月の宿木 晦

Last-modified: 2009-03-21 (土) 03:59:13

目次

注意書き



当SSはネちょ学SSです。
ご出演者の方のお叱りを受けた場合、謝罪と共に削除させていただきます。


このSSは月の宿木という作品の番外編でありながら、最終章的位置付けです。
ですので、月の宿木の序から終まで読まれていない方は、そちらを先に読まれる事をお勧めします。


更に、このSSでの最大の注意点なのですが、このSSは山なし、オチなし、意味なしのあれなSSです。
作者本人はギャグを狙ったつもりでしたが見事に失敗しましたので、笑って見過ごしてください。
また、そんな作品にしあがったので、月の宿木本編の雰囲気がお好きな方は回避したほうが宜しいかもしれません。
読まれるかどうかは、あなた次第ですので、良く考えてお読みください。



アレなお話





「姉さん! 刹那姉さーん!」


 刹那姉さんの部屋のドアを叩く。
 自分の頭の中に響く、自分ではない声に苛立ちながら、とにかく叩く。
 ドアを壊さんばかりに叩く。
 正直、泣きたい。


「うるさい!」


 あまり五月蝿く叩き過ぎたのだろう。刹那姉さんが怒りながらドアを勢いよく開けてきた。
 だが、僕もそんな状況じゃない。
 というか、余裕がない。


「て、あれ? ドッ君?」


 目を丸くする刹那姉さん。
 それから、僕の頭からつま先まで見て盛大に笑い出す。
 ……いや、うん、僕も自分じゃなかったら笑ってるよ。


「あー、そうか。その日かー。晦だもんねー」


 そう言って、また刹那姉さんは盛大に笑う。
 あまり笑われると、僕は泣きたくなるんだけど……。
 それ以前に、どうにかして欲しいんだけど……。
 うん、まぁ、これはどうしようもないけど……。


「しっかし、今度は女の子かー」


 そう、女の子だ。
 泣きたくなるが、今の僕は女の子だ。
 らいぶらり~さんの封印のアースの役割をするものの効果だ。
 何やら、吸血鬼の変化能力で魔力を消費させるようにしたらしい。で、魔力が封印できる範囲の八割までくると変化能力が問答無用で発動するようになっている。
 そこまでは良いのだが、問題はその変化するものがランダムだという事だ。僕が定期的に自分で魔力の発散をできればいいのだが、封印の所為で僕の意識と魔力が断絶されてしまった為、自分で魔力を操る事すらできない。
 まぁ、実際に変化能力は魔力を外に発散する必要がないので、変化瞬間を目撃されなければ、吸血鬼狩りに会う事もない上、周囲に魔力による影響を齎さなくて済む。とても素晴らしい処理方法だ。
 そう思うが、僕の被害は甚大だ。
 物凄く泣きたい。
 思い返すだけでも嫌になる。
 蝿になった時は、やたらと頑張らなきゃならなかったし。
 プラス・ドライバーになった時は、もう悲しくなった。なんで、無機物もありなんだ。そして、なんで体の大きさは人間の頃と変らないんだ。
 まぁ、うん、一番あれだったのは、あれだ。子供に戻った時だ。幼女も幼女で大分、あれだったけど、小さい男の子でもあれになる層がいるんだね。怖いよ。


「……あの、服がないので何かないでしょうか?」


 そう、服がない。
 僕は男物の服しか持っていない。
 そこで、女である刹那姉さんを頼っているわけだが……。
 うん、ぶっちゃけ、わかってたけど、サイズが違う。
 背丈もそうだが、その他サイズも違う。


「んー、わかってると思うけど、あたしとサイズ違うしねぇ」


 それでも、どうにかして欲しいのだが、うん、無理か……。
 やっぱり、あのお方を呼ばねばなりませんか。
 あのお方は怖いので、できれば、呼びたくないのですが、呼ばなければなりませんか。
 泣きたい。


「仕方ないねぇ。るなちー呼ぶしかないね」


 わかってました。
 ええ、わかってましたとも。
 人型の何かに変化した時は毎度、呼ばれますよ。月さん。
 えらい弄られるので、正直、逃げたいのだが、服がないのも困る。
 というか、あれがないと今の僕はあれだ。肩が凝る。絶対凝る。悲しいけど、事実なんだよね。
 そんな事を思っている間に刹那姉さんが月さんを呼んだようだ。
 あああ、来ちゃうよ。月さん、来ちゃうよ。
 弄られるんだろうねー。あのお方、容赦ないしねー。


「せっちゃん、来ましたよー」


 早! 早いよ! 絶対、日にち見て張ってたよ。あのお方。
 僕のランダム変化は基本的に封印が最も弱まる新月と晦の日に起こる。つまり、日にちを予測する事だけは可能だ。
 ……日にちの予測がついても、何に変化するかわかったものじゃないので、どうしようもないんだけどさ。
 月さんが階段を上る音。
 そして、僕と目が合う。


「にゅふふふふ、ドッ君……」


 月さんはどう弄ろうか、考えながら僕を眺めて、ある事に気付く。
 何故か、獲物を狙うような指の動きでこちらに迫ってくる。
 ああ、予想はしてたけどね。悲しいけど、これって現実なんだよね。泣けるねー。月さん切ないねー。


「私を差し置いて、なんでそんなに育ってるんですかー!」


 そう言いながら、月さんは僕の胸を掴んで揉み始めた。
 それも物凄い勢いで。
 というか、気にするくらいなら、月さんの胸にヘリウムでも突っ込めば良いのに。
 胸も膨らむし、きっと、空も飛べるはず。夢一杯だね。夢とヘリウムで胸が一杯だね。これで、空飛ぶ不気味な教頭と並ぶ、空飛ぶ腹黒い幼女の出来上がりだね。素敵。


「せっちゃん……せっちゃん、ドッ君が、裏切りましたー」


 別に裏切ってないからね。
 僕だって好きでこんな体になったわけじゃないからね。
 というか、あんまり揉まれ続けても困るんだけどさ。
 今の僕はあれだよ。あれをつけてないからね。うん、まずいよね。早朝アダルティー。


「あの、取り敢えず、服ください」


 僕がそう言ったところで、月さんは泣きながら、持ってきた服を取り出した。
 ……多いよ。
 多い上に、なんで一部のあれな方々に需要がありそうな格好が多いんだ……。
 イジメ? 嫌がらせ? いいえ、月さんの場合は天然です。呼吸をするようにそういう事ばかりしています。何せ、購買の黒い悪魔とも呼ばれてるからねー。怖い怖い。
 前の生徒会の合同合宿の時のヘタレ君のビデオも手に入れたらしいからねー。権謀術数だけであの争いを制したらしいからねー。噂では。
 まぁ、それは置いておいて……。
 取り敢えず、学園指定の制服を選んでおいた。
 というか、それしかまともなのがなかった。
 おかしいよね。
 まぁ、いいや。突っ込んでもどうしようもなからね。着替えよう。
 都合、刹那姉さんに手伝ってもらって、ようやく着替えを済ませると、執事の和也さんが朝食を作り終えていた。


「おや、弟君。今回はおっとり系のお姉さんですね」


 おっとり系お姉さんてなんだろうね。
 というか、なんで、月さんの分も料理があるんだろうね。
 泊り込みで張ってたの。月さん。そうか。道理で早いよね。泣くよ?


「……凹んでいるので、あまり今の姿に触れないで欲しいのですが」


 泣きそうな顔でそう言うと、和也さんはそれきり触れてこなかった。
 流石、執事。刹那姉さん専属だけど。
 まぁ、触れられないのはいい事だ。
 そんな事を考えている内に朝食を食べ終え、月さんに引っ張られて、学園へ連行される。
 悲しい事に、僕のこの変化について知ってる教師が学園にもいるから、授業を休む変りに、どこかで手伝いをする事によって、出席をつけてもらえる。ぶっちゃけ、休んで引篭もりたいのだが、人手が欲しい場所が多いらしく、無理矢理にでも引っ張っていかれるのだ。悲しいね。










 学園に着いた。
 取り敢えず、僕が変化しててもわかる人がいるところに行けば、出席をつけてもらえる。
 僕の事がわかる人物は、瀟洒! 先生と泥酔萃香先生とらいぶらり~さんと月さんと刹那姉さんだ。
 となると、手伝いをするところは購買、風紀委員会、図書委員会、用務員の四つに限られる。
 取り敢えず、図書委員は却下だ。らいぶらり~さんの人使いが尋常じゃない。本の整頓をした矢先に、本を抜き出そうとしたのか何なのかわからないけど、大量の本に埋もれている。救出して、また本の整頓を終えると、またどこかで埋もれている。無限ループ。なので、図書委員は却下。
 次に風紀委員。これも却下だ。せっかく、メイド服を避けたのに、風紀委員の手伝いを選べば、メイド服を強制される。風紀委員とメイド服は関係ないはずなんだけどねー。というか、毎度毎度、メイド服に予算を持っていかないで欲しい。メイド服という品書きで領収書を提出して、経費として落とさないで欲しい。本当に。まぁ、うん、生活指導のあの方と風紀委員のあの方が恐ろしいから言わないけどさ。というか、博愛の俺ルアン人形先生も会計のエミー君も黒夜白月君もなんでメイド服を経費で落としている事に疑問にも思わないのさ。おかしいでしょ。メイド服で作業する必要ないからね。
 残った候補は購買と用務員。どちらかを選ばねばならないが、今の学園指定の制服で用務員の仕事をするには些か問題がある。他の生徒から見たらサボりに見えるしね。というわけで、今回の出先は購買に決まった。というよりも、既に月さんにそちらに引っ張られているわけだけどさ。まぁ、僕も購買に用があるので、今回は何も言わないよ。最近、購買の品物に変なのが紛れこんでいるらしいから、それを確めたいしね。うん。
 そんなこんなで、購買で搬入作業を始める。
 まず出てきたのは毎度お馴染、コクシム~爽~。これは、うん、まぁ、いいや。
 次に出てきたのはアイスソード。……これ、売ってるんだよね。別に殺しててでも奪い取る必要ないんだよね。というか、弱点が売られてる時点でフレイムタイラントは大分、可哀想だね。ロマンシング!
 次は……魔導板。外道の書。……何故に某大型掲示板でも出現例が二~三しかない魔導板が普通にあるのさ。アンリミテッド!
 次。揚げパン。普通だ!
 次。コロッケパン。普通だ!
 次。ヤキソバパン。普通だ!
 次。幕の内弁当。普通だ!
 次。缶コーヒー。普通だ!
 次。カルーアミルク。普通……な訳ないねー。お酒を置くんじゃないよ……。誰が飲むのか想像つくけどさ。
 次……M500ハンターモデル。……いや、これ、撃ったら手の痺れが一月くらい取れないような銃でしょ。というか、なんでこの購買は税関の百倍厳しい生活指導の検閲から逃れてるのさ。良く見たら、レイジングブル.454カスールとかあるし。なんで、大口径の拳銃ばかりあるのさ。おかしいよね。誰が買うのさ……。実包もあるし。
 次。F2000。それも百二十丁も。ああ、なるほどね。生活指導の方で頼んでたのね。F2000は取り回しも良いしね。室内での制圧戦では大活躍だね。ゴム弾もあるし、F2000に取り付けられるスモークグレネードもあるしね。ついでにP90まであるね。取り敢えず、月さんはどさくさに紛れて、頼まれてない、趣味でしか使えないような銃も一緒に入荷しないでください。


「おはよう、月さん。例の物を受領しに来ましたわ」


 F2000を運び出していると、瀟洒! 先生以下、風紀委員メイド部隊がやってきた。どうやら、これを受領しに来たらしいね。


「待ってたのですよー。いま、運び出してる途中ですので、持ってちゃってください」
「わかりましたわ。これで、例の組織との対決も有利に進められる筈ね」
「新しい武装をしないと敵わないなんて恐ろしい限りなのです」
「全くねぇ。あ、領収書をお願いできるかしら?」


 ……やっぱり、経費で落とす気なんだ。これ、どれだけの値段するんだろ。
 というか、風紀委員は色々とお金使いすぎ。それのお陰で、ウチの会計二人がどれだけ悩んでるかわかってますか。


「はいはい、F2000、百二十丁。確かに受け渡しましたのです」


 ……あれ、P90は違うの? 頼んでないの?
 ……まさか、月さん……。一番、恐ろしいのはやっぱりこの人だよ。


「確かに注文通りの数ね。受領いたしましたわ。……ああ、会長さん。あとでこの領収書を提出させていただきますわ」


 ……うん、予想できてた。
 瀟洒! 先生と風紀委員メイド部隊がF2000を受領し、持ちかえっていく。
 ……いや、うん、生徒会予算の事考えると頭が痛いね。
 そんな事を考えていると、裸サスペンダー先生がこちらに向かってきていた。


「ペチンペチン」
「ペチンペチンなのです」


 ……何語?
 何処の言葉ですか。それ。


「月さん、例のものは」


 ……どうやら、合言葉とかそんな感じのものみたいだね。
 というか、裸サスペンダー先生何やってるんですか。


「入荷したのです。P90八十丁でいいですよね?」
「ええ、物を見せていただけますか?」
「こちらにあるのです」


 そういって、搬入作業をしている僕の方に二人が来る。
 裸サスペンダー先生がP90の包装を開け、解体して異常がないかどうか調べる。
 そして、満足したのか。一息吐いて、月さんに向き直った。


「ふむ、民間用のPS90になるかと思い諦めていたんですが、純正のP90ですか。いや、素晴らしいですね。流石、稀代の武器商人だ」
「5.7×28mmを特注でゴム弾に改造させたのです」
「それにレーザースコープもつけてもらっていますね」
「何時も、多めにお金を払ってもらっているので、そのお返しです。更ににファイブ・セブンも付けるのです」
「P90と互換性のある拳銃は欲しいと思っていたところです。願ったり叶ったりですねぇ」
「にゅふふふふ、払いの良いお客さんにはサービスするのですよ」
「嬉しい限りです。では、お代は例の口座に振り込んでおきます。無論、サービス分の色はつけますよ」


 ……黒いよ。
 というか、こんな裏取引やってるのか……。
 ちょっと、現実逃避させてよ。


「ところで、風紀委員も何かこちらで受領したようですね。……おっと、これはいけませんね。ルール違反でした」
「今のは聞かなかった事にします。大口のお客さんを逃したくないですしねー」
「すいませんでした。あなたはただの武器商人。信頼と武器を売る中立な立場でしたね」
「そうなのです。信頼を売り買いするのに、情報を漏らすなんて事はしないですよ」
「ふふ、だから、私共もあなたを信頼しているのでした」
「では、受領してもらえるのですか?」
「ええ、文句ない品でした」


 そう言って、裸サスペンダー先生はP90をトラックに載せ始める。
 ……僕は、手伝わなくて良いだろう。というか、手伝ったらいけないよね。


「ああ、そこのお嬢さん」


 ……ありゃ、気付かれてる……。
 さっきの会話で忘れがちだけど、僕は今、女の姿で、基本的に誰だかわからないんだよねー。よかったー。


「ここで会ったのも何かの縁です。宜しければ、あなたも裸サスペンダーの素晴らしさについて語り合いませんか?」


 いや、遠慮願いたい。
 というか、語り合うような事なのか。それ。


「ああ、その子は今日限りなのです。それに、私が信頼してここにおいているのです。だから、先の事を聞かれても大丈夫なのですよ」


 月さん、ナイスフォロー。
 下手すれば、始末されかねなかったよ。


「そうなのですか。残念です。月さんを信頼していないわけではないですが、できれば、この事は忘れていただきたい」


 言われなくても忘れたいよ。
 この学園にそんな組織があるなんて知りたくもなかったよ。
 うん、頑張って忘れるよ。
 トラックにP90、八十丁を載せ終えた裸サスペンダーはそのまま、トラックで何処かに走り去ってしまった。
 ……あれ、何処に持っていくんだろうね……。
 まぁ、気にしたら負けだね。










 朝にあんなやり取りをしたから、妙に疲れた。
 なんとか昼も乗り切ったが、非常にしんどい。
 つか、肩が凝る。女子の体め、ここで僕に嫌がらせをするか……。
 でも、そんな事は月さんには言えない。言ったら、何されるかわからない。
 泣きたいねー。


「……月さん、今日はもう上がりで良いですか?」
「んー、まぁ、いいでしょう。朝からヘビーな話に付き合わせましたしね」


 本当にね。
 というか、あれだね。
 この学園は奮戦地帯か何かとしか思えないんですが。
 何処にF2000で武装した風紀委員会がありますか。
 とか何とか考えていると、何処かで爆発音が聞こえてきた。
 方向から考えるに、何時も爆発がある場所だ。
 うん、間違いなく教頭先生のクレスタだろうね。
 ぶっちゃけ、駐車場の真上に裁縫部の部室があるんだよね。
 そこから、一日一回、必ず、大江戸ハーマイオニー先生が量産してる大江戸爆薬からくり人形が落下してるんだよね。今日はたまたま、教頭先生のクレスタが犠牲になったみたいだね。
 ……ところで、最近、あの大江戸爆薬からくり人形。校舎の屋上まで火柱上げてるんだけど、どんな改造してるんだろうね。あれ。


「月さーん!」


 あ、やっぱり、教頭先生のクレスタが犠牲になったみたいだ。
 泣きながら、てんこあいしてぬ教頭先生が走ってくる。


「月さん、クレスタください!」


 いや、銃器は取り揃えてたけど、流石に車はないよ。


「はいはい、用意してますのですよー」


 ……あるのか。
 何時も、破壊されては、新しいクレスタで帰ってると思ったら、ここで買えたのか。
 で、何処にクレスタがあるのさ。


「お支払いはどうしますか?」
「小切手で」


 教頭先生、お金あるんだね。
 ……どこから、湧いて出てきてるのかはわからないけど、うん、買えるなら良いんじゃないかな。


「確かに、お代をいただきましたのです」


 そう言って、月さんとてんこあいしてぬ教頭先生はバックヤードに入っていく。
 興味本位でついていくと、何故か、ロッカーにどこかへの入り口があった。
 ねぇ、どうなってるのさ。この購買。
 その入り口を通りぬけ、しばらく階段を降りていくと、クレスタの姿が見えてきた。
 ……なんでこんなところがあるのさ。
 何か頭が痛くなってきたので、今日はもう帰ろう。
 月さんにそう言うと、教頭先生のクレスタで送ってもらうと良いと提案された。
 というか、横でてんこあいしてぬ教頭先生が新品のクレスタを走らせたいような顔をしている。
 せっかくだし、お世話になろうかな。
 そう思って、教頭先生の許しを得て、クレスタの助手席に乗せてもらった。
 その後は、うん、あれだ。クレスタがサンダーバード的な演出で地下道を走り、駐車場に出た。
 いやもう、本当にどうなってるのよ。この学園。
 そのまま、家に帰った。その後はいつも通り、夕食を食べて寝ましたよ。なにも考えたくなかったし。
 うん、まぁ、晦の今日に変化したから、明日からは普通に過ごせるのさ。よかったね。僕。
 ……オチ? ないよ!
 後日に、風紀委員がF2000で大暴れして、教頭先生のクレスタがお約束通り犠牲になったくらいだよ。





後書き



無理。ギャグとか無理(挨拶)
書ける人凄いよね。僕は専門外。


というか、途中から購買の話に移行してるしね。
僕にはこのネタは扱いかねるネタだったのさ……orz


つか、そもそもの原因は僕を優しげなお姉さんとしてイラストを上げた人が悪いのです。
お陰で、ネタ神様という名の厄神様が憑依してきました。
今回、本当に厄神だったよ。
ネタ的な意味でも、書けない的な意味でも。


では、最後に、ご出演者の皆様に最大限の感謝を!
読者の皆様にありがとうを送らせていただきます!
ありがとうございますー!



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コメント欄:

  • ドクちゃんが女の子に・・・え~っと、ビデオ・スレイブの術式はっと・・・ -- ゆか眠? 2008-10-20 (月) 17:54:07
  • この学園は購買を中心に回ってるねwところで購買の稼ぎってどこに行くの・・・・? -- リィ? 2008-10-20 (月) 22:26:06
  • 本編もこっちも面白かったですよー。俺のクレスタァアアアアア!!だがハニーにやられた分は許すしかない(´;ω;`) -- てんこぬ? 2008-10-21 (火) 07:47:41
  • ヘリウム夢一杯のところでかなり笑ってしまいましたですー!w オチのところも、何気にきちんと荒くならないように、日常を載せているのがうまいのぜ! -- かぷりぃ? 2008-10-21 (火) 20:30:23
  • さてと、一体どこからツッコミを入れればいいのやら(;´∀`) それにしても、重火器のラインナップがおかしすぎる件w 今度M500でも買いにいくか‥。 教頭の、クレスタください!で吹いてしまったww 購買の謎はまだまだ奥が深そうですね。 楽しく読ませていただきましたー。 -- オワタ☆残骸? 2008-11-10 (月) 18:17:58
  • ふ・・・普通に・・・ギャグが・・・できてるじゃないか・・・!  ドックンさんのツッコミがよかったですw -- 酒飲みスーさん? 2009-03-21 (土) 03:59:13