列柱

概要

場に出しているアクションカードと同じ名前のカードを購入フェイズ中に獲得すれば2勝利点トークンがもらえるランドマーク。
キャントリップであれば無理なく点数を得やすいので狙い目。ターミナルアクションだと村系のカードの補助が欲しくなる。
コンボ系デッキのほうが点数を獲得する機会が増えるので有利といえる。

利用法

• 持続カードであれば2ターン場に出続けるので、点数が得やすい。
  • 隊商のような複数枚積んでも困らないカードであれば積極的に購入していくのも良い。
• 自分で点数を得られなくとも、相手に点数を獲得させないために山札を枯らしに動くのが有効な時もあるかもしれない。
• 適当な習性があり馬を場に出しておける場合は、購入フェイズ中に馬を獲得するたびに2勝利点トークン得ることになるので見逃さないように。

詳細なルール

• 列柱の上から勝利点トークンがなくなってしまうと勝利点トークンを得られない。
  • 帝国付属の2勝利点トークンを用いると残り回数がわかりやすい。
• 購入フェイズ中にアクションカード1枚を獲得するとき、それと同じカードを場に複数枚出している場合でも、得られるのは2勝利点トークンだけである。
  • 逆に、場に1枚のアクションカードが出ており、それと同じカードを複数枚獲得すれば、獲得した枚数分×2勝利点トークンが得られる。

• 列柱の効果は、購入フェイズ中にアクションカード1枚を獲得するとき誘発する獲得時効果である。
  • アクションカード以外のカードを獲得しても誘発しない。
  • アクションフェイズ中に闇市場の効果でカードを購入し獲得した際は効果が誘発しない(なお、そもそも闇市場デッキのカードはゲーム中1枚しか存在ぜず、場に同じカードが出ていることはないのでそもそもこの心配は杞憂である)。
  • 他の「カードの獲得に誘発する効果」とも同時に誘発する、どの効果を先に処理するかは、カード獲得者が自由に選択できる。
    • 技術革新などで「獲得したカードを場に出す」という処理が行われる際の処理に注意。

技術革新を購入後に村を購入フェイズ中に獲得する場合

1. 村を獲得する。
   1. 村の獲得に誘発し、技術革新の効果で、村を使用できる。(使用すればこのタイミングで村が場に出る)
   2. 村の獲得に誘発し、列柱の効果が判定され、村が場に出ているので2勝利点トークンを得る。
      ※厳密には(ii)の判定を(i)の前に行って、勝利点トークンを得ない選択をしても良いが、ただ損なだけので普通は上記の流れで処理する。

• 列柱の効果で勝利点トークンを得ることができるのは、「自身の購入フェイズ中」に「自身の場に出ているアクションカード」と「同じカード」を獲得する場合である。
  • 前のターンに使用した持続カードや、このターンに呼び出したリザーブカードは場に出ているので、それらと同じアクションカードを獲得すれば勝利点トークンを得られる。
    • 公開しただけのカードや、捨て札や廃棄置き場や脇(各種マットの上も含む)に移動したカードは場に出ていないので、それらと同じアクションカードを購入しても勝利点トークンは得られない。
  • 他のプレイヤーの購入フェイズ中に自身の場に出ているアクションカードを獲得しても、列柱の効果は誘発しない。
  • 分割された山札や騎士のように同じ山札に由来するカードでも、カードに印刷している名前が異なればそれは「同じカード」ではない。

• 2019年のルール変更とエラッタに関連し、以下のカードの処理時に注意。
  はみだし者／大君主は、使用されると場を離れるまでカード名を含めて「はみだし者／大君主で選んだカード」として扱われなくなったので注意が必要。エラッタ前とは完全に別の処理となる。
  • 場に「サプライの村を使用したはみだし者」が出ている場合、村を購入した際は列柱から勝利点を得られないが、はみだし者を購入した際は列柱から勝利点を得られる。

• 「相続した屋敷」は、相続後も「カード名は『屋敷』のまま、屋敷トークンが乗ったカードを使用するアクションとなっている」ので、エラッタ前と同様の注意が必要となる。
  • 場に「村を相続した屋敷」が出ている場合、村を購入した際は列柱から勝利点を得られないが、屋敷を購入した際は列柱から勝利点を得られる。

余談

以下、海辺・繁栄・異郷2版発表に伴う2022年版エラッタ前のカードテキストを残しておく。

• 2勝利点トークンを受け取る条件が、「購入フェイズ中のカード獲得」ではなく「カード購入」だった。
  • 「カード獲得効果を持つイベントを購入した場合では列柱は誘発しない」などの違いがあった。

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