このエピソードは、ぷちっと劇場(ぱすてる!)の756番目の回である。
めたんに正月の挨拶をするセイカだが、流石に言っている人間と1月9日という時期がそれとそぐわないのか、呪術の類かと考え錯乱してしまった。
セイカ宅の近所のコンビニが事故に遭ったせいでしばらく食糧確保ができないらしく、めたんにしばらくの配達を依頼している。
依頼してまで欲しい食材というのは紫蘇。紫蘇の天ぷらを肴に酒興がしたいのだそう。
紫蘇の配達依頼のため「トートバッグ」と称したアタッシュケースと、個包装の小袋という「葉っぱ」の要素に絶対に付け合わせてはいけないであろう物共を次々と渡してきたセイカに、めたんは密輸の片棒はしないと警戒している。
会話
狂:明けましておめでとうございます。@:えっと…呪術…の類かなにかかしら…?
@:深淵に集いし666の魔獣その血魂の主たる漆黒のめたんがお相手するわ!!
狂:なるほど時期も相まってもはや正月という発想にすら行きつかなくなっていますね。
狂:ところできのう近所のコンビニにトラックが突っ込んだせいでしばらく食べ物が確保できないんですよね。
@:スーパー行きなさいよ。
狂:しばらくの間わたしもピザ町セイカをお願いしてもいいですか?
@:代金さえ積まれればなんでもいいけれど。
狂:じゃあちょっとシソの葉が欲しいですね。
@:白米を食べなさいよ。
狂:シソの天ぷらをガっと一発流し込みたい気分なので。
@:あなた揚げ物なんて自作できたのね。
狂:あ、エコバッグあるのでぜひ使ってください。
@:なに、ホントに行くの?
@:しそ代よりサービス料の方が絶対高いわよ。
[置]
@:何よそれ。
狂:トートバッグですよ?
@:アタッシュケースよね。
狂:それとこっちの小袋で個包装してもらえるとよりそてっぽくなって助かります。
@:UberEatsでは密輸の片棒を装うオプションは用意していないわ。