ちゃんをつけろよデコスケ野郎

Last-modified: 2013-08-28 (水) 22:41:46

読み

ちゃんをつけろよでこすけやろう

意味

ネ実東方スレ、別名崖下紳士達の間では、チルノちゃんは「ちゃん」を付けて呼ぶことが暗黙のルールになっている。
うっかり付け忘れると、周囲の紳士から厳しいツッコミを受けることになる。
ネ実東方スレに書き込みをするときには、十分に気を付けるようにしたい。

「ちゃんをつけろデコスケ野郎」
「ちゃんをつけろこのデコスケ野郎」
「ちゃんをつけろよこのデコスケ野郎」
などの変形がある。

 

818 名前:既にその名前は使われています[sage] 投稿日:2008/12/12(金) 01:19:36 ID:eeaxKBTU
バー崖下

「見ない顔だね、ここははじめてかい?」
見慣れない青年に一人の紳士がにこやかに微笑みかけた。戸惑い気味に頷く彼に、紳士は小粋にもルナ茶を奢る。
「ここは少し独特の空気かもしれないが、なにすぐに慣れるさ」
何かの拍子に迷い込んだ青年は落ち着きなく周囲を見回しながら口と鼻でルナ茶を楽しんだ。
青年がルナ茶を半分ほど飲んだ時の事だ、突然硬い物がぶつかり合う音と重たい何かが椅子や机をふっとばしながら地面に激突する音がバーに響き渡った。
「ちゃんをつけろこのデコスケ野郎!!」
どうやらケンカのようだ。青年が止めに入ろうとすると、紳士が優雅な手つきで彼を引き止めた。
「いつもの事だ。なに、すぐに収まるさ」
紳士の言うとおりだった。すぐに殴られた紳士は「すいまえんでした;;」と謝ると、殴った方の紳士も笑顔で彼に手を差し伸べた。
「たまにはぶつかり合う事もある。だが、このバーの客はみな紳士だ。安心したまえ^^
このバー独特のルールにもすぐに慣れるのは確定的に明らか
聞きなれない言葉に青年が目をぱちくりとさせていると、唐突に一人の紳士が立ちあがった。
「\れみりゃ!/」
紳士達が総立ちになり、バーの中は突然異様な熱気に包まれる「\だいちゃん!/」「\こぁ!/」「\おぼん!/」
青年もその楽しげな雰囲気に誘われるように席を立つと、天高く指を突き上げ声高々にこう叫んだ!
「\チルノ!/」
『ちゃんをつけろこのデコスケ野郎!』
ボロ雑巾のようになった青年の姿をその日から二度とバーで見たものはいない

(東方Projectでいろいろ話すスレ その106 より)


元ネタは、大友克洋のマンガおよびアニメの「AKIRA」で、鉄雄が金田を呼び捨てにしたときに金田が言ったセリフ。
「さんをつけろよデコ助野郎」