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概要
ロマサガ3の軍事系のミニゲーム。一部説明では「コンバット」と称されることもあるが、基本的に「マスコンバット」の名で解説する。
コマンドにより軍隊を指揮して相手の軍隊と戦争する。
実質的な【ミカエル】編の固有ストーリーであり、ミカエル以外の主人公ではほとんどプレイする機会がない。
マスコンバットの指揮官・陣形・作戦などのデータについてはこちらを参照のこと。
ゲーム説明
"作戦"コマンドで軍隊を指揮して相手軍隊を全滅または撤退させることが目標。
勝敗は指揮官の生死に関わらず「生き残った兵数」で決まる。(同数だと両者敗北)
どちらかの軍隊が全滅or撤退した場合はそちら側が敗北。
戦闘準備
基礎知識
- 兵士
戦闘に参加する兵士。1ユニットあたり100人換算。
平均的な能力の【歩兵】、防御に優れる【重装歩兵】、突破力の高い【騎兵】など。
【傭兵】を雇っている場合、戦場により攻撃型・暗殺型・防御型のどれかが参加し
【弓兵】も傭兵を雇うことで使用することができる。
【ゴブリン】や【ゾンビ】など敵専用ユニットも存在する。 - 陣形
戦闘に参加する兵士の配置。
速攻に優れる陣形、持久戦に優れる陣形、ある特定のポジションの突破力に優れる陣形など種類はさまざま。
戦闘開始前に手持ちの陣形のうち1つを選択する。 - 作戦
戦闘中に作戦を指示することで、自軍を動かしたり、戦わせたり、モラルを回復したり、相手を妨害したりできる。
作戦は戦争前の「戦闘準備」であらかじめ決めておく。一度の戦闘に6つまで作戦を組み込むことができる。
【指揮官】が戦闘不能になると、軍は統率を失い"前進攻撃"と"全軍突撃"と"全軍退却"しかできなくなってしまう。
敵軍の場合、指揮官が行動不能となった際に取る作戦は指揮官によって異なり、これら以外の行動も取る部隊もあるが、一度行動を決定すると以後は指示を出せない。 - モラル
兵士の士気のこと。最大値は255で画面外に【モラルゲージ】として敵味方両方表示される。兵士の攻撃力・防御力・突撃力に影響する。
攻撃や防御により減少し、退却や突破によって増加する。特殊な作戦にはモラルを大きく上下させるものが多い。
モラルが下がると戦力が激減するため、いかに管理するかが重要となる。 - 兵士の戦闘不能
兵士が戦闘不能となると、効果音と共に煙が発生。倒れたのは煙がなびいた方向の軍の兵士。
終戦まで具体的な数を確認することはできない。指揮官が戦闘不能になるとメッセージが入る。 - 一撃死
戦場の端まで行くと、押されている側の兵士が一撃で死ぬこと。
後述の敵陣突破効果も相まって、これが決まると自然と勝敗も決まることが多い。
これを避けるため、一部の戦法以外では戦線を上げたほうが良い。 - 敵陣突破効果
兵士が左端(敵は右端)まで到達すると、専用SEと共に戦場を突破する。
突破をした兵士は戦闘終了後の「生き残った兵数」に数えられる。
また、突破した兵士のいる軍団のモラルが上昇し、この上昇分は以後下回る事が無い。
基本的な戦い方
まずは敵と接するまで"前進攻撃"し、戦線を上げていく。
接して戦闘状態に入ったら"全軍防御"で相手のモラルが減るのを待つ。
相手のモラルがかなり減ってきたら"全軍突撃"で一気に殲滅する。
(できれば相手の全軍突撃を待ってから全軍突撃し返すと安定する。)
この時、モラルを削り切らないうちに相手が後退した場合は"前進攻撃"でさらに戦線を詰める。
自軍のモラルが減ってきた場合は、"全軍後退"や作戦によりモラルを回復したい。
- 序盤は基本に忠実に戦えばなんとかなる場合が多いが、陣形や作戦が充実し、
奇怪な地形やギミックが多く登場する中盤以降は相手毎に戦い方を工夫する必要が出てくる。
シナリオ
それぞれの詳細や攻略方法は各項目を詳細のこと。
全主人公共通
オープニング
- ミカエルと【ハリード】限定のイベント。
ミカエル限定
【パッペンハイム傭兵軍団】
【エドウィン偽男爵】
【森林の野盗】
【大演習】
【第一次遠征】
【第二次遠征】
【ビューネイの軍団】
【アビスの魔物軍団】
その他
- 【トーマス】限定のイベント。観戦のみ。
リマスター版での変更要素
画面のアスペクト比が16:9から4:3へ変わっている。
また、モラルの表示が画面上から画面下へ変わった。
新要素の【NEW GAME+】では、手持ちの陣形と作戦を引き継ぐことができる。
ハリードの戦術を受け継げるほか、ミカエル編OPの2戦だけ繰り返せばはじめからたくさんの陣形・作戦を所持できる。
マスコンバットを楽しみたいが自信がないといった場合は試してみる価値あり。
