《アビリティ》/【イントルード】

Last-modified: 2018-08-18 (土) 18:13:57

イントルード=intrudeとは英語で「押し入る、割って入る、強制する」などの意。

【関連項目】
《アビリティ》/【ダブルコマンド】


4th

初出となる4thではラクウェル専用のフォースアビリティ。自身の行動を1回分消費して、直後に2回連続で行動する権利を得ることができる。
パーティ随一の高火力を擁しながらも素の反応が低く行動回数が増やしづらいラクウェルにとっては切り札とも言えるフォースであり、さらに連続での行動が可能なので攻防どちらにも応用できるという汎用性の高さもポイント。


しかしその一方、ラクウェル本人の攻撃面のスペックとも相まって、シリーズ屈指のバランスブレイカーとの呼び声も高い。
そもそもラクウェルの反応が低いのは、特にバフを載せずに殴っても三~四発程度でほとんどの敵をノしてしまえる常識外れの大火力によるゴリ押しを抑止するバランス調整の一環でもあるはずなのだが、このアビリティのおかげでそれがほとんど機能していないのが実情である。
本作では移動と攻撃を両立する手段は少ないのだが、よりによってラクウェル自身がそれを持っているのもそもそもの原因。イントルードで増えた手番を全て攻撃に突っ込めてしまえる。
代償に消費するFPも25点とさほど高くはない上、減ったFPを月光で再補充したり、攻撃やエネミー撃破時に増えるFP量をリインフォースで底上げして再使用しやすくしたりと、リソースを担保する手段がその気になれば多岐にわたって存在するため、敵から見れば「ラクウェルに行動を回したが最後延々攻撃され続けて蹂躙される」というそこいらのボスも真っ青なまでの無双ぶりを発揮することが可能になっている。
ラクウェル自身の反応値がとにかく低いため、格下が相手だと手番が回る前に戦闘が終わり、格上が相手だと手番が回る前に倒されることもままあるのがそもそもの弱点か。

カウンターを持っている相手の場合は、イントルードの追加行動の合間に反撃を挟まれることがある(戦士系だがラクウェルは耐久面ではわりと脆い)ので、やっつけ負けに陥ることもあるため、必ずしもこの無双戦術が巧く機能するとは限らないのだが……。

尚、このアビリティはその行動処理の関係上、相手がを多用してくると非常に分が悪い(どういう理由なのかは当該項目で解説)

5th

4th同様にフォースアビリティの一種として登場。剣のミーディアム月のミーディアムを装備すると35レベルで修得する。
効果こそ4thから変わっていないがFP消費量が25から75へと大幅に増やされるという弱化調整を受けることになった。
ARMのFP補正やリィンフォースヴァイオレイター等をフル動員すれば4th同様「ずっと俺のターン」戦法を再現することは可能ではあるが、アタック/ショットで戦う場合はいつリロードの行動を挟むかを考えて行動しないと行動が途切れるため、やりたい人は試行錯誤してみるのも一興だろう。

  • 普通にプレイする分にはそこまで必要性は高くないが、2周目以降のレギオ・ヴォルスングを安定して倒すには要となるので、研究する価値はある。

XF

エクスキャバリアのオリジナル「騎士道」の一つ。
効果はほぼ今まで通りだが消費MPが64とかなり重く、さらに移動時使用不可。
ただし、イントルードによって増加された行動に対してはレッドゾーンの効果によって行動を割り込まれることがないというメリットもあるため、ラギュ・オ・ラギュラとの戦いでは非常に有効。イン&アウトと大量のマジックベリーを準備しておけば、一切の行動権を与えずに完封することも可能。