エピソード/433話

板:どこかでいちこのクソ童貞野郎を見ませんでしたか?

 

な:まだ大将逃げ回ってるのか?

 

板:あのアホ毎年クリスマスシーズンになると気がふれて散財しまくるから

 

板:手綱をしっかり握っておかないといけないんです。

 

な:なるほどこれは奥さんですね。

 

板:ねじ切ってくりぬきますよ。

 

板:あいつにあいつ自身の私腹を肥やす権利なんてありません。

 

板:9割9分9厘がミクさんだったとしても残りの8割は私の誕生日に貢がせるんです。

 

な:限界突破してるな。

 

板:出がらしまで搾取する所存です。

 

な:誕生日おめでとう。

 

板:ありがとうございます。

 

な:大将が限界突破するのはまあいいとして

 

な:ゆかりは誕生日に何をおねだりするつもりなんだ?

 

板:ねだるのではありません搾取です。

 

な:もうめんどくさいなー。

 

板:とりあえず焼肉奢らせます。

 

な:うん。

 

板:寿司をおごらせます。

 

な:うん?

 

板:チーズタッカルビをおごらせます。

 

な:めっちゃ食うやん。

 

板:安心してください昨日の昼から何も食べていません。

 

な:めっちゃ楽しみにしてるやん。

 

板:ホールのケーキをおごらせます。

 

な:全部大将も食べる前提だな。

 

板:何言ってるんですか食べるのは私と紲星です。

 

板:いちこさんは財布の口以外すべてをきつく

 

板:縛り上げて身動きが取れないようにしておきます。

 

な:大将それはそれで喜びそうだからなんかやだ。