《エネミー》/【ザッハーク】

ザッハークとは、ペルシャ神話『シャー・ナーメ』に登場する両肩に大蛇を生やした王を意味する。
先代マルダースは名君と知られていたがその息子であるザッハークは王と言うよりも武人と言うべき人格であり、そこを悪霊イブリースに付け入られ父を謀殺。
その後も悪霊に運命を翻弄されながら暴君とならざるを得なかった、邪悪なれども哀れな人物として描かれる。

なお神話においてザッハーク王を打倒した英雄の名前はファリドゥーン（フェリドゥーン）とされる他、神話学的にはザッハークの由来がアジ・ダハーカであるとされるなど、何かと見覚えのある単語が多い。

3rd

ABYSS最深部であるB61～B100Fに棲息する一般エネミーであり、漆黒の鱗を持つハイドラの最上位種。弱点は光。
3rdにおける最上位エネミーの一角を占める存在であり、ステータスとして見た場合のATP815はかの百魔獣の王に次ぐ数値。今作のバッドニュースをも僅かに凌ぐ。
とは言えアビリティはATP×2の麻痺付きアタック「ショックウェーブパルサー」、単体に毒・病気・混乱を同時に引き起こす「レイディオウィスト」、HPを3000強回復する「レノベイション」の3種で豊富とは言いづらい。むしろHP24800というタフネスが印象に残る。
幸い今作の逃走率はLv差でなくFP量で決まる為、逃げてしまっても良い。
ただし、作中完全なるライブラを標準1%でドロップするのはコイツだけ、量産・4人分揃えたいのなら乱獲は避けては通れない。
グラッヴが1/4で通る事、MGR287と低い為ラッキーシュートが通しやすい事は救いか。
その場合でも単体出現な上ドロップ率は1/16(秘伝の書・ネクロノミコンより低い)となり、何度も挑戦するのは不可避になる。