《バトル》/【毒】

Last-modified: 2017-12-23 (土) 22:50:29

【関連項目】
《スキル》/【毒耐性】


徐々にHPが減っていくコンシューマRPGお馴染みのマイナスステータス筆頭格。
WAシリーズでは作品ごとに微妙に処理が異なっているので気を付けよう。

効果は戦闘中・移動中を問わずHPに軽減不可のダメージを受け続けるというもの。自然治癒しないので余計なダメージを受けたくないなら早めに何らかの方法で治療する必要がある。
アンチドーテを使用することで治療できるほか、ムーンストーンを装備していれば予防することが可能。


1st

罹るとキャラクターの全身が毒々しい紫色に染まるというエフェクトで表現される。
影響下にある間は毎戦闘ターンの開始時に現HPの10%(端数切り捨て)のダメージを受ける。また、フィールド上でも一定距離を移動するごとに10ダメージを受け続ける(0以下にはならない)
後発作品と違いダメージの割合が現HP準拠なのでこのマイナスステータスだけで戦闘不能に陥ることは無いが、ゲーム序盤から終盤にかけてこのマイナスステータスを付与してくるエネミーには事欠かないので、アンチドーテの在庫にはある程度余裕を持たせておくと無難。

2nd

本作ではシリーズ唯一、強化版である「猛毒」というマイナスステータスが存在している。
罹ると戦闘中はターン終了時に最大HPの7%(猛毒では25%、端数切り捨て)、フィールド上では一定距離を移動するごとに最大HPの3%(猛毒では5%)のダメージを受け続ける。1st同様、フィールド上では毒のダメージによってHPが0以下になることはない。
毒はまだしも、猛毒は罹る機会こそ少ないとはいえ、グズグズしているとあっという間に瀕死になりかねないので、早め早めの回復を心がけよう。
白の髑髏マークが頭上に現れるのが通常の毒、緑の髑髏マークだと猛毒という風に識別できる。

  • なお、タリスマンを装備しているキャラクターが毒・猛毒状態になった場合でも毒・猛毒によるダメージの処理が優先されるため、ダメージによってHPが0以下になった場合は当然タリスマンの効果は発揮されない。注意しよう。

3rd

紫色の泡がキャラクターの頭上に湧き出るというエフェクトで表現される。
罹ると戦闘中はターン終了時に最大HPの20%、フィールド上では一定距離を移動するごとに現HPの2%のダメージを受け続ける(端数切り捨て、移動中は0以下にはならない)
ミレディヴェノムストライクがゲーム中盤から後半にかけて鬱陶しい存在であるため、早めにムーンストーンを人数分集めて対策しておくと楽になる。

  • バリアントシンクロナイザーと組み合わせれば一部の隠れボスに効率よくダメージを与えることも可能。ただし根を詰め過ぎて倒されないようにだけは注意しよう。

4th

本作と5thではキャラクター個人ではなく、HEXステータスの一種として扱われている。
敵味方を問わず、該当HEXに存在している耐性を持たないキャラクターは、行動順が回ってきた瞬間に最大HPの25%(端数切り捨て)に等しいダメージを受ける。


ラクウェルにとって天敵とも言える存在で、特にイントルードとの相性は最悪。
何故ならイントルードは「1回行動を消費して即座に2回行動する権利を得る」という処理であるため、毒状態のHEX上でこのフォースを使用した場合、最低でも「イントルードを使用した行動時」と「イントルードで増えた行動の1回目」の2回分毒のダメージを受けてしまうからである。
また、スキル「移動後アタック」もラクウェルが移動した直後に「アタックしか選択できない行動」が回ってくる扱いであるため、移動先が毒状態のHEXであればやはり毒によるダメージを受けてしまうことになる。
更に毒状態HEXにいるラクウェルが瀕死状態になった際にスキル「レッドゾーン」が起動した場合、行動順が回って来た瞬間に毒によるダメージで戦闘不能になってしまうケースもある。
贄の叫びし闘技場のお題No.3「猛毒の瘴気が戦場を蝕むッ!」ではいかなる手段でも毒を無効化できないため、安全策を取るならレッドゾーンのスキルはオフにして挑戦しよう。


リプレイスで位置を入れ替えたり、毒咬タラスクタスクを使用することで敵も毒に冒すことが可能。シャットアウトクイックを併用すれば尚確実。
ボス特性を持っていても毒のダメージを受けるエネミーは時折存在するので、苦戦するようならこれらを使用するのも手。

  • なお、ボス特性を持ちなおかつ毒のダメージを受けるエネミーについては、そのエネミーの「最大HPの5%(端数切り捨て)」か「レベル×50」のどちらか低い数値が毒のダメージとして採用される。

5th

4th同様にHEXステータスの一種として扱われる。
敵味方を問わず、該当HEXに存在しているボス特性を持たないキャラクターは、行動開始時に最大HPの10%に等しいダメージを受ける。過去作品と違い、戦闘中でもこの効果によってHPが0以下になることはない。
アンチドーテで除去できる他、月のミーディアムを装備しているキャラクターは、HEXクリーナーが起動していれば移動先のHEXの毒を無条件で解除可能。

F

ゲーム上のエフェクト・処理は3rdとほぼ同様。
3rdに比べると耐性を獲得することがやや困難になっているため、その点だけは注意しよう。
なお、味方サイドもトキシックブレスハームフルウェーブによって敵を毒状態にすることも可能だが、効かない敵にはまるで効かないので4thほどアテにはならない。継続ダメージを与えたい場合はダメージ効率こそ落ちるものの地殻汚染?の方がまだ確実である。

XF

XFでは再びキャラクターごとのパーソナルステータス扱いに。影響下にある間は行動終了時に最大HPの5%に等しいダメージを受ける。また、キングタラスク三世に隣接している場合も同様の効果を受ける。
味方が受ける場合はステータスロックなどで予防していない限り確実に罹ってしまうマイナスステータスなので、罹った時のための保険として必ずアンチドーテやディスペルといった治療手段は用意しておこう。マリスドロウマリスリバースとの組み合わせも有効。
他方、敵にかける分にはユニットごとに成功率が定められているため、戦力としてはあまり安定しない。
そもそも敵にかける手段がエミュレーターのトキシックブレスしかない上、エミュレーターは他にも使いやすく便利なアビリティを多数修得できるのでわざわざコレを使わないと苦戦するという局面がさほどないという不遇っぷりである。
爪牙衆にはかなりの確率で成功する(90%)ので、レベルが低くてなかなかHPを削れないという場合には使ってみるのも手。