空母での戦闘

Last-modified: 2019-12-13 (金) 17:36:28

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空母について

空母は今までの巡洋艦や戦艦と違い、海域の真上からの見下ろし画面になります。目に入る情報が異なるので面食らう方も多いでしょう。
また視点だけでなく操艦、攻撃方法など全てが異なるものとなるため、慣れが必要です。
なお見下ろし画面ですが、自動航行の戦術マップとは違います。

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これが空母操作時の戦闘開始直後の画面です。
常にフリーカーソル状態になっており、任意の場所をクリックして指令を与えていく形になります。
画面端にカーソルを持っていくか、矢印キーでカメラ操作となり、海域内を隅々まで見渡せます。
現在見えている範囲は右下のミニマップにも表示されています。マウスホイールで拡大・縮小が可能です。
操作するキーが増え、まるで自分だけ別のゲームをやっているかのような感覚に陥るでしょう。
 
一応Zキーでいつもの俯瞰視点に戻せます*1が、滅多に使わないでしょう。
敵に見つかって魚雷をよけるときとか、地形にハマって抜け出せない時、密着してきた奴にラムアタックをして相討ちに持ち込む時ぐらいです。
 

空母を使う際はこの見下ろし画面か、戦術マップ画面を使うことがほとんどです。
戦術マップを表示にするにはMキー、見下ろし画面に戻す場合は再度Mキーを押すか、
マウスホイールで拡大すると切り替えられます。
 
戦術マップの特徴としては

  • 長所:1画面内で全体を見渡せる
  • 短所:艦載機を手動で操作する際に微調整が難しい、駆逐艦のスモークは表示されない

この辺りを意識して、見下ろし画面とうまく使い分けるといいでしょう。

空母の操作

基本的に目標をクリックして決めることが多くなる。

移動
空母の操作と言っても移動くらいしかしませんが・・・
「1」キーを押すことで空母本体を選択したことになります。
また画面内のどこでもいいので右クリックすると、これも空母本体を選択したことになります。
この状態で目標地点をクリックすると自動操縦でそこに向かいます。空母は足が遅い割には自艦の周りだけでなく、海域全体を見回さないといけないため、移動が完了するまでノンビリと待ってはいられません。艦の移動開始時及び目標地点到達時には操舵士からアナウンスがありますから、それまで遠く離れた艦載機の様子や戦局の状況をつぶさに確認しましょう。
 
左右どちらかに転舵することで自動操縦を中断できます。
通常はクリックした地点に一直線に航行しますが、Shiftを押しながら目標地点をクリックすると、中継点として選択したことになり、続けて設定できます。障害物を迂回する時などに便利な方法です。
 
見下ろし画面の時に、中隊に対応する数字キーを2連打で、その中隊にカメラが移動します。
押しっぱなしでカメラが捕らえ続けます。
広い海域内を一瞬で移動できて便利ですので、覚えておきましょう。
 
豆知識として、空母でもWASDでの移動は可能です。
例えば前線で艦載機の操作中に敵雷撃機が接近してきたなどの場合、とりあえず空母の周りを見ないででたらめにでも加減速・旋回操作をしながら艦載機の攻撃目標を指示するといった具合です。
どの道狙われた時点で完全回避はほぼ不可能なので、ある程度慣れて来たら最後の足掻きとして頭の隅に置いておきましょう。

艦載機の操作

操作説明の航空機に関する記述も参照してみてください。
0.6.3のアップデートによりティア4 5の空母ではALT攻撃が使用不可となっていますご注意を

艦載機の発艦
まずは艦載機中隊を選択しておく必要があります。
対応する「2~0」の数字キーを押すことで選択します。
選択した状態で「F」を押すことで発艦させることができます。
 
発艦の際には若干ですが時間がかかります。
格納庫から艦載機を出して、各自発艦し、空中集合をするという手順を踏んでいるわけですから当然ですね。
(まぁゲーム的には発艦のアニメーションだけですが・・・)
特に目標を指定していない場合は、発艦した後自艦の周りを旋回して待機します。
指令を与える
艦載機中隊を選択した状態で任意の座標 or 艦艇をクリックします。これが目標になります。
目標が設定されると艦載機中隊は目標に向かって直進し、目標到達後行動に移ります。
事前に発艦させていなくても、自動的に発艦します。
 
雷撃機隊・爆撃機隊を選んで敵艦をクリックした場合は、目標到達後に攻撃を行います。
雷撃機隊・爆撃機隊を選んで味方艦をクリックした場合は指定艦の上空を飛び回り続けます。
戦闘機隊を選んで敵艦載機をクリックした場合は、到達後航空戦を始めます。
戦闘機隊を選んで味方艦をクリックした場合は、指定艦を防空支援します。
それ以外の場合は目標周辺を飛び回って待機に移ります。
戦闘機隊が機銃で敵艦を攻撃したり
特攻したりはしません。
 
Altキーを押しながらクリックすることで手動攻撃を行うことができます。指定した座標から航空機の進路方向に向かって攻撃を行います。
戦闘機の場合は強力な機銃掃射です。敵味方問わず進路上の航空機を多数撃墜します。
雷撃機の場合は自動攻撃よりも収束するように魚雷をV字に投下します。
爆撃機の場合は自動攻撃よりも狭い範囲に爆弾を投下します。
慣れていない場合は自動攻撃よりも命中に劣りますが、命中したときの威力は格段に向上するでしょう。
 
また、複数の中隊に同時に指令を出したい時がありますよね。
そんな時は、まず片方の中隊を選択します。
そして、shiftキーを押しながらもう片方の中隊を選択します。すると、装備欄の枠が変化し、複数の中隊に同時に指令を出せるようになります。
そのまま攻撃orドッグファイト、指定座標で待機、と指令を出すと、選択した中隊全てそこに向かって飛んでいきます。十字雷撃をしたいと思ったときはこのようにするとよいでしょう。
艦載機の帰還
出撃後の艦載機中隊は再び「F」を押すことで呼び戻し、帰還後着艦させることが可能です。
着艦することで消費した弾薬、投下爆弾や魚雷、残機がある限り撃墜された艦載機を補充することができます。
戦闘機隊は弾薬が空になったとき、攻撃隊は爆弾 or 魚雷投下後に自動的に帰還します。
着艦した後は整備時間を経て再び出撃できるようになります。
 
目標に向かっている最中に呼び戻すと、指令をキャンセルして帰還します。
帰還中に新たに指令を与えれば、その指令に従います。
 
発艦と着艦は全中隊同時には行えません。
発艦は着艦に優先されるので、A中隊が着艦中にB中隊に発艦を命じても、A中隊の着艦完了まではB中隊は発艦しません。
火災が発生すると発艦・着艦が行えなくなります。
 
艦載機は必ず発着艦を行うので、攻撃のサイクルは非常に長いです。戦艦の主砲斉射よりも長いです。

うまく攻撃を当てるコツ

雷撃
雷撃機隊に攻撃の指令を与えると、↓画像のようなアイコンが出ます。 File not found: "艦載機_雷撃機.jpg" at page "空母での戦闘"[添付] これは目標の敵艦(この場合戦艦)に近づいた際に、「この角度で魚雷を投下する」ということを意味しています。
しかし画像の状況では魚雷を躱されてしまうかもしれません。
なんとか敵のドテっ腹に魚雷を撃ち込むには、魚雷の投下角度を変えて艦に対して垂直に投下させる必要があります。
点線でできた円周上にある緑のマーカーを左クリックしながら動かすことで、進入角度を調整できます。
敵は止まってはいません。常に相手の動き見ながら角度を調整しましょう。
 
雷撃機隊を2中隊使った十字雷撃がメジャーな戦法です。
敵艦の縦と横の両方から同時に投雷することで、回避の余裕を与えず打撃を与えることが可能です。
ただし投下は同時に行う必要があります。タイミングがずれたことで魚雷にスキマが出来、避けられてしまうかもしれません。
 
左Altを押して手動投下に切り替えるという手もあります。
というか慣れてきたらそうした方が当てやすいです。
自動投下では図のように結構遠くから投下してしまいます。これでは何本かは回避されてしまうかもしれません。
手動投下なら任意の位置で投下できるので、敵に回避の余裕を与えず当てることができます。
ただし手動の場合は艦載機の進入角度を調整できません。事前に自動雷撃で指示を出し、横付けしてから敵の回避運動を予測しつつ手動指示にする必要があります。
また敵艦も対空砲火で応戦してきますので、悠長に待っている余裕はありません。
爆撃
爆撃機隊の場合は、雷撃とは逆に敵艦に対して平行に投下を行います。
艦首や艦尾から侵入して投下を行うのが一般的なようです。
爆撃の場合はダメージをあまり期待できません。むしろ当てることによる火災の方に意味があります。
爆撃で火災を起こし、消火を確認してから魚雷を撃つと、浸水を止められず轟沈も期待できます。

戦闘機や雷撃機の指示で忙しいなら、手動で微調整するより自動投下が良いかも知れません。
雷撃や爆撃は敵艦の対空砲火や、敵戦闘機による妨害を受けると精度が著しく低下します。
また被撃墜があると投下範囲が狭くなるため、さらに当てるのが難しくなります。
敵の艦上戦闘機には攻撃機だけでは太刀打ちできませんが、水上戦闘機ならうまくあしらう事が出来ます。
2中隊で出撃して片方を囮にしもう片方で投雷する、後部機銃で倒すなどです。
 
最初のうちは図体が大きく、小回りの効かない戦艦を狙いましょう。

うまく戦闘機を扱うには

戦闘機の主な仕事は、索敵、敵の攻撃機の妨害味方の攻撃機の護衛がメインです。
基本的には戦闘機で積極的な格闘戦は仕掛けるべきではありません。
艦長スキルや水上艦の援護射撃で形勢はすぐに逆転します。
もっと知りたい方は航空戦にて詳細が書かれています。

対敵戦闘機
基本的に格上(上位Tier or 上位モジュール)の敵戦闘機隊とは正面から1vs1でやってもまず勝てません。
特に米空母は6機編成なのに対し、日空母は4機編成であるため、同Tier帯でも日空母は数的不利に立たされます。
また Tier 5~6 はクレジット回収効率が最も高いとされるため、Tier 8以上の高Tier帯での戦闘を経験しているベテランが出稼ぎに来ているTier帯でもあります。Tierもモジュールも同じに見えても、艦長スキルは先を行っているかもしれません。
 
戦闘機隊もAltキーを押すことで範囲指定が出来、範囲内の敵艦載機全てに強力な一斉攻撃をしかけます。
ただし、突入~攻撃開始までと攻撃終了の瞬間は無防備なので、ここを敵に絡まれると全滅もあります。
タイミングも難しく、クリック=即攻撃開始ではありません。相手が範囲外に逃げてしまった場合は大量の弾薬を消費して空振りに終わってしまいます。
また、一斉攻撃は射線にいるすべての艦載機に攻撃するので、すでに味方や自分の中隊が交戦している状態で一斉攻撃をすると味方の艦載機まで落としてしまうので絶対にやめましょう。ただし味方の戦闘機が敵の戦闘機2中隊に捕まり、自分の戦闘機の到着が遅れて絶対勝てない(味方1機vs敵8機など)場合は味方もろとも消して構いません。
それでも捕まってしまった場合は、帰還命令ではなく味方艦隊(できれば対空砲火が強く傘として守ってくれる艦、特に巡洋艦や戦艦が良いです、他空母や巡洋艦や一部戦艦が水上戦闘機や戦闘機を発進してくれれば更に良いです)の近くに逃げるよう指示を出しましょう。
1vs1では勝てなくても味方の援護射撃はあれば話は変わってきます。
対攻撃機
こちらは投下前の中隊が攻撃対象です。いかに落とさせないか、落とされても精度を落とせるかが重要です。
投下後の帰還組も対象に指定できますが、あまりお勧めできません。投下後は重い爆弾や魚雷を捨てているので、行きよりも逃げ足が速く、後部機銃で反撃もしてくるので狩の効率自体悪いです。
残弾に注意
攻撃機は投下後自動で帰還しますが、戦闘機は自動帰還しません。
単独行動中の敵攻撃機を捕まえても、弾が無ければ何もできません。
弾薬はある程度まで減ってたら帰還させましょう。
また大抵の場合は残りの機体数で敵戦闘機との勝敗は決まるので適宜帰還させて補給をしましょう。

空母運用のコツ

索敵
戦闘が始まったら敵の来そうなところに戦闘機隊を向かわせましょう。
爆弾や魚雷を積んでいない分、戦闘機の方が機敏に動けます。
敵がどこから来るかは、空母を手に入れるまでの戦闘で経験しているはずです。
事前に敵の編成を味方に伝えることは、値千金の情報となります。
 
また敵の駆逐艦がスモークを焚いたら、戦闘機を向かわせることで対空砲火を誘発させ、隠蔽性を下げることも重要です。
敵駆逐艦の周りを旋回させることで投下直後から魚雷を視認し、味方に危機を事前に知らせることにもなります。
制空権の確保
敵の爆撃機や雷撃機を撃墜し、味方を守る必要があります。
攻撃機は戦闘機からの攻撃を受けながらも、指令の遂行を優先します。
すなわち全機撃墜させない限りは、目標に近づいたら爆弾 or 魚雷は投下されます。
それでも事前に数を減らせていれば、命中精度は大きく損なわれます。
爆弾/魚雷投下後の攻撃機に戦略的価値は低いので、必ずしも全機撃墜し切るまで攻撃し続ける必要はありません。敵に突っ込み過ぎて気が付いたら対空火力の強い敵艦の上に行ってしまい、戦闘機が全滅してました、なんてことになる可能性もあります。
自身の防衛
空母は艦載機がいないと何もできません。自衛の手段はほぼないといっても過言ではありません。
一応副砲で攻撃したり、敵航空機には対空砲で応戦しますが、効果はほとんど期待できないでしょう。
最も有効な方法としては敵に見つからない事です。無駄に前に出て集中攻撃を受けないようにしましょう。
低Tier帯なら隠蔽性が結構高いです。海上発見距離は10kmくらいですから、ある程度は味方についていっても問題ないといえます。もちろん10kmまでなら近づいても大丈夫と言う意味ではありません。隠蔽性は米空母よりも日空母のほうが高い傾向にあるようです。
低Tier空母は機動性が悪い傾向にあるため、巡洋艦など30ktを超える艦から逃げることは困難です。高Tierになれば空母の速力も早くなり、追い付かれにくくなります。
しかし後方なら安全というわけでもありません。もし回り込んで来た駆逐艦や艦載機に発見されても味方の救援が間に合わなくなります。また自艦と前線の距離が離れると艦載機の往復の移動時間が長くなり、敵に攻撃できる回数が減ってしまいます。
島の影などに隠れるのも効果的ですが、水上機や艦載機には見つかってしまうかもしれません。発見されてから動き出しても敵を振り切るのは困難です。
敵からは見つからず、味方のサポートができ、艦載機の再出撃を早められるポイントは探しておきましょう。…というか、そんな場所は指で数えるほどしかありません。
ヤバい、戦闘機全部落とされた。あ、相手制空編成で戦闘機多いじゃん。こういう場合は敵空母が沈むのを待つしかありません…なんてことはありません。こういう場合は囮を使って敵戦闘機を誘導します。
瑞鳳*2VS制空ボーグ*3を例に挙げます。あなたは瑞鳳です。相手は自戦闘機より強い戦闘機を2中隊持っています。
詳細は瑞鳳のページを見ていただきたいのですが、与ダメージ量が一番重要です。あなたが持っている航空機の中で一番ダメージ量が大きいのは雷撃機。そこで、航空機を雷撃機と爆撃機とに分け、バラバラの方向に向かわせます。わざと爆撃機を前進させ、敵に見つけてもらいます。そうすると敵戦闘機が「あ、爆弾落とそうとしてる、撃墜してやる!」とばかりに飛んでくるので、そのすきに別方面の雷撃機で戦艦を半殺しにしてしまいましょう。なおベテランは爆撃機を囮と見抜く模様
途中で敵戦闘機が気づいて雷撃機を落としに来ても、魚雷投下後の攻撃機は速い*4ため撃墜は困難です。追い付かれてしまいそうなら対空火力の強い艦の上空にに避難します。

*1 デフォルトでは設定?の「航空母艦で[shift]を無効化」がオンになっているので注意
*2 戦1雷2爆1
*3 戦2爆1
*4 速度が25%上がる