概要
デイロ (麗晏語: 神を従える者 意味: 創造神たる覇王 ラテン文字転写:Deiro) とは、エストレクトィアの絶対君主に付随する称号のことである。
本来「デイロ」とは単なる称号でなく、かつて天界をも従えた人間のその偉大なる功績を讃えるものであり、これはその語源でもある。 ただし、この意味は神話の世界が遠退き、多くの人間の魔力と共に神々が途絶えた頃から完全に消滅しており、どちらかと言えば形骸的でもある。
後継者は基本的に今上のデイロが決定するが、祖先を敬う風習から、場合によっては上皇やその先祖たるデイロが決めた者が後継者となる。選択がなかった場合は最も強く、能力のある者が選ばれる。
なお、デイロが子女なくして崩御した場合、その最も近い血縁者がデイロとなる。
デイロの後継者が全くいない場合、力のバランスの歪みの影響でAng(主神)が復活するとも言われており、エストレクトィアの国家とその国民の正当性は失われ、またANGは彼らが神々を追いやった場所に人間たちを追いやるだろうと言い伝えられている。
階級についてのことを言えば、デイロはもはやヒエラルキーに位置すらしていない。太陽はデイロを頼りに光輝き、現人神たる帝王の皇帝・デイロの下には王や皇帝の数々ですら庶民と同じくひざまずく。
デイロは日本の天皇が「~仁」と名前につけるように、全てのデイロは「~ストレクト」と名前がつき、天皇と同じく名字は存在しない。
デイロは万世一系ではないが、デイロはただ一人である。
家系から分岐した血縁は多くが貴族の家系として成立*1しているが、これらは血が途絶えれば後継者はなく、家が途絶えることになる。
神話の世界そのものを破壊した功績、デイロとその行いが受ける人々からの崇敬、その他諸々の事柄からデイロはその称号自体に高い力を秘めており、ただでさえ強力なデイロ候補者は就任と同時に人間以上の存在へと変貌する。
ただし、デイロとはいえ確かにその力は加齢とともに低下する。デイロは一般に神話クラスで長寿であるが、不老不死ではない。 かれらが倒した神々の数多くは不老不死であったと言うが、いまだデイロは死を超越してはいない。
その国名にまで浸透した影響力から、いかにそのちからが衰えようとも「デイロは国家の歴史、そして未来を体現する」。
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