AIR Stereo Width

Last-modified: 2023-06-16 (金) 10:59:56


AIR Stereo Width
エアー・ステレオウィズス



モノのオーディオ信号にステレオ・プレゼンスが加わり、音に広がりを持たせることができます。

操作方法

MODE / モード

人口のステレオ・フィールドを作成する方法を指定できます。調整、コーム、位相のいずれかを選択できます。

ADJUST / アジャスト

信号の既存のステレオ幅を調整します。M-Sエンコーディングによって、「LOW」、「MID」、「HIGH」の各コントロールでステレオ成分をイコライズし、「WIDTH」コントロールでブーストまたは減少させてから、M-Sデコーディングによってステレオに戻します。「DELAY」コントロールは右側の信号に左寄りのディレイをかけ、左右の幅を広げる効果をもたらします。

COMB / コーム

M-Sエンコーディングの後、モノ成分のディレイバージョンのステレオ成分に加えることで、信号に人工的な幅をもたらします。これにより、周波数列に左右に分けてシフトさせるコームフィルタリングエフェクトが作成されます。

PHASE / フェーズ

「LOW」、「MID」、「HIGH」の各コントロールで左右のチャンネルの相対的位相をシフトする3つの位相シフタの中心周波数を指定します。コームモードよりもはるかに繊細なエフェクトを作成できます。

PROCESS / プロセス

生成されたステレオ信号の低、中、高周波数帯をブーストまたはカットします。

TRIM / トリム

生成されたステレオ信号の、知覚されるセンターとソースを調整します。

LEVEL / レベル

ステレオ信号のセンターと知覚される部分の音量を設定します。

PAN / パン

ステレオ信号のセンターと知覚される部分の左右の位置を設定します。

DELAY / ディレイ

「PHASE」モードで使うディレイの長さを指定できます(0~8ミリ秒)。

WIDTH / ウィズス

生成されるステレオ・フィールドの最終的な幅を指定します。