《エネミー》/【ジークツヴァイ】

Last-modified: 2024-01-22 (月) 22:08:00

1st、Fにおけるストーリーのラストボスを務める、異形となったジークフリード
マザーを撃破し、ファルガイアへと帰還しようとした一行へと亜空間エレベータ内にて追撃してくる。
もはや滅びるのを待つ身でありながら、敗北を相討ちにまで書き換えんがために挑む執念の決戦。
これを降せば、晴れて1stないしFの物語はエンディングを迎える。

1st

「星の海へ」が流れる亜空間エレベータの中、専用のバトル突入演出と専用BGM「バトル・ジーク」を伴って戦闘となる。
左腕と下半身を失い、右腕を魔槍グラムザンバーと一体化させたズタボロの姿で現れる。
内部の生体組織がむき出しになっており、下半身は脊椎めいた触手が垂れ、右胸にはグラムザンバーの目玉が浮き出している他、たまに肉体がアーク放電を放っているのが見えている。
マザーフリードの腹部に飲み込まれていた肉体を強引に引き剥がしたのだろうか。


戦闘においては通常攻撃、単体2000ダメージの闇属性魔力攻撃「プロトンビーム」、単体即死攻撃の「致死の一撃?」、単体混乱・全体魔力封印の「コンフュージョン」と「マジックシール」、そして9999回復ハイ・ヒール
ダメージを与えてくるのは単体攻撃のみである為、全滅の危険性はなくほぼイベントバトルと言って良い。
ただし彼の目的は「亜空間テレポートに対し負荷を掛け続ける事で転送事故を発生、一行を巻き込む」事にあるため、遅延行為がメインとなるのは理に適っているのかもしれない。

F

本作では「ジーク・ツヴァイ」に名称がマイナーチェンジ。
やはり「星の海へ」が流れるムービーの中、上方から飛び込みバトル突入。BGMは堂々のボーカル入り「Windward Birds」。
1stでは限界ギリギリのズタボロといった様子だったが、今作では「マザーを逆に取り込んだ」かのような異形の巨体となっている。
上半身は鎧が有機的に変じており、背中に4枚の被膜の翼らしきものが確認できる。また、グラムザンバーの一体化は左腕となった。
下半身はマザーに似て虫の腹部のような器官が垂れ下がり、足はもはや確認できない。


以前も使用した「ジークインパルス」「ネガティブレインボウ」の他、反撃にも転用できる攻撃×2単体攻撃「グラムザンバー・ネメシス」、魔力×2.5単体攻撃「プロトンビーム」、魔力×3全体攻撃「アイン・ソフ・アウル」を引っさげて参戦。
また、バトル開始時には『対物理バリア』『対魔力バリア』を仕込んでいる用意周到ぶりを見せる。
そして最大の特徴はHPが無限であるという事だろう。
実際には倒せないという訳ではなく、戦闘が5ターンで強制終了するのでそれまでに7000ダメージ以上を与える事が勝利条件となっている。
また、7000ダメージ以上与えた後にラッキーシュートを当てれば、戦闘後にEx.ファイルキーが入手出来る事も覚えておきたい。

と長々書いたが、やはりダメージがデフレしている為あまり脅威になる攻撃もなく、勝利条件もガトリングレイド一発で満たせてしまう程度のライン。
イベントバトルと割り切ってしまえばそれまでだが、緊張感に欠けると感じてしまうのはイケナイ事だろうか。