鉄火巻きサイコォォオオオオオ!!!

Last-modified: 2008-10-24 (金) 05:57:49

最近早朝に寝落ちがぼくのトレンドです。
そして学校はサボります。
しかしどうだろう?今日のぼくは既に睡眠を取っている。

これはどういうことか?

つまり、寝落ちをしないだけではなく早朝のさわやかな空気を健やかな気分で吸っているということである。
これは同じ朝を迎えるにしても徹夜で眠気を引きずったまま朝を迎えるのとは訳が違う。

例えるならば同じマグロからでも取れる部位ごとに脂のノリ、肉質は異なるということに似ている。
それは味の違いは当然のこと、舌触り、歯ごたえ、香り、のどごし全てにおいて格差を生む。
もちろんこの場合において上級とされるのはトロである。しかし、しかしだ。よく考えてほしい。
トロがいかに上級とはいえ、全ての状況において勝っているだろうか?
そうとはいえないだろう。なぜならばトロには脂身が多い。これはいわゆる霜というものでうまみ成分も多い。
だがこの脂の多さゆえに料理においては適さなかったり、大量に食べるとしつこくなってくるのだ。
だがトロをけなしているわけではないということを理解してほしい。
トロは確かに赤身に比べて美味しい。これは間違いないことである。
だが一匹から取れる量が少ないから、一般的にトロがうまいと言われているからなどといった安易な理由で結論を急がないでほしいのだ。

しかし、寿司という料理において、板前の腕と材料の質の差が関与しなければトロのほうが味が良いのは当然だ。
すしというものは生身の魚、その素材単体の美味しさを味わうものだからである。それにおいて赤身がトロに勝る要素はない。
ではなぜ鉄火巻きにはトロが使われないのだろうか?
由来についてははっきりわかっていないので言及を控える。しかし、鉄火巻きの構成要素である海苔、米、赤身。これらが一体となって鉄火巻きになるのだ。
トロでは脂身のせいで海苔の食感、香りを損なわせてしまうからなのである。
しかし赤身なら同だろうか?マグロ本来のうまみを引き出しつつ海苔の食感、ほのかに香る磯の香りも同時に楽しめるのである。
それでこそ鉄火巻きであり、江戸時代から愛され続けてきた味なのである。

つまり結論として何が言いたいのかというと、鉄火巻きこそ上記の例を証明しており、人類が生み出した究極の知恵の恩恵を受けているといえるのではないだろうか?

鉄火巻きサイコォォオオオオオ!!!