《エネミー》/【ヴァーミリオン】

英語で朱色を示すVermillion。シンプルな単語の為これを冠するものは多々存在する為、特定の元ネタがあるとは考えづらい。
WAシリーズにおいては2nd～Fにおいて四足歩行の地竜（恐竜）型エネミーとして出演。いずれもその名と色に相応しい火属性の魔獣である。

2nd

ノーブルレッド城?に出現する一般エネミー。
ファフニールの色違いで、全身が赤とマゼンタでカラーリングされている。
同エリアのエネミーでは頭一つ抜けたHP1200を持つが、見ての通り水・氷属性が弱点の為アクア等で弱点を突いてやれば苦戦する事はないだろう。
攻撃手段は火属性攻撃の「フレイムタン」「ファイアブレス」の他、単体マヒの「パラライザー」を使用する。そのためか、落とすアイテムは申し訳程度の「カッパのなんこう」。

3rd

ラクシスランド北の沿岸部に出現する一般ヴィークルエネミー。
今作においては砂上艇戦のみでしかこのタイプの魔物は遭遇できない。
1stのデボノバを彷彿とさせる四足歩行の恐竜型エネミーで、大きな背びれが特徴的。上位種にダイナソア?が存在する。
攻撃能力はATP×2の「押し潰す」とSOR×3の「カロリックスフィア?」のみと単純で、バラル・クォ・ナーガを海峡から撃退出来るならば苦戦する要素はないだろう。

F

今作では深淵の龍宮裏口にて戦える隠しボスに昇格。しかも2体同時出現。
戦闘の為にはコールホイッスルとオールドギターが必要。必然、戦闘可能時期はマルドゥーク突入後かつメイジフォックス撃破後となる（勿論、スイートキャンディ号修復も必須）
モデリングは3rdと同様だが、レンダリングの変化からか色合いが赤よりも茶に近くなった。
開幕早々「フレイミングゾーン」で活性化し、魔力×2.5の「ベイキングブレス」で丸焼きにしてくる。
ダメージを受ければ攻撃×1.5+100％毒付与の「ポイズンクランチ」で、弱点である氷属性を突こうと紋章魔法を使えば成功率100%の「スランバーフォッグ」で即座に反撃する。
特に2体同時かつ、異常攻撃は反撃のみというのが厄介な点となる。ひとたびゾーンを貼ればひたすら「ベイキングブレス」を撒き散らす、シンプルかつ質実剛健なボス。
魔力650をゾーンで強化したブレスの波状攻撃は生半可なレベルでは返り討ちにされるのがオチとなる。

対策として火属性耐性や眠り耐性が有効なのはもちろん、先手を取ってフリージングゾーンで活性化を阻害するのが最も効果的。「ベイキングブレス」のダメージを減らせて、弱点である氷属性の通りもグッと良くなると一石二鳥。
各種耐性スキルの数が揃っていない場合は、セイクリッドアイソレーターやステータスロックで代用も可。

また、低確率ながら眠り・混乱の状態異常も通る為、エマの育成がカギとなる。

• ついでに言えば物理攻撃以外のアビリティ3種はどれもダウンロード可能。まだ覚えていなければ、折角だし貰っておこう。
  その後エマを攻撃に参加させる場合もダウンロードをMP補給に使用できる。
  ただし混乱状態でも「フレイミングゾーン」は使用してくる為、ゾーンの上書き合戦には注意。

撃破時の報酬は「火属性耐性4」。
こいつ等の対策に使いたかった気持ちをグッと抑えて、ABYSSにおわすあの方の対策にありがたく利用させてもらおう。