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AIR Spring Reverb
エアー・スプリングリバーブ
目次
クラシックなスプリング・リバーブサウンドが得られます。
このプラグインは、アナログのスプリングリバーブを見事にモデリングしています。アナログのスプリングリバーブは、プレートリバーブによく似た電気機械装置です。リバーブを施される信号は、吊り下げられた金属製コイル・スプリングの末端にある変換器に送られます。変換器によってスプリングが振動し、スプリングの端から端に信号が反射します。スプリングの反対側の端には、スプリングの動きを電気信号に変換するもう1つの変換器があります。以上により、入力記号にディレイとリバーブがかかります。
操作方法
PRE DELAY / プリディレイ
原音発生のイベントから反響の開始までの経過時間(0~250ミリ秒)を指定します。
REVERB / リバーブ
リバーブ信号の拡散とステレオの幅を制御します。
DIFFUSION / ディフュージョン
リバーブ末尾のサウンドの密度が時間とともに増加していく割合が変更されます。
数値が大きいほど、滑らかなリバーブサウンドが作り出されます。
数値が小さいほど、震えたようなエコーになります。
WIDTH / ウィドゥス
リバーブを施した信号のステレオ・フィールドでの広がりが変更されます。0%に設定するとモノのリバーブとなりますが、元のソース信号のパンは処理されません。100%に設定すると、広がりのある、パンが適用されたステレオ・イメージになります。
EQ
LOW CUT / ローカット
ローカットフィルターの周波数を調整できます(20.0Hz~1.00kHz)。ローカットフィルターを使うと、リバーブ時間を長く設定した時に低音が大きくなりすぎることをいくらか回避できます。
REVERB TIME / リバーブタイム
原音記号の停止後に反響が減衰する時間(1.0~10.0秒)が変更されます。短く設定すると、固い床と壁に囲まれた狭いホールの中を歩いているような、硬質でよく響く金属的なリバーブとなります。長く設定すると、コンクリート製の大きな空NP貯水槽のような、大きな空間での反響になります。
MIX / ミックス
「AIR Spring Reverb」の効果量を調整できます。
数値が大きいほど、効果がアップします。
数値が小さいほど、効果がダウンします。






