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AIR Distortion
エアー・ディストーション
目次
さまざまな種類と量のディストーションでオーディオ信号に色付けすることができます。
操作方法
DRIVE / ドライヴ
入力ボリュームを0dBから60dBまで増やすことができます。
2つのうちの1つだけが増減する場合もあります。
デシベルは歪みの量と質に大きな違いをもたらす可能性があります。
数値が大きいほど、音が歪みます。
OUTPUT / アウトプット
歪んだシグナルの出力レベルを0~100%の範囲で下げることができます。 0%では、歪んだシグナルが出力を通過することはありません。
100%では、歪んだシグナルがフルボリュームで出力します。
数値が大きいほど、音量が大きくなります。
MIX / ミックス
「AIR Distortion」効果の量を設定します。
WETに値が近いほど、効果がアップします。
DRYに値が近いほど、効果がダウンします。
STEREO / ステレオ
ステレオが有効な場合、入力ステレオ信号の左チャンネルと右チャンネル別々に処理されるようになります。
無効にすると、入力ステレオ信号が加算され、モノラルとして処理されます。
ステレオボタンが有効になると点灯します。
TONE / トーン
PRE-SHAPE / プリシェープ
プリディストーションのトーンコントローラー。
高音周波数のゲインを幅広くブーストして処理できます。
これにより、さまざまな周波数で歪みが発生します。設定を高くすると、歪んだ信号のハイエンドがブーストされ(高音域の歪みが大きくなります)、設定を低くすると、ハイエンドが抑制され、中音域が若干ブーストされ、より暗く歪みの少ないトーンが得られます。
数値が大きいほど、高音域のディストーション?が強力になります。
数値が小さいほど、中音域が少しブーストされ、柔らかい音に近づきます。
HI-CUT / ハイ・カット
フィルター?の周波数?を調整できます。 処理した信号の高周波帯を減少させるには、 周波数を下げます。
指定した周波数が、「PRE-SHAPE」の効果を受けます。
CLIPPING / クリッピング
DC BIAS / DCバイアス
クリッピングを対称から非対称に変えることができます。 高く設定すると、豊潤ですばらしいサウンドが得られます。「DRIVE」を低い値に設定すると、違いが最もよくわかります。
THRESHOLD / スレッショルド
ディストーション?を施したシグナルのダイナミック・レンジのヘッドルーム?を-20.0dBFS~0.0dBFSの範囲で調整できます。「DRIVE」を使って固定されたクリッピングレベルに合わせてシグナルのレベルを調整するのではなく、「HEADROOM」を使って、シグナルレベルを変更せずにクリッピングレベルの方を調整してください。
数値が0に近いほど、ディストーションの効果を持つ音の音量がアップします。
MODE / モード
ディストーション?のモードを3つの中から選択できます。
HARD / ハード
鋭く、直接的なディストーション
SOFT / ソフト
ソフトで緩やかなディストーション
WARP / ワープ
自身で波形を歪ませて、ソフトなトーンから粗いトーンに素早く変化する複雑なディストーション






