RS2
【エンディング】において【アバロン】の【酒場】での詩人の歌が終わり
【詩人】が【皇帝】に話しかけた際の皇帝の台詞。
物語は【オープニング】の続き。
オープニングに登場していた、その時はプレイヤーには何者か知れなかった豪華な衣装の客=【最終皇帝】の存在を忘れていたプレイヤーは、その姿を再確認することとなる。
そして、直前に詩人が語った通り、皇帝は戦後自ら退位して【バレンヌ帝国】を【バレンヌ共和国】に改めた事実を認め、今となっては、目の前で語られた物語の張本人であるにもかかわらず、誰にも気に留められないような一般人なのだと自嘲する。なんで一般人がそんな派手な格好してるんだとかツッコんではいけない
しかし、詩人は去り際に「そうでもないと思いますよ(最終皇帝)様」とそれを否定し……。
- 最終皇帝男
君の歌は
素晴らしかったよ。だが陛下と呼ぶのは
やめてくれ。
もう私は皇帝ではないアバロンの人々にも
忘れられた、
歌の中だけの存在さ。 - 最終皇帝女
あなたの歌は
素晴らしかったわ。だけど陛下と呼ぶのは
やめて。
もう私は
皇帝ではないのよ。アバロンの人々にも
忘れられた、
歌の中だけの存在よ。
しかし、最終皇帝以外で【七英雄】を倒して詩人の詩を終わらせた場合、その皇帝が代わりに登場してそれに合わせた台詞になる。この場合、OPにだけ登場していた最終皇帝らしき人は正体不明の謎の客のまま終わる。
乱暴型(ワイルド型)口調の【男性】皇帝の場合は、セリフが下記の物に変化する。
お前の歌は
素晴らしかったぞ。だが陛下と呼ぶのは
やめろ。
オレは皇帝じゃない。アバロンの人々にも
忘れられた、
歌の中だけの存在だ。
乱暴型(ワイルド型)口調の【女性】の場合は、最終皇帝女と同じ。
詩人の語る内容から、帝国が共和国になってからしばらく経過したことを思わせるものの、皇帝やそれを迎えに来るパーティーメンバーがさほど年を取っているような描写はなく、どの程度の年月が経過しているのかは不明。
仮に、あまりにも期間が短い場合は皇帝が語る「アバロンの人々にも忘れられた歌の中だけの存在」にも疑問点が出てくるし、もしかしたら「周囲から既に忘れられている」という皇帝の認識そのものが間違っている(信頼できない語り手)という可能性が無きにしも非ず。
RS2(漫画版)
【ここに始まるは遥かなる戦いの詩。偉大な帝国と麗しきアバロンの詩。そして代々の皇帝とその仲間達の詩】
RS2R
本作では最終皇帝以外の台詞になることはないので、ボイス付きである。
3D化したことで、最終皇帝や迎えに来る文官仲間メンバーの容姿が変わってないことが原作以上に強調されている。