RS2
敵1体に【斬】属性のダメージを与える【大剣技】。
大剣技としては威力が最強であり、その威力は通常攻撃の14/3倍(≒4.66倍)である。
盾回避が不可能であるため、【ガーダー】を装備している相手であっても問題なく利用可能であり、命中率も大剣技としてはかなり高めで申し分ない。
その威力の高さに加え、開発品で容易に量産可能な系統最強武器が非常に高い攻撃力を持つ点と大剣の【効果値】が安定してトップクラスであるという点が噛み合い、腕力10のキャラでさえも高いダメージを叩き出せてしまうというポテンシャルの高さを誇る。
ネックとなるのはその覚え方である。
というのも、この技は【無無剣】からの派生のみで閃く可能性があるわけだが、閃き難度は38と終盤のモンスター相手でないと基本的には覚えられない。
この段階になると、消費【WP】は少なめだが、低命中率で対象を指定出来ない無無剣は使い勝手が悪く、他に優秀な技も覚えているであろうことから既に使わなくなっていることが多い。
その為、無明剣の存在に気付かず大剣を使い続け、終盤になって【乱れ雪月花】を覚えると無明剣の存在に気付くことなく乱れ雪月花を主力として使い続けて冒険を終えてしまうということになりがち。
なお、【見切り】は存在するが、使用する敵がいないのでパーティアタックで見切る必要がある。
ただ、見切っても「【混乱】・【魅了】・【ターゲット強制変更】状態の味方が使用した時の予防」以外に使い道は無い。
RS2R
大剣最強技なのは相変わらず。剣を構えた後、赤い背景をバックに無数の斬撃が繰り出されるエフェクトが印象的である。
リメイク版では、閃き可否が技欄にアイコンで明示されるようになったため、無無剣さえ早々に封印しなければ、この技の存在に気付かないままエンディングを迎えてしまうといった事態は無くなった...はず。
大剣のほか、新たに【冥】属性を持った攻撃になった。
冥属性はラストダンジョンや裏ダンジョンの冥地相を復活・強化させてしまうため、ラスボス戦・裏ボス戦で使用すると相手に回復の隙を与えてしまうのが玉に瑕。
特に【光】属性の【クリムゾンフレア】や【レストレーション】を使う場合、これらのダメージ・効果量を減らしてしまうため、相性が悪い。
冥地相を嫌う場合は【乱れ雪月花】等、他の大剣技を使用したい。なお、上位の大剣技の大半が術特性が付与されており、術特性がないのは【無月散水】くらいである。
一方、冥地相でダメージに上昇補正が入るため、短期的な雑魚戦等ではむしろ強力なダメージソースとして使っていける。
RSU