記述の並べ替え

Last-modified: 2014-08-31 (日) 15:21:28

MUGENのCNSは基本的に、同じ「statedef」内の記述であれば、上から順番に処理していく
「kfm.cns」や「common1.cns」ならば問題ないが、「kfm.cmd」は全て[statedef -1]の中となるので
単純に置き換えただけだと、まだ優先して使って欲しい技が使ってもらえない状態である

 

なので「kfm.cmd」内の記述を並べ替える、使って欲しい技を上から順に並べていけば良い

並べ替えの例

分かりやすいように、色を変えつつ表記する、コメントアウトした技は記述しない

 
[Statedef -1]並べ替えたとしても、絶対にこの行の下に置くように
挑発ここに置くのがCOOL
変数の使い方の例prevstatenoは一瞬でも別ステートに移ると、目押し失敗してしまう
立ち弱パンチ・目押し要するに繋がりにくいので、記述は可能な限り上に置いた方が良い
カンフースルー(投げ技)投げ技は崩しにカウンターに強力なので、優先して使うべき
三烈カンフー突き手無敵の強い超必殺技、地上専用カウンター及びコンボ
スマッシュカンフーアッパー上に同じく、空中&一部地上用カウンター及びコンボ
バックステップ投げの超反応回避があるので、シールドより先に
ジャンプ上に同じく、シールドより上でないと意味が無い
弱カンフーアッパー弱めのカウンターなので、この辺りで良い
ガード最も注意すべき、これより上か下かがとても重要
シールド反撃ガードの下、かつシールドの上に置いておくべし
シールド実はガード中でも使えるので、この位置がベストだったり
歩きガードより上に置くのが強いが、それは控えておきたい
空中受け身どこでも良いのだが、分かりやすい所に置いておこう
ゲージ溜めダッシュより上に置かないと、あまり使わなくなるので注意
ダッシュ通常攻撃の、すぐ上辺りに置くのが最適だと思う
しゃがみ弱パンチ地上戦は相手のガードを崩すのが大事なので、しゃがみ攻撃優先
しゃがみ強パンチ並べる順は基本的に、攻撃範囲の狭い方を上にしておく
しゃがみ弱キックそうでないと下にされた攻撃範囲の狭い技は、殆ど使われない
立ち弱パンチコンボが上手くつながらないなら、繋がるよう並べ替えるのもありだが
立ち弱キック立ち攻撃も、しゃがみ攻撃と基本的には同じように記述していく
立ち強キックただ立ち弱キックと立ち強キックは、コンボを考えて弱キックを上に
立ち強パンチ
強カンフー突き手通常攻撃がヒットしたら、「三烈カンフー突き手」へ繋ぐため
速いカンフー突き手ゲージが足りないならこっちを使う、十分にダメージは伸びる
強カンフーアッパー弱い対空なのでガードの下で良い、また「movehit」条件で使う技でも
弱カンフーニーゲージ技への繋ぎや特殊ふっ飛ばしに比べ威力は低いので、優先度も低い
強カンフーニーなのでカンフー突き手二つよりも下に記述、ゲージが無いときに使う
しゃがみ強キックコンボの優先度は最低、ダウン時に使う技もこれだけなので、ここで良い
弱カンフーブローガードされたりした場合の押し出し用、あとは牽制
強カンフーブロー牽制専用なので、このへんまで下げていて良い
板投げ飛び道具は全ての技の下でも良いくらい、使える範囲が広いのだ
ジャンプ弱キックこれらも範囲順に並べているだけ
ジャンプ弱パンチ空中コンボはなかなかつながらないものなので
ジャンプ強パンチ上手く行ってくれたら御の字といったところ
ジャンプ強キック
 

だいたいこんな感じになる、一番重要なのは『ガードの上にするか下にするか』だろう
「p2movetype = A」などの記述がありカウンターに使いたいなら、ガードの上に置かないと機能しない
ちなみに「シールド」は、ガード中でも結構出てくるので、ガードの下に置いたほうが良かったりする

 

その次に『条件が被っていないかどうか』、例えばダッシュとパワー溜めだが、相手がダウン中の場合
同時に相手は食らい中なので、どちらも使用タイミングに当たる。ここでダッシュを上に記述していると
使用確率の問題で、ほとんどの状況でダッシュを優先してしまい、パワー溜めが使用されることはまず無い
なのでパワー溜めを上に記述しておけば、確率は低いものの『使われない』ということはなくなる

 

それと歩きをガードの上に置かない理由だが、AIはキーを後方に入れなくてもガード可能なので
歩きをガードの上に置けば「前に歩きながらガード」も結構普通に出来てしまう、それは見た目的にも
いかにもAIという感じがして良くない、と筆者は思うのでガードの下に置くようにしている

 

あとはとにかく試合で試してみて、ちゃんと動くかを何度も確認することが重要だろう