イベント/跳躍空間への突入

Last-modified: 2012-10-15 (月) 04:09:46

シナリオ/世界移動シナリオ-Shoot the Bullet編のイベント

跳躍空間への突入

それが明らかになったのは、バイド中枢が潜む異層次元、及び跳躍空間への調査から帰還した地球連邦の部隊がバイド化したことが始まりだった。
R戦闘機部隊によって撃破され、辛うじて残されたデータの残骸から明かされたもの。

 

バイドコアまでの道中といえる異層次元。
そこはバイドだけではなく、バクテリアンとベルサー達の巣窟であるということだった。

バクテリアン、ベルサー、バイド……これら敵対勢力を纏め、通称「3B勢力」。
その中でも危険度だけでいえばバイドが以上に飛び抜けている。
その為、バイドの殲滅は人類にとって最優先事項といえた。

 

しかし、この状況は現存するR-TYPERだけでどうにかなる規模ではない。

 
 
 

そして、
開示されたデータを見かねた地球連邦は3B勢力の排除の為に、
彼らとの戦闘にそれぞれ特化した戦力の合一を決定する。

 
 
 

秘密時空組織「G」所属の「天使」
シルバーホーク部隊。
R戦闘機部隊。
地球連邦からの要請を受けた三者勢力。

 

これら戦力の統合を。

 
 

……そうやって決めたのはいいのだが、集結した先で問題が発生した。
比那名居 天子、ブロントさん、汚い忍者。それぞれの戦力に所属する三者でちょっとしたいざこざが発生したのである。

 

R戦闘機部隊と「天使」との共同ミッションでの、R-9Bによる突発的なバルムンク爆撃。
天子がそれについて発言したところ、そのパイロットである忍者が猛反発。妹に喧嘩を売ったと見た兄も加わり、大口論となってしまった。
(ブロントさんと忍者については磁石のS極とN極の様な天性の相性の悪さもあるが)

 

「いい加減にしろよカスが自分のあやまちを認めずてんこにたてつとかあもりにも非常識でしょう・・?忍者はひっしこいて立場を確保したいらしいがナイトに相手されてない事くらいいい加減気づけよ」
「だから病み上がりはすっ込んでろって何十回いわせりゃわかんだよこのアルパカ野郎! 最っ初からテメエなんか相手してねーよ!」
「あー、もう。ヒステリックな男は嫌われるって名言を知らないのかしら、この目線……」

 

完全に頭がヒットしてる状態。周りもどうしたものかと考えあぐねている様だった。
傍から見れば子供の喧嘩の様であるが、これから協力するというのに、これはいただけない。
そして三人の言い争いを真っ向から見て、自分は……

意識が遠のく……

苛烈な論争に頭をやられたのか、頭が痛くなっていくのを感じた。
これまでに疲労が溜まっていたのか、意識が遠のき……
そして、ふらりと倒れてしまった。

 
 
 

気がつくと三人を含めた周囲に慌てて介抱されていた。
奇しくも、自分がぶっ倒れたおかげで「それどころじゃない」と纏まったようだ。

そんなことよりもお腹がすいたよ

猛烈な空腹を感じていた。
そんなことよりおなかがすいたよ。
なんて事を考えていると、腹の虫がなってしまった。

 

……周りの視線が集まった。
やらかしたという思いが心中に去来する。

 

思わず気不味い気持ちを抱えていると、
ある者から同じような音が鳴ったり、ある者はお腹を押さえ始めた。
それは言い争っていた三人も例外ではなく……

 

……どうやら、腹が空いていたのは自分だけではなかったらしい。
どこからともなく笑いがあがった。

 
 

「……まあ、さっきは言い過ぎたと思ったわ」
「このまま言い争っても非効率だしな……仕方ねえからチャラにしてやる」
「そいうことにしておいてやろう俺は優しいからな」
「や、やっぱ気に食わねえぞ、こいつ!?」
「お兄ちゃんの喋り方はダライアス訛りが強いから。まともに受け止めたらハゲるわよ?」
「ちょっと待て、ダライアスの連中は全員こんな話し方すンのか……?」

 
 

なんやかんやで楽しそうに騒いでいるようである。
……結果として、何とかまとまったようだ。
それを見て、自分は思わず安堵の息をついた。

 
 

※秘密時空組織「G」、シルバーホーク部隊、R戦闘機部隊 が僚機として選択できるようになりました。
 フリーミッションでそれぞれイベントに登場するステージが遊べるようになりました。

Chapter:1.0

異層次元内のエリアを、ステージクリアという形で開放していく。
そしてエリアを開放する度に、攻略できるステージが増える。
簡単に言えばダラバーのクロニクルモードのような具合。

Chapter:1.1

跳躍空間を調査中、古びた遺跡らしき建造物を発見した。
その周辺には、石造りのモニュメント――不思議なことにイースター島のモアイに形そっくり――が遺跡を守るかのように厳かに列挙している。

 

 

モアイが反応を見せ、こちらに攻撃を仕掛けてきた!

 

どうやら迎撃システムの様な機構を備えているようだ……。
驚いていると、それを見た天子が感想を述べた。
「さっきの攻撃、バクテリアンのレーザー兵器に似通ったものがあるわね。
 もしかしてあのモアイ像、あいつらが作ったものかしら……」

 

なるほど。
もしあれがバクテリアンの兵器だとしたら……

 
いいセンスだ

世界的観光資源そっくりな兵器を作るとは、味な真似をする。
テトランの動きといい、バクテリアンって実はエンターテイメント気質じゃないだろうか。

 

自分の呟きを聞いた天子は楽しそうに笑ってRVに乗り込んだ。
「あんたが冗談を言う余裕があるなら楽勝ね」

 

……冗談のつもりじゃないんだけどなあ。

ふざけた真似をする

世界的観光資源そっくりな兵器を作るとは、
バクテリアンも随分と舐めた真似をしてくれたものだ。
ひとつ残らず叩き壊さなくてはいけない。

 

自分の呟きを聞いた天子は真剣な表情でRVに乗り込んだ。
「地球の平和を守る。それが私達の仕事だものね」

 

天子の言葉に頷く。その通りだった。

見事なリサイクル精神だ

現地の遺跡を改造していることは確定的に明らか。
使えるものは使う。見事なリサイクル精神だった。

 

自分の呟きを聞いた天子は憮然とした表情でRVに乗り込んだ。
「感心してる場合か!」

 

……仰る通りです。

なんてバチ当たりな……

現地の遺跡を改造していることは確定的に明らか。
なんとバチ当たりな!
バクテリアンには太古のロマンという奴がわからないのだろうか。

 

自分の呟きを聞いた天子は怪訝な表情を浮かべながらRVに乗り込んだ。
「侵略者に太古へのロマンってあるもんなのかしら……」

 

……言われてみれば。

 

そうこうしている内に仲間達は遺跡へと出撃した。
こちらも遅れてはいられない。

 
 

さあ、出撃だ。


STAGE「MOAITIC RUINS」
ステージ名:跳躍空間 ~ 遺跡
ステージボス:ビッグモアイ
同行可能な僚機:所属組織

古びたモアイが列挙する不気味な遺跡のステージ。グラディウスではお約束のモアイ面。
登場する敵もモアイ、モアイ、モアイ……。モアイがゲシュタルト崩壊を起こしそうな有様。
弱点は口。それ以外は攻撃を当てても倒せない。イオンリングを吐きだす時に口を開くので、口目掛けて攻撃を叩きこもう。
ボス:ビッグモアイ
地面から大量のモアイが飛び出し、合体。巨大なモアイに変形する。なんじゃあそりゃ
合体するまではダメージを与えられない。飛び出すモアイを避けながら待とう。
ボスは分裂するイオンリングを撒き散らす他、地面から雑魚モアイを召喚してくる。

Chapter:1.2

STAGE「次元潜行者」
ステージ名:跳躍空間 ~ ベルサー軍補給基地跡
中ボス:ヘルメテッドコロナタス ヘビーマフラー
ステージボス:ディメンションダイバー
同行可能な僚機:所属組織

ベルサーの基地と思わしき施設の廃墟。デブリを回避しながら先を進んでいく。
道中からタツノオトシゴ型の中ボス・ヘルメテッドコロナタスが登場する。
途中で上下二つのルートに分岐する。上ルートでは更にエラブウミヘビ型の中ボス・ヘビーマフラーが登場するが、下ルートは雑魚やデブリの勢いが激しい。
基地を突破すると、つい最近何者かの手によってこの基地が襲撃を受け、破壊された事を把握する。
そして一旦態勢を立て直す為に進路方向を帰路に向けようとした先に、基地を破壊したボスが出現する。

 
 
 
 
WARNING!
A HUGE BATTLE SHIP
DIMENSION DIVER
IS APPROACHING FAST
 
 
 
 
 
 

ボス:ディメンションダイバー Dimension Diver
ギンザメに似た形状を持つシーマの金属生命体。途中で通ったルートによって攻撃内容が若干変化する。上ルートを通った場合は金色の個体が、下ルートを通った場合は銀色の個体がボスとして登場。
亜空間航行ユニットを搭載しており、次元潜行者の名に違わず何処ぞのスキマ妖怪のような部位限定の空間転移などの芸当をやってのける。
攻撃方法は短レーザーのばら撒き、空中機雷の撒布、サーチレーザーからの空間転移ミサイル、エネルギー弾、5WAY拡散弾、βビームなど。
戦闘開始時に必ず短レーザーをばら撒くが、βビームを発射するまでは完全にパターンがランダム。
チャージ後に発射するβビームはバーストレーザーやフォースでも防げないので回避するしかない。

Chapter:1.3

STAGE「異次元の旅人」
ステージ名:跳躍空間
ステージボス:ドブケラドプス・ウィアートル
同行可能な僚機:所属組織

穏やかな世界
エーテリウム育む美しい空間

 

バイドはそれすら蝕む


跳躍空間内部に侵食するバイドを撃破するステージ。
道中はタブロックやストロバルトボマーといったバイドが出現する。
背景に何らかの巨大生物の死骸が浮かんでおり、ステージを進んでいくと少しづつそれに接近する。
そして巨大生物の死骸の間近に接近すると、ボス戦が始まる。

 

ボス:ドブケラドプス・ウィアートル
巨大生物の死骸の正体。異層空間内を彷徨う、ミイラの様な外見を持ったドブケラドプスの一種。
ふわふわと画面を漂いながら、バイド胞子や体液をとばして攻撃してくる。
また戦闘が長引いたり体力をだいぶ削ると、腹部から広範囲に広がる攻撃ドブケルンMAX-Rを発射してくる。

Chapter:1.4

跳躍空間の調査に向かった第三艦隊が消息を絶った。
PC達は命を受けた提督の指揮の下、跳躍空間の攻略がてらに彼らの探索に向かう。

 
 

アングルボダ級宇宙空母に揺られ、ワープ空間を航空中……
整備班といった作業を持たない者達はどこか退屈を持て余している。

 

退屈を紛らわせる為に学校の課題をこなしている「天使」達を見て、
パイロット達は各々の青春時代を思い返している様だった。
これがないと生きていけないとばかりに酒を煽ったり、知り合い同士でポーカーの興じる者がいる。
美人で有名なOF-5のパイロットにナンパしては、膝を着く者もいる。

 

生死のやり取りの合間にある、穏やかなひと時。
突如艦内に入電した緊急連絡がそれを引き裂いた。

 

「巨大な質量の物体がこちらに接近している」

 

反射的に戦艦内の窓に飛びつく。
窓の外から見える光景――ワープ空間内に目を疑うほど巨大な戦艦が漂っていた。
その周辺には、見覚えのある残骸が。

 

報告が現場に錯綜する。
――「残骸は、第三艦隊所属の戦艦及び機体」という報告が。

 

それを生み出したのは、
目の前に憚る新緑の巨大戦艦の手によるもので間違いなかった。


STAGE「狂気の深緑」
ステージ名:跳躍空間 ~ 超巨大戦艦周辺
ステージボス:超巨大戦艦 グリーン・インフェルノ
同行可能な僚機:所属組織

それは気が遠くなるほどの年月を、ひたすら彷徨い
射程範囲に入ったものを残らず破壊する

 

跳躍空間に突入するものにとって
「出会ったが最期」と恐れられる
絶対的な破壊神である

 

―グリーン・インフェルノについて―


R-TYPE恒例の戦艦ステージ。跳躍空間を彷徨う伝説の巨大戦艦を撃破する。

 

ボス:超巨大戦艦 グリーン・インフェルノ
画面に収まりきらないほど巨大な戦艦「グリーン・インフェルノ」との戦闘。
肝心のグリーン・インフェルノだがサイズがTACⅡ仕様なので滅茶苦茶大きい。
まさにステージそのものがボスという状況である。
装甲、メインエンジン、跳躍ノズル、多数の多砲塔砲台……機能をひとつづつ潰しながら進んでいく。
(ただし艦首前面の主砲は破壊しても時間を置いて再生する)
兎に角巨大な上に、破壊するべき部位が桁外れに多い。
そして兵装を破壊しつつ、最後に戦艦コアを破壊すると、グリーン・インフェルノは船体が真っ二つになった状態で復活し戦闘を続行する。
この状態になったら、半壊状態になったグリーン・インフェルノにひたすら攻撃を撃ち込み続けよう。
あとは集中力と気力の問題である。

Chapter:1.5

STAGE「ディメンションタイド」
ステージ名:跳躍空間 ~ 跳躍26次元
中ボス:高速移動要塞 ファインモーション バイディックステア クラーケン
ステージボス:高速移動要塞 ファインモーションⅡ
同行可能な僚機:所属組織

バクテリアン ベルサー そしてバイド
共通して人類に敵対する存在だが
三者が決して相容れることはない

 

破壊だけを由とする彼らにとって
それは一切の利益にはならないのだから。


手強いボスが何回も襲いかかる、跳躍空間ステージの中でも特に難易度が高いステージ。

 
 

捻じれた異次元空間での戦闘。別世界から流れ着いたと思わしきスペースデブリが漂流している。
自機速度に反比例して画面が歪む為、見ていて気持ち悪い。何より戦いづらい。できるだけ高速を維持したい。スピーッダ推奨
ちなみにR-9B系列に搭乗していると、速度に関係なく空間の歪みが大幅に軽減される。
バリア波動砲の扱いが難しいが、慣れているのであればR-9B系列を使ってみよう。
道中、背景に何かの影が通り過ぎることが何回かあるが……

 

中ボス:高速移動要塞 ファインモーション
バイドに侵された異層次元ワープルート無人防衛システム。道中に何回か出現した影の正体。
最初はカプセル状の姿だが、外殻の一部を分離させながら重力フィールドを発生させ、動きを阻害してくる厄介な敵。何より中ボスとは思えないほど硬い。そこら辺のボスよりも硬い。
通常難易度でもケンロクエンの最大ループパイルバンカー2、3発叩き込んでようやく沈む。お前の様な中ボスがいるか。
また、本体が発射するファインレーザーは分離した外殻を反射する為、これまた厄介。
パターンがわからないと死ねる。逆にパターンを理解していれば容易い。
ちなみに分岐バーはない。遠慮なく戦おう。何とか倒すと、ファインモーションは爆炎をあげて背景奥へと消えていく。

 

中盤は宇宙要塞の残骸に侵入しながらバイドを撃破していく。
序盤の道中に比べると、中ボスまでの長さも敵の攻撃も、だいぶ易しくなっている。
ボスラッシュが発生するので簡単かというとそうでもないのだが。
敵を撃破しながら要塞を進んでいくと次元気流が発生し、2体目の中ボス戦に入る。

 

中ボス:バイディックステア Bydic Stare
ベルサー軍のデメニギス型巨大戦艦の残骸がバイド汚染を受け変質したもの。
眼球センサーから触手が伸びて気持ち悪い。ちなみに破壊すると漁獲高がたくさん入る。
残骸から再生したからか、武装の大半が変質しておりバーストビームも発射してこない。
攻撃もまだ緩やかな方なので、ひとつ前の中ボスに比べるとそれほど苦戦はしないだろう。

 

2体目の中ボスを撃破すると要塞が崩れ始め、脱出することに。
要塞を抜けると要塞が次元の歪みに呑みこまれ、同時に3体目の中ボスが出現する。

 

中ボス:クラーケン
蟹っぽい足を持つバクテリアン軍のコア兵器のひとつ。何故お前がここにいる。
赤いレーザーと足を交差させての紫レーザーを発射してくる。赤レーザーは弾速が遅いので回避は容易。紫レーザーは2回までは適当な位置に発射するが、三回目は狙いを自機に定めてくる。
また、レーザーを撃ち終わると逆方向に振り向いて、残骸を持って投げつけることがある。
振り向いている間は隙だらけなので一気に撃ち込もう。

 

3体目の中ボスを撃破して、ようやくステージボスが出現する。

 

ボス:高速移動要塞 ファインモーションⅡ
ファインモーションの強化体。
中ボスとして出現したファインモーションが破損した部位を再生してリベンジを挑む。
道中に出現する中ボスの割に異様に硬かったファインモーションだが、Ⅱになり、さらに硬くなっている。
グレートシングと張り合う気なのだろうか。
無印に比べて攻撃パターンが変わっている為、ファインモーション相手に慣れきっていても油断できない。
また、高速の突進攻撃を仕掛けてくることもある。
ちなみにⅡにも分岐バーはない。心置きなく戦おう。