システム設定カテゴリ
システム設定カテゴリはその名の通り、ゲームのシステムにまつわる部分を変更する。
大体はBGMの変更か特定の操作・現象の禁止。
データーベース>システムで変更できる項目を、ゲームが始まった以後も編集するような項目が多いか。
それほど難しいコマンドは無い。また、戦闘BGMがここでないと変更出来ないので
ここのコマンドを使わないとボス戦でBGMを変更する事すら出来ない。
必須ではないものの、ボス戦で戦闘BGMが変わるのはもはや常識。可能な限り戦闘BGM変更の使い方くらいは覚えよう。
なお、タイトル画面及びゲームオーバー画面のBGMは変更できない。
イベントコマンド
戦闘BGMの変更
戦闘中のBGMを変更することが出来る。
今作はイベントで戦闘を起こす場合も、その戦闘だけBGMが違う設定は出来ないので
イベント戦でもエンカウントでもこのコマンドでBGMを変更しなくてはならない。
勝利MEの変更、敗北MEの変更
戦闘勝利、敗北MEの変更。
なお、下で紹介しているコマンドで「勝利報告・音楽の無効」や「勝利BGMの無効」を選んでいる場合は変更しても鳴らない。
MEをなしにすると戦闘勝利・敗北時無音になる。MEが鳴り終わった場合も無音。
「勝利BGMの無効」を選んでいる場合と勝利MEなしの最大の違いは、無音になるかBGMなりっぱなしかの違い。
乗り物BGMの変更
小型船・大型船・飛行船のBGMを変更することが出来る。
セーブ禁止の変更、メニュー禁止の変更
メニュー画面からのセーブを禁止/許可するコマンドと、
メニュー画面の呼び出しを禁止/許可するコマンド。
セーブ禁止中はオートセーブもされない模様。
ただしセーブを禁止してもイベントコマンドによるセーブ画面呼び出しでのセーブは可能。
同様にメニューも禁止されていてもイベントコマンドでの呼び出しは可能。
セーブを禁止された状態でイベントコマンドでメニュー画面を開いてもセーブは出来ない。
データベース側で最初から無効にすることが出来ない項目。
ただしデータベースの設定でセーブをゲーム中ずっと禁止にすることは可能。
並列処理イベントでメニューを開く前に何かしらの処理を挟む構造には出来るが
そうした場合、タッチ画面に配慮できなくなるのが問題点。
メニューは画面のタッチによっても呼び出せるが、メニューを禁止するとタッチのボタンが消えるため。
Switchなら軽微な問題だが、もしRPG MAKER WITHがスマホ移植したりするならタッチの重要度が上がるだろう。
エンカウント禁止の変更
歩いて出現するエンカウントを禁止する、つまり危険地帯をいくら歩いても敵が出なくなる。
イベントコマンドで形成されたエンカウントには無関係。
並び替え禁止の変更
データベース側で最初から無効にすることが出来ない項目。
ただしデータベースの設定で並び替えメニューをゲーム中ずっと禁止にすることは可能。
アクターの画像変更
アクターの歩行画像・フェイス画像・サイドビュー戦闘の画像を変更出来る。
但し、このコマンドでは歩行・フェイス・サイドビューのどれか1つだけを設定する…ということは出来ず
このコマンドを実行したらすべて設定しないといけない。
なぜアクターではなくシステム設定に入っているかは謎。
勝利報告・音楽の無効
無効化すると、戦闘に勝利した時の「●●に勝った!」と経験値とお金の入手のメッセージがスキップされる。
スキップされるだけで、経験値とお金はもらえているので安心めされよ。
またレベルアップの報告もスキップされる。
データベース側で最初から無効にすることが出来ない項目。
ボスの第一形態と戦うときに無効化し、勝ったときに「ククク…なかなかやるな」などと演出を挟むことで
単に戦闘に勝たせるよりも、どこか不穏な光景を演出することができるだろう。
勝利BGMの無効
勝利BGM、すなわち戦闘勝利時に鳴るMEを無効化して戦闘に勝っても戦闘BGMを鳴ったままにする。
連続戦イベントなどで有効。
勝利MEの項でも書いたが
「勝利BGMの無効」を選んでいる場合と勝利MEなしの最大の違いは、無音になるかBGMなりっぱなしかの違い。
データベース側で最初から無効にすることが出来ない項目。