特徴
80年代のロボアニOVA黄金期と、製作会社AICを代表する作品の一つ。
原作は阿乱霊がレモンピープル(18禁雑誌)で連載した漫画というエッチな物だが、
OVAは決して原型を留めている物ではないのであまり気にしなくていい。
「美少女キャラ同士のガチバトルもの」というジャンル(某なのはとか某プリキュアとか)のはしりでもある。
本作当時はニッチ向けでしたが今やアニメの定番ネタに…(本作の約5年後に放送された某セーラームーンブームの影響だろうか?)
活躍する「イクサー」は宇宙を漂流する民「クトゥルフ」を守る戦士。
いわゆる人造人間の類であり、光線、剣を自在に操り宇宙すら飛翔する。
見た目、明らかに人間の様な彼女達が、
スーパーロボット大戦で戦う事に違和感を感じてしまう人も多いだろうが、
解りやすく言えば鎧の無いテッカマンである。
※イクサーロボのままGAMEOVERになると渚が消滅するバグがあるので要確認
機体
イクサーロボ
- 姉機だが緑色のニクい奴。イクサー同様バイオロイドである。
マスタッシュマン- OVA第1巻の搭乗シーンではそう見えなくもないが、あれはモミアゲである。
- OVA第1巻では丸っこくて女性型をモチーフにしていることが見て取れたが、
OVA第3巻ではバリバリにバリっていて完全な別物。ついでにサイズが3倍くらいになった。 - バグ故か敬遠されがちな機体だが、ボーナスでENが上がるため継戦力は高い。
- 射程の幅もあるためスーパー系のサブユニットにするのもアリか。
- メインでも十分行ける性能なので装甲の薄さを補ってくれるバリア持ちか装甲ボーナスの付くサブを付けてあげるとベター。空間転移での回避はあまりあてにしない方がいい。
富士一號
- 28話後に地上ルートを選択すれば名前だけ出てくる空中戦艦。
- なのだが、正直戦艦と呼ぶのは厳しいサイズではなかろうか。
- 原作ではウルトラマンを彷彿とさせるかっこいい出撃シーンで勇ましく出撃した。
- そしてディロスΘに一撃で破壊された出オチメカ。
- 今回は加藤機関に撃墜される。報告だけで。
富士二號
- 地上ルート30話で名前だけ出てくる空中戦艦。
- 原作ではゴジラを彷彿とさせるかっこいい出撃シーンで勇ましく出撃した。
- そして地上部隊とともにクトゥルフの地上要塞に攻撃を仕掛けるも、返り討ちにあった出オチメカ。
- 一応イクサー1の役には立った。
- 原作どおりクトゥルフに撃墜された。報告だけだけど。
FJ-Ⅲ
- /^0^\
- 日本ではなくアメリカで開発された宇宙戦艦。
- スターウォーズを彷彿とさせるかっこいい出撃シーンで勇ましく出撃した。
- そして出撃シーンが終わる前にビッグゴールドの一撃で撃墜された出オチメカ。
- 「粒子砲で迎撃せよ!」
- 「間に合いませんっ!!」
- 今回は哨戒中に撃沈される。
- レイチェルに「あの」と言われる当たり、この世界ではミネルバやアークエンジェルに負けない性能はあったのだろう…
敵機体
イクサーΣ
- シンクロした渚に吹き飛ばされるがちゃっかり修理されていた。
- カットインがやたら粘土っぽい。
ディロスΘ
- 一応乗り手を選ぶ幹部機だが、ダンガイオーの空中戦車の如く量産されまくる。
- AIC仲間で某冥王の次元連結砲を思わせる攻撃をする。
- キラは一体どうやって攻撃対象が分かったのだろうか…。
- 話が進むと改造されて強化されてくるが射程の短さのおかげか大して強さを感じない。
パイロット
イクサー1
- 来たぜ僕らの戦女神。なんか強引? 戦士だから仕方ない。
- 地球を疲れ果てさせることがお仕事。もう休ませてやれ。
- 最終話でビッグゴールドを倒した後、クトゥルフに殺された人や破壊された街を、
記憶ごと綺麗さっぱり元通りにしてくれたが、反則技過ぎたのかLではやってくれない。 - ↑アレは平和な平行世界に渚の魂を連れて行ってあげただけらしい。
- あれ?実は疲れ果てた地球そのまんま放置?
- いい加減休ませてあげたんだよ…
- 最終話でビッグゴールドを倒した後、クトゥルフに殺された人や破壊された街を、
- 胸の装甲のおかげで揺れない、揺れようが無い。戦士だからね。
- もみ上げの縦ロールは揺れるぞ!
- 生身の状態で待機モーションなら揺れまくり!
- もみ上げの縦ロールは揺れるぞ!
- 生身や宇宙人関係からジャック・スミスや鏡と絡みが深い。
- だってイクサー1最高だから…
- ↑聞こえないな。もっと大きな声で言いなさい
- 中盤、(イクサー3の)原作通り長期離脱してしまう。なんてこった。
- 撃墜されると例によってティウンティウンする
- 中の人は、当初飛鷹葵の先祖という設定も存在した、超獣機神の方のダンクーガのパイロットの紅一点。
- ただし本作では、劇場版ドラえもんのゲスト役という、非常にマイナーな声優ネタを披露する。
- 微妙な線だが、ビッグゴールドとムーンWILLとの決着後にネオスゴールドが現れた際、イクサー2の中の人の声優ネタのネタふりをしているように見える。
- イクサー1「くっ…!力が出ない…!」⇒イクサー2登場⇒イクサーズファイナルアタック⇒ネオスゴールド、バイバイ金。
加納 渚
- イクサー1が愛した娘。
イクサー1のポカミスにより両親を失った事が、彼女の戦う意思へと結びついた。 - 目の前で両親がグロい怪物になって死んだり、口の中に触手を入れられたり、
全裸にされてロボで戦わされたり、変な服着せられたり、イヤボーン体験させられたり、
死んだりと散々な目に会う。- Dにおいて、メガゾーン23のヒロイン・由唯の同居人・智美が、B.D.の部下に殺害され死んでるのを、
省吾とともに発見するシーンが再現されたころがなつかしい…。 - なお全裸については突っ込まないし、誰も気づかない。
- 彼女のカットインがすべて首から上なのは…
- CERO:Bの壁である。
- 今回フツーに生きているが、スパロボ補正である。
- ↑実は小説版でも死なずに生き残っている。
- Dにおいて、メガゾーン23のヒロイン・由唯の同居人・智美が、B.D.の部下に殺害され死んでるのを、
- 本作では原作OVAと違い、友達や両親の死を石神から知らされるかたちで知ることに。
- CERO(ry
- 気のせいか喋り方に昭和臭さがにじみ出ている。
- お姉さんに相談してみそ?なんてね。あはは・・・
- 初期レベルで信頼をおぼえているのは皮肉としか言いようがない。
- 中の人はサイキックウェェェイブなスーパーロボットのパイロットの一人と同じ。
- つーか監督が同じだ!
- しかもイクサー1とダンガイオーはドラマCDで直接共演した事がある。
- ついでに言うと、某冥王の風のブライト艦長大好きっ子な秘密結社の長とも同じである。
- 初代プリキュアで「なぎさの母親」を演じていたのもやっぱり本作のオマージュなんだろうか
敵パイロット
ビッグゴールド
- 金色トリオその�。見た目赤子で戦闘するがCERO:Bでちゃらへっちゃら。
- 中の人は、今は亡き名声優・塩沢兼人。
- ムーンWILLやネオスゴールドと会話していると画面が百式状態に。
- ムーンWILL「実はお前は云々」 大金・新金「な、なんだってー」
イクサー2
- 来たぞ僕らのお姉様。その色々と高いスペックでLOTUSを蹂躙してくる。
- キラが突っ込んでいって連タゲ補正で落とされるのはよくあること。
- 原作では結構なアホの子だったりする。
- OVAでは口笛のテーマで登場する。
- 魔法騎士レイアースに登場するノヴァ(アニメ版オリジナルキャラ)は彼女を元ネタにしている。
- …というか監督が同じなのでセルフパロディにあたる。
- ゼノサーガのT-elosでもないぞ。というかT-elosの方がこの人のオマージュっぽいぞ。
- 魔法騎士レイアースに登場するノヴァ(アニメ版オリジナルキャラ)は彼女を元ネタにしている。
- 後に
妹萌え正義に目覚めデレる。- しかし今回はデレが少ない。非常に残念である。
- 中の人は間違いなく正義の味方
- そうだ嬉しいんだ、生きる喜び、たとえ胸の傷が痛んでも。 byイクサー2
- だからと言って、イクサービームのあのカットインが出たとき、「アァ○パァァ○チ!!」、と叫んではいけない。
- 何の偶然か、彼女の髪の色はその正義の味方のシンボルカラーと同じである。
- さらに言うと、イクサー1、イクサー3の髪の色も、同作品で「○○パンマン」と呼ばれているほかの2人のシンボルカラーと同じである。
- 本作では、イクサー1によるネタふりによって、そのアニメとは逆の展開で仲間になる…、ように見える。
コバルト
- ミンチよりひでぇ…。
- 綺麗だった人が、こんなに…。
- 本作でいちばん最初に死ぬ敵パイロット。
- 原作を知らないと、名前付なので何度も戦う事になるんだろうと思った矢先に死んで噴む。
- 彼女のお陰でクトゥルフは擬態獣の再生に成功する。
それがわかるのは終盤だけど。- しかし、コバルトは擬態獣と接触してないのにいつの間に細胞が付着していたんだろう…
セピア
- 原作同様イクサーΣ登場回で死亡する。コバルトの愛人。
- 原作では地球人の女の子をかばう所もあったため生存を願うファンは血涙を流した
- せめて中盤辺りまで生かしてくれてもよかったじゃないですかぁーっ!
- 本作では復讐に狂った何かにしか見えないので仕方ないが。
- サブパイロットとして登録はされていないので実質台詞のみの非パイロット。
つまりはDのメタルビースト・ドラゴンにおけるコーウェン君とスティンガー君- サブパイロット=精神コマンド要員である以上敵にサブパイロットがいても無意味なのだが。
非パイロットキャラクター
サー・バイオレット
- イクサー1の前のクトゥルフの長。
- 100年前、心の隙を突かれビッグゴールドに人格を乗っ取られてしまう。
- 気がつけば、いつの間にかいなくなっている。
- 中の人は、故・塩沢兼人氏と島本須美氏のWキャスト。
- ちなみに島本CVは本来の人格、塩沢CVはビッグゴールドの人格。
- 声優が男女2人、よく「お許しくださいビッグゴールド」と謝るという、某元祖スーパーロボットの今回登場しない敵方中間管理職の方に似ているような。