エーデルリッター/将魔
【ミカ】/【樹の将魔】―【モイ】/【石の将魔】―【サルゴン】/【炎の将魔】―【ボルス】/【水の将魔】―【イシス】/【音の将魔】―【トーワ】/【獣の将魔】
SF2
芸術の推奨される都【ラウプホルツ】でも好評を得ていた歌い手。
【グールの塔】にあるパイプオルガンに音楽家としての興味を惹かれ、【グスタフ】の護衛の元辿り着く。
グスタフが動かしても不協和音しか流れなかったオルガンの正しい操作に成功し、人間の文明が生み出したとは思えないその音色に魅了される。
しかしその音楽の正体は【先行文明の種族】からのメッセージだった。彼女はあまりに音のアニマの扱いに長けるがゆえ、音に隠されたメッセージの内容を理解してしまい、それに従い歌い手としての人生を即座に捨ててラウプホルツから姿を消し、のちに【エーデルリッター】の1人となったことで【音の将魔】への変身能力を有した。
実際、音の将魔との戦いが行われる部屋はスピーカーで埋め尽くされているなど当時のサンダイルの人間社会では存在しない文明であり、当該バトルBGM【Manie】も現代音楽の文法で作られている。
彼女が他のエーデルリッターと違うのは、普通の人間として何一つ不自由のない充実した人生を過ごしていながらも、先行文明に自分の意思で触れて人生が変わったこと。ミカは家庭に恵まれず、モイは戦場で死地を経験し、サルゴンは村の救援の結末が捻じ曲がり、ボルスは誤った憧れから凋落し、トーワは野盗という犯罪者だったが、イシスにだけはそうした不幸な部分がない。
リマスター版においては戦闘前に「音色も旋律もひとつあれば良かった。人間が出す物は全て雑音でしかない。あなたたちの音を消させて」と言い、ジニー達に襲いかかる。
最期は一行のパーティのうち誰かと一騎打ちを行い敗死、またはエッグに吸収されてその人生を終えた。
リマスター版では前述の繋がりからか、【最後のメガリス】における戦闘時にグスタフを選出すると、特殊な会話が発生する。
戦闘時に専用BGMがあると何気に優遇されていたが、リマスター版にて可愛らしい女性である事が判明して、更に人気と将魔の姿でのギャップが高まったと言える。
リマスター版能力値
| 概要 | HP | LP | WP | JP | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 最大 | 回復 | 最大 | 回復 | |||
| 初期値 | 160 | 17 | 28 | 1 | 42 | 2 |
| 歌声は消え、剣士は旅立つ | 270 | 18 | 54 | 2 | 62 | 2 |
固定装備でJPは+10されるので、初期JPは72となる。
| 体 | 剣 | 斧 | 杖+ | 槍 | 弓+ | 樹 | 石 | 炎 | 水 | 音+ | 獣 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ✗ | 0 | 0 | 11 | 0 | 8 | 8 | 6 | 9 | 10 | 16 | 6 |
| 所有ロール | 【楽士】 |
|---|---|
| 初期装備 | 大地のマレット、狩人の弓、術士服、木ぐつ、ブルーウォーター |
| 初期習得技 | - |
| 初期習得術 | ソニックバーナー、毒音波 |
- ✗印のアーツはセットできない。
成長率
年表
| 年代 | 年齢 | シナリオ |
|---|---|---|
| 1301 | 20 | 【歌声は消え、剣士は旅立つ】 |
| 1303 | 22 | 【高貴なる六騎士が揃う】 |
| 1305 | 24 | 【サウスマウンドトップの戦い】 |
| 1306 | 25 | 【最後のメガリス】 |