エピソード/116話

茜:いあさん大丈夫か？

 

茜:変な奴らに変なこと吹き込まれたりしてへんか？

 

あ:みんな優しくくれるよ？

 

茜:ほんならええけど。

 

茜:でもええか？

 

茜:青い色した奴が来たらいつでも110番つなげる準備だけはしとき。

 

あ:悪い人がいるんだね！

 

茜:そんで少しでも怪しいと思ったらウチが今からいうことを

 

茜:そっくりそのままお巡りさんに伝えるとええ。

 

あ:うん、わかった！

 

茜:お巡りさん！痴女が出ました！

 

あ:お巡りさん！ちじょが出ました！

 

茜:ええぞ、そういう感じや！

 

あ:”ちじょ”ってなんだろう？

 

茜:ようお茶の間騒がし取る猿や猪の琴やと思っとけばええ。

 

あ:むつかしい言葉だといざというときに忘れちゃいそうだよ…。

 

茜:そうか、じゃあこれでもええ。

 

茜:お巡りさん！いつものやつお願いします。

 

あ:お巡りさん、いつものやつお願いします！

 

茜:これやとお巡りさんいっちょ前に誤報疑ってきよるから。

 

茜:はいそうです！いつもの妹の方です！

 

あ:はいそうです！いつもの妹の方です！