【エルジュ】

Last-modified: 2024-01-30 (火) 17:57:07

概要

500年前の【人間】【破邪舟師ベルンハルト】の一人息子で、【フルッカ】の先祖にあたる。
キャラクターデザインは【鳥山明】

人物

父の死後、レイダメテスを食い止めるため【四術師】による継承の儀式を受け、【破邪舟】の術を継ごうとする。
しかし本人の意固地な性格や戦闘経験の不足、また他の種族たちの人間への不信が災いしてすんなり継承というわけにはいかず、それを500年後の世界からやってきた主人公が手助けすることになる。
 
主人公の助力(エルジュに課せられた要求の肩代わり)により【ヤクル】【フォステイル】からは儀式を受けることができ、フォステイルの指導で不完全ながらも最初から一発で【破邪舟】を作り出した。
このことで最初はエルジュを見くびっていたそぶりを見せていたフォステイルも「さすがはベルンハルトの息子」と感心する。
 
これらの出来事を通じ、次第に主人公には心を開くようになるが、過去の経緯から人間への不信が特に根強い【ガミルゴ】から儀式を拒否され、儀式の条件としてグレン城をオーガに返還する様ガミルゴから要求されてしまう。
グレン城は、かつてこの時点での城主である【シオドーア】がレイダメテスから人間を守るために占領しオーガを追い出した経緯があったが、エルジュはその事実を初めて知り愕然とする。
エルジュはシオドーアに面会しグレン城の返還を進言したが、シオドーアがエルジュへ自身への絶対服従を要求。
この要求をエルジュが飲めず、結局両者は決裂。
最終的にエルジュは破邪舟が不完全な状態で主人公をレイダメテスに送り込んだ。
 
しかし、主人公がレイダメテスに乗り込んでいる最中、改心したエルジュは主人公を助けるため術を継承したいとして頭を下げてシオドーアに服従を誓う。
その後、シオドーア達と共に【荒野の集落】を訪れ、ガミルゴより継承の儀式を受けて破邪舟の術を完成。
主人公のレイダメテス陥落直後、崩壊するレイダメテスから落下する主人公を完成した破邪舟で救出した。
 
レイダメテス崩壊後、主人公が500年後の未来からやってきた人物であることを信じ、破邪舟の儀式を絶やさないことを約束する。
 
なお、【エンジュ】という似た名前の人物がいるため勘違いしないように。あちらは装備ふくろ拡張のクエストでお世話になるエルフの母親である。

闇を抱く月光の楽園(Ver.3.3)

【魔獣サルファバル】を倒すため500年前の世界に再訪した際に、再会することになる。
 
サルファバルの封印を解くため、【四術師】のうちガミルゴとヤクルの説得を買って出たり、ベルンハルトのかわりに封印を解く作業に参加したりと精神面での成長が顕著である。お付きのカイも嬉し泣き。こんな召使いどっかで見たような……。
 
ただ、能力的には短期間で急激な成長は望めないため、【奇岩の呪符】の力は借りることとなった。

天を超えてゆけ(Ver.6.2)

青年に成長した姿で現代に登場。CVは山下大輝*1
なお、かつて主人公に会った時の年齢は10歳だったことが判明する。
 
【闇のプスゴン】と戦っている主人公のもとに現れ、声色を使って【ケキちゃん】のぬいぐるみを操り、プスゴンの気をそらして【闇のキーエンブレム】・緑を奪う。
さらに【キャット・リベリオ】のもとにも現れるが、彼の持っていた闇のキーエンブレム・青は謎の女【ケイト】に持ち去られてしまったため、彼女の行方を追うが、結局取り逃がしてしまう。
彼の話では、闇のキーエンブレムは5つあり、【冥王ネルゲル】の力の源になっているという。
 
第2話【眠れる冥王と導きの朋友】では依頼者となり、【闇のクァバルナ】戦で【NPC戦闘員】として参戦。
しかし、戦い慣れていなかったためか、クァバルナ戦後は疲れ果てており、現地調査を一時中断することとなった。
 
第3話【いにしえの封印の伝承】では、ケイトから闇のキーエンブレムを取り戻し、それらを封印することになる。
賢者たちがグレン城の宝物庫で見つけてきた古文書には、四術師からのメッセージとして「エルトナの聖地に封印の祭壇を残す」と書かれていたが、エルジュには心当たりがないという。
ともかく現地へ向かうと、父ベルンハルトを殺した【蘇りしラズバーン】が現れる。主人公と共に挑んでこれを撃破し、父の仇を討つことができた。
闇のキーエンブレムを封印できたので過去に帰ることになり、このとき現代にやってきた時渡りの方法が主人公と同じく【大地の箱舟】であったことが判明する。
その車内で、レイダメテスの復活を目の当たりにし、高熱を出して倒れてしまう。過去に戻ることは取りやめとなり、ホーローの隠れ家で療養することになる。
 
第5話【時の車掌と滅びの運命】では、自ら不治の病を患っていると告白。本来は起き上がれる状態ではなかったが、破邪舟師の術の応用で無理矢理身体を動かしており、術の使い過ぎで魔力が足りなくなったため倒れてしまっていた。
余命が短いことを自覚した焦りからか、今回は登場当初のような短慮な物言いが多く見られた。
「破邪船を強化する錬金術」を求めて60年前の世界に向かい、そこで【イッショウ】【リリオル】に会った際に上記の高熱が【メラゾ熱】によるものと判明。メラゾ熱は500年前には謎の病とされており、本来の歴史では若くして亡くなってしまったようだが、ここで特効薬をもらい完治する。
闇のキーエンブレムの封印に成功していた場合は病気を抱えたまま帰るはずだったため、結果的にレイダメテスの復活を許したことが延命につながったといえる。
なお彼がメラゾ熱で亡くなった本来の歴史でも【ハルッカ】やフルッカたち子孫は存在しているので、すでに子供がいる可能性がある。
また、時渡りの力がない彼を過去から現代に送り込んだのは【時の車掌ゼーベス】であることが明らかになる。
 
第6話【天駆ける冒険者たち】ではフルッカとともに【時なき駅】に現れ、主人公と3人で「大地の破邪舟」を操り、【蘇りしレイダメテス】?に突入。
彼のメラゾ熱が完治したことが良い影響を及ぼし、フルッカの破邪舟師の力もアップしていた。
力を使い過ぎたためしばらく入口で休むことになるものの、【蘇りし冥王ネルゲル】戦には駆けつけNPC戦闘員として参戦。
撃破後は大地の箱舟で主人公と話しながら過去の世界に帰ってゆき、クエストエンディングではフォステイルに出迎えられていた。
 
NPC戦闘員としては、Lv90でHP780、MP920、職業表記はVer.6.2時点では「魔法」だったが、Ver.6.3で「魔使」に修正された。
また、武器として【グラフィアス】を持ち、【メラゾーマ】【ギラグレイド】【ベタドロン】【ヴェレノーマ】【いてつくはどう】【魔力かくせい】および「破邪舟呼び」を使用する。
基本は短剣魔法使いを少しアレンジしたような戦闘スタイルだが、ベタドロンは範囲2999ダメージ、固有技の破邪舟呼びは範囲に数千ダメージ+【スタン】とかなり強力。
ただし、本人も自覚している通り耐久力に難があり、当たり所が悪ければHP満タンからでも簡単に死亡するため当てにし過ぎないように。

【第10回アストルティア・ナイト総選挙!】

サービス開始時から登場していたキャラクターながら、第10回目にして運営推薦枠でまさかの出場。「天を超えてゆけ」の時の大人の姿での出場となる。
なお前年までは予選にエントリーされていたが、今年はエントリーすらされていなかった。
かつて出場するも惜しくも優勝を逃したの雪辱を晴らしたいと意気込んでいるようだ。
 
投票すると貰える物は、チョコペンで破邪舟が描かれたクッキー。
クッキーの甘い生地とチョコレートの苦さがマッチした、ほっとする美味しさとのこと。
 
最終結果は5位。このすぐ上3人は上位常連組な事を考慮するとこの結果は大健闘といえる。圧倒的最下位に沈んだ「天を越えてゆけ」のもう一人の主要人物とは偉い違いである。



*1 DQBの男主人公、ライバルズの少年キーファ役