【闇のキリンジ】

Last-modified: 2024-03-17 (日) 12:43:25

概要

Ver.5.0で初登場した【けもの系】モンスター。
【くびなが大師】【ジラフマスター】の上位種で、紫の身体に黄色のたてがみ、赤の道着を身にまとっている。
他の色違いに【ジラフシスター】【蒼撃の戦神】【紅炎の闘将】がいる。【アサシン・ニヒル】と同色。
この系統は強敵揃いだが、このモンスターはそれらの中でも頭ひとつ抜けた実力を持つ。
 
「麒麟児」とは優秀な少年を指す言葉。まめちしきでもジラフ族の天才児であったこと、闇に惹かれ道を踏み外してしまったことが言及されている。
 
通常ドロップは【暗黒の樹木】、レアドロップは【暗夜の魔石】
宝珠は【厄災の滅撃】の極意、【占技・天輪殺】の真髄、【ラッシュバーン】の極意をドロップする。

能力

常時2回行動の上、攻撃力は1370程度と非常に高く通常攻撃でも500以上のダメージを受ける。行動間隔も非常に短い。
更にこの系統おなじみの【バイキルト】【痛恨の一撃】【ばくれつ棍】を使う強敵。
HPも17999と【りゅうぐう王】ほどではないもののかなり高い部類に入る。
上記の特技のほか【ドルモーア】を唱えるが、ダメージは100程度なので実質ボーナス行動。
 
自分の攻撃をかわした相手に怒るという珍しい特性を持っており、みかわしするとかえって不利になってしまう。
また、くびなが大師のように炎属性攻撃に対しても怒るので【業炎の大剣】などは使用厳禁。
ただし、構成次第ではあえて炎攻撃で怒らせてタゲを向かせるという戦法もとれる。
バイキルトや【怒り】状態の通常攻撃は【戦士】【パラディン】レベルの耐久力でも即死か瀕死、痛恨は1300ダメージを超え、ばくれつ棍は約500×4回と【聖女の守り】【きせきの雨】があっても耐えられない威力。
幸いにも全て単体攻撃なので、回復・蘇生役を2人入れておけば比較的容易に立て直せる。
とはいえバイキルトを使われてしまうと蘇生役が連続で倒されるという事態も起こりうるので、【せかいじゅの葉】【せかいじゅのしずく】は必ず余裕を持って用意しておきたい。
下位種に有効であった【おたけび】【ボケ】【攻撃力低下】に対しては強い耐性を持つが、【与ダメージ減少】【スタン】は有効。【眠り】も入るので危険なときは寝かせて立ちなおすのも有効。
【幻惑】はやや効きづらいものの、入ればかなり楽になる。
ハンマー職なら【ウェイトブレイク】も入りやすく、開幕へヴィチャージの【剛勇のベルト】と合わせて疑似パラ魔戦法で戦うこともできる。
バイキルトが脅威となるので、上記の手段か【ゴールドフィンガー】【零の洗礼】といったバイキルトを打ち消せる特技は用意しておきたい。
扇賢者であれば【花ふぶき】【百花繚乱】で幻惑状態にし、バイキルトを零の洗礼で打ち消すことが可能。
ムチの【スパークショット】【極竜打ち】でも同じことが行えるが、バイキルト自体の使用頻度が高いのでCT付きの極竜打ちはやや不安定。
名前ほど闇耐性は無いので【魔剣士】のレベル上げ相手にも使える。いてつく波動とバイキルトを味方にかけられる点でも相性はいい。2匹以上のリンクになってもスリープダガーで何とかなる場合もある。【占い師】では【月のタロット】【星のタロット】を使うと高確率で幻惑・眠りにできる。
幻惑にする手段がない場合でも、【戦士】がいれば【真・やいばくだき】【チャージタックル】などで活躍してくれる。
自身の上げたい職が【デスマスター】の場合、死霊はゴーストを召喚して防御指示を出せばマヌーサや幻惑の陣などでサポートしてくれて相性がいいのだが、【ベギラマ】で怒りをもらうとデスマスター本人に怒るので注意。
 
モンスターレベルは138以上で、こちらがレベル114であっても「今は手を出さない方がよさそうだ」と表示されるほど高い。
強敵なだけあって報酬も相応で、23277という雑魚としては破格の経験値を持つ。この経験値は【はぐれメタル】の2倍近くで、【試練の門】のボスから得られる経験値よりわずかに劣る程度。
さらに、Ver.5.2時点では上述のレベル差によって強敵ボーナスが25%も付与される。
そのため経験値稼ぎモンスターとしても利用でき、エンゼル帽抜きでも玉給150万~350万近くもの経験値を得られる。これはあの【ぶちスライム】のおよそ2~4倍の効率である。
もっとも生半可なパーティでは逆に狩られてしまうだけなので、ある程度のレベルがあり装備を整えた職業のレベル上げに用いると良い。
 
同時期に実装された【ギガンテス・強】【キラーマシン・強】【ドラゴンゾンビ・強】も高い経験値を持つのだが、いずれも強力な範囲攻撃を持っており、事故の原因になりやすい。
一方、闇のキリンジは単体攻撃しかなく、敵シンボルもさほど広くない場所に多く固まっているため比較的安定して狩ることができる。

Ver.5.0

【ジャリムバハ砂漠】東の高台(ズムウル峠)に生息。
基本的には1体もしくは【サイおとこ・強】と組んで登場する。
サポート仲間の戦士は、真・やいばくだきをサイおとこ・強に優先して使ってしまう。あらかじめ通常攻撃などで闇のキリンジにダメージを与えておくか、レベル105以上ならば【みのがす】をしておくといい。
【襲ってくる】タイプのモンスターなので【リンク】すると2匹出現することもある。こうなると勝ち目は薄くなるので逃げた方がいい。
こいつのバイキルトは自分自身だけでなく味方にも積極的にかけようとするため、場合によっては開幕サイおとこ・強にかけてもらえることで一手無駄に使ってくれて楽になることもある。ちなみに【ゲノミー】などのボーナスモンスターにまでバイキルトを使う。
 
ストーリークエスト【バザールを救え!】では討伐対象になるが、「倒そうなんて考えないで」と釘を刺される。
倒したとしてもすぐさま仲間を呼び集めたというメッセージが表示され、「別の方法を探そう」と言われ達成はできない。
倒した上でクリアしても報酬は変わらないが、ちょっとしたセリフが追加される。

Ver.5.4

落とす宝珠に「全身全霊斬りの真髄」が追加された。
しかしこの宝珠はこいつよりもずっと戦いやすい【ヘルビースト・強】も落とすため、レベリングのついでなどでない限りはあちらを狙った方が良い。

Ver.6.1

落とす宝珠に「占技・天輪殺の真髄」が追加された。
これを落とすのは現時点ではこいつのみで、他に落とす宝珠も全て闇のうえ、レベル上げ目的のプレイヤーと宝珠目的のプレイヤーとの敵シンボルの取り合いが激化。
こいつ自身の強さもあって入手難易度は非常に高い。

Ver.6.5前期

この頃になるとプレイヤー側の強化により相当なスピードで狩れるようになっており、サポートの【くちぶえ】狩りが不可能になったのもあってこちらを利用するプレイヤーも再び増え始めた。
意図的なリンクで2匹と同時に戦い効率を上げる場合すらある。
 
「全身全霊斬りの真髄」を落とさなくなり、「ラッシュバーンの極意」を落とすようになった。