【みをかわした！】

概要

【回避率】によって相手の攻撃を回避（みかわし）した時に表示されるメッセージ。
　
FC版DQ3以前では、

○○○○は　すばやく　みをかわした！

と表示されるのに対し、DQ4以降の作品では

○○○○は　ひらりと　みをかわした！

に変わっている。
　
回避判定の対象は、通常攻撃や打撃系特技のほか、【命中率】に依存しない【かまいたち】【しんくうは】や【軍隊系】の特技、一部の補助系特技も含まれる。
また、攻撃側の「命中」判定と対象側の「回避」判定は別個に行われるため、【どくばり】を装備した状態（DQ4、リメイク版DQ5）や【きあいため】（DQ6～7）による「命中率100%」の攻撃でも回避されることがある。
同じ理由から、【まじんのかなづち】の会心の一撃がせっかく出ても回避されることがある。
　
ちなみに、打撃が当たってもダメージが0だった場合、あるいは命中率が下がっていて攻撃を外した場合は「【ミス！】」となる。
ただでさえ攻撃を避けられやすい【はぐれメタル】にこれをやられるとストレスが溜まること請け合い。
　
なお、【グランドクロス】【がんせきおとし】といった特技に対して

○○○○は　すばやく　みをかわした！

あるいは【どくのいき】【やけつくいき】に対して

○○○○は　いきを　かわした！

と出ることがあるが、これは相手の【耐性】によって効かなかった（DQ4以前であれば、技自体が成功しなかった）のであり、回避率とは無関係。
【ぶきみなひかり】の場合、「しかし　○○○○は　すばやく　かわした！」と表示される。
　
ややこしいことに、どくのいきとやけつくいきは回避率によって回避可能な特技でもある。
耐性による無効化ではなく回避判定に成功した際は、「○○○○は　ひらりと　みをかわした！」と表示される。
　
なお、DQ4～6のモンスターの【混乱時の特殊行動】でたいあたりしてきた場合、攻撃は必ず失敗し「○○○○は　ひらりと　みをかわした！」とまったく同じメッセージが表示される。
　
少年ヤンガスでも同じメッセージが出るが、ヤンガスは盾で受けているので矛盾を感じる。
　
ちなみに、FC版DQ4の【メラゴースト】や【スモールグール】は、当時としては非常に珍しいアクション付きで回避し、当時のプレイヤーの度肝を抜いた。これは【分裂】という別の行動であり、メッセージも違う。