エピソード/105話

巻:なるほどその手があったか。

 

狐:マキちゃんが人外縛りをしてるって聞いたから。

 

巻:そんな縛り名ついてるなんて初めて知ったしこんな縛りやりたいと思ってねえけど。

 

巻:この際人語を解せる相手ならもうなんでもいいや。

 

狐:まだ半分残ってるのにすでにすてっぱちになってますわ…。

 

巻:でもそれすごいな、どうやって音声伝えてんの？

 

狐:まあ、霊能r…というかこの忌々しいケモ…のちか…というか。

 

巻:ねえ、さっきからその霊能力とやらぶつ切り音声になってんだけど。

 

狐:あらおかしいわ…、…うは調子よ…ど。

 

狐:ふん！！！

 

[ハウリング]

 

巻:おいこら。

 

巻:い、いや治ってないけど。

 

狐:もう、おかしいわね。

 

狐:せいや！！！

 

[ハウリング]

 

巻:お…おいもう音質なんてどうでもいいから

 

巻:その叩いたら治るムーブやめてくれ耳と心が痛ぇよ。

 

狐:Hung!!!

 

巻:おい聞け！！