dBFS

Last-modified: 2023-05-17 (水) 07:53:24


dBFS


デジタル信号の大きさの単位。FSは「フルスケール」の事で、デジタルで表現可能な最大値を指す。デジタルの最大値を0dBFSとして、信号の大きさをdB(デシベル)で表したものである。デジタル機器では0dBFSが表現可能な最大値であり、これを超える信号は全てハードクリップされるため、通常の信号はマイナスの数値で表される。ミキサーなどで「0」にこだわるのは、信号が0デシベルを超えると音が歪んだり割れたりするからである。

信号レベルの測り方であるピーク値、RMS値との組み合わせがあるため、厳密にはdBFS(peak)とdBFS(rms)は波形によって異なる値になる。信号がクリップしていないかどうかを見るためにはdBFS(peak)が問題となり、ノイズレベルなどを見るためにはdBFS(rms)が問題となる。

例えば下図のように16ビットのデジタルデータで全てのビットを使った(-32768から+32767までの)振幅のサイン波は 0dBFS(peak)であり、-3dBFS(rms)となる。どちらかと言えば波形のヘッドルームを見るために使われる事が多く、単にdBFSと言う場合はピーク値を表すdBFS(peak)を指すケースが多い。