはその神々の魅力に引かれ、再び信仰を取り戻しつつある。


「流石に3人いただけあって、色々と大きいな~」


にとりとバイクは驚いていた。


まず目の前にある社がこれまで見たものより大きかった。さらに聞くところによると、
ここ以外にも3つの宮があるらしい。流石に全部は回りきれそうに無かった。


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「とにかく神主を探して、除霊してもらわないと・・・」


こうしている間も、学園の皆は乗り物に乗らざるを得ない状況から抜け出せないでいる。
異変の脅威としては大したことは無いかもしれない、けど万が一連動ないしは別の異変が発生した時、
対処するのがより困難になる。


「とにかく急ごう!」


彼女は走り出す・・・が、1秒で足を止めてしまった。




「お・・・オ・・・・・・」




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「オンバシラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアー!」




彼女の個人的な目標だった。


「デカイ太い高いデカイこんなものを巫女相手に投げてたとかマジパネェッっす!!」


興奮が抑えきれず、御柱のまわりをあらゆる角度から見回していた。
他に参拝者がいたら、間違いなく警察に通報されていただろう。


「お祭りではこれを滑らせるんだよな~。乗ってみたいな~」
「そこの変質者、なにをやってる・・・」


よりによって、神主に見つかった。


「け、けっして怪しいものじゃ・・・」
「ノミとトンカチもっててそういわれても納得しないだろ・・・常識的に考えて・・・」


記念に一部持ち帰るつもりだったらしい。


「まあ見つかった以上、諦めてもらうとして・・・こちらへ」
神主は宮へと促す。


「ぇー。もう少し見回りたいのに~」
「それはお払いが終わってから十分出来るから。急ぎましょう」


神に仕えているものは悪しきものに対してやはり敏感なのだろうか?
お払いを頼もうとしている人とバレていたようだ。





「しかしまあ、よほど犯人のことを恨んでいるみたいだな。ここが住み心地がよかったのだろう」


「それって・・・つまり・・・」


「・・・出来る限りの手は尽くそう。」


そう言って神主は奥の間へ入っていった。


入り混じる、希望と不安。神主のの言葉が引っかかる。もし・・・失敗したら・・・皆このままになってしまう。
祈るしかなかった。


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「ヒッポロケーニャッポオオオオオオオン!」


「儀式ってレベルじゃないよ!それー!」


不安しか残らなくなった。







にとりとバイクは電話をかけている。神主は「一応」成仏したと言っているが、先の例があるため、念のため確認したかった。


「ええ、まだみなさん状況が把握できていませんが、元に戻りましたわ」


瀟洒先生は安心したような様子だった。これならもう問題は無いだろう。


「じゃあわたしはこれで・・・」


電話を切ろうとした時、スピーカーから大きな声がした。


「ちょっとまったあああああああ!」


慧音先生だった。何故生徒会の書記が・・・


「話は聞かせてもらった!悪いけど歴史の資料になるから何枚か写真撮ってきて~!」


流石は先生兼任といったところか、また仕事が増えてしまった。とはいえ彼女も多少は興味があることらしく、
2つ返事で了解した。


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「とりあえずこの2枚があればいいかな~?」


にとりとバイクは満足して宿泊先へ向かった。




翌日 夕方


学校に戻り、写真を慧音先生に渡して任務完了・・・とおもいきや


「にとりさん私の車がおかしいんだが・・・」


てんこぬ教頭だった。


「なんか急に夜中にクラクションがなったり、勝手にエンジンがかかって走り出したりするんだけど・・・」


最近教頭のクレスタはよく爆発に巻き込まれるため、にとりとバイクが修理している。もちろん有料だ。
しかし、電子制御の方式に変え、内部に試験型小型PCを組み込んだため、破格で受けたが、
そんな異常なバグを起こすような妥協はしていない。


「昨日から急におきてね~・・・」


語る先生を他所に、にとりとバイクはボンネットを開けて、モニターに接続をした。




数分後


「で、どれくらいで直りそうかな?」
「1ヶ月、"この子"に付き合ってあげてください!」
「・・・え?」
「じゃあ下校時刻なんでこれにて!」


そう言ってそそくさとにとりとバイクは帰ってしまった。


・・・・・・てんこぬ先生の背後に、オーラ全開の瀟洒先生がいたためだった・・・




ちなみにモニターにはこう記されてあった。




(イッカゲツ オセワ ニ ナリマス)


機械にも、霊は取り付くことを学んだにとりとバイクであった・・・





ブレーキホースヲハヤクコウカンシタイヨ!(訳:作者コメント)

・・・なんだかんだで全部で1年かかったのか・・・(遠い目)


大変遅くなりましたが、目的地到着パート、そして最終章です!
早速ですが写真の解説を!
1枚目:本宮の社。あまりの大きさについとってしまいました。無骨なこういうデザイン好きです。ハイ
2枚目:オンバシラアアアア!これは本宮、秋宮両方に何本もありました。
3枚目:神主がお払いしている写真。これ偶然取れたんですよ。ぜひともネタにも使いたかったってことで1枚。ちなみに遠くからズーム全開(関係者以外は入れなかった)のため、荒いです。
4枚目:ああ、やっぱりあった東方絵馬w一応自分の設定では「3人の神の肖像画」ということであくまで想像図ってな感じで書き上げる予定でしたw
5枚目:秋宮の写真。風の某ステージと見比べてみると・・・?


ほかにも撮りましたが、だいたいこんなところで!楽しんでいただけたら幸いです。


そんなわけで1つの話、そして私にとっての長編(?)の初挑戦とフィクションとノンフィクション
の合成という挑戦をやってみたわけですが、書き終わる時間からもわかるように、めちゃくちゃ大変でしたw
もうやらんwwwwww
けど次ぎ書くなら全部フィクションでやりたいですね~。ネタはたくさん思いつくんで。それを書きなぐって
中二病全開でやってみたいです。
そしてこれを書き終えた日から少し経つと、非の発売から1年になり、前の緋のBBS解散から1年なんですよね~。なんかあっという間といえばそんなきもします。
あれから人は少し減ってしまった感もありますが、それでもここがまだ存続してしていることはうれしく思います。
これからも、この腐れ縁が続くことを祈って・・・


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ではまた!

感想スペース

  • 作者コメの絵馬に感動した!そしてよく見るとの日付が去年。制作お疲れ様なんやな・・・腐れ縁が続くことを祈って! -- ㈱上海警備保障? 2010-07-23 (金) 14:09:07
  • おー、去年の絵馬にそんなこと書かれていたのか・・・。そして御柱でかいなぁww 執筆お疲れ様でしたー。そしててんこぬさんは、霊と1ヶ月むふふな夜を・・・ぐふぉがっは!( ´∀`) -- 酒飲みスーさん? 2010-07-27 (火) 10:53:01
  • みんななかよくだー(*´∀`) -- 泥酔? 2010-07-29 (木) 20:40:20
  • 絵馬すげぇ、いろんな意味でw もちろんバイクで行ってきたんだと妄想しています -- アオカビモチ? 2010-08-01 (日) 16:51:58