【クロウズ】

Last-modified: 2024-03-14 (木) 04:40:38

概要

DQ10の登場キャラクター。声優は福山潤。
記憶操作や未来予知の能力を持ち、首筋にウロコのようなものがあるなど並々ならぬ青年。
 
【鳥山明】にデザイン発注されており、【鳥山明 ドラゴンクエスト イラストレーションズ】にデザイン画が掲載されている。

DQ10オフライン

超大型拡張DLCのメインストーリー【眠れる勇者と導きの盟友のおはなし】における重要人物。
【レンダーシア】大陸に渡る時点からメインストーリーに関わってくる。

ストーリー上の動向

レンダーシアのおはなし

【主人公(DQ10)】【グランドタイタス号】に乗ろうとする場面で初登場。
【タイタス号乗船パス】をダフ屋から高額で売り付けられそうになっていた。
しかしなにやら怪しげな動作をすると、ダフ屋は「前金をたんまりもらっていた」と言い、クロウズは適正と思われる価格だけを渡してパスを購入していく。
 
グランドタイタス号は出港したが、レンダーシアに無事到達するために必要な【魔法の羅針盤】が何者かに奪われるという事件が起きる。
クロウズが【エイブラム】船長に話を聞くと、「奪われたのは偽の羅針盤」だと発言する。
しかしこれはエイブラムの記憶に干渉して言わせたものであり、発言を聞いた犯人が本物の羅針盤の隠し場所へ大慌てで向かうと予測しての行動だった。
策に乗せられた犯人は【冥王の使いマボック】の正体を現すが、クロウズの攻撃で倒され、無事に羅針盤は回収される。
 
レンダーシア上陸後、主人公は【三門の関所】でクロウズと再会する。
【グランゼドーラ王国】への道が封鎖されていることを知ったクロウズは、主人公に【3匹の蝶】を集めれば道が開けると告げる。
各地を巡って3匹の蝶(【蝶のかみかざり】【こはくの宝珠】【パピヨンブレス】)を集めて関所に戻り、クロウズと話をしていると、【メルサンディ村】からいなくなった(金髪の)【ミシュア】が現れ、グランゼドーラへ行かなければならないと言う。
ミシュアが歩き出し、クロウズが主人公についてくるよう言ってからそれに続くと、何かに反応した門番たちは大慌てで通行を許可する。

グランゼドーラのおはなし

主人公がミシュア救出の為に【海風の洞くつ】に向かうと、その入り口でクロウズと再会する。
何やらこの先に用があると言い、そのまま洞窟の奥に行ってしまった。
 
その後、ミシュアの元に辿り着いた主人公の前に再び現れ、記憶を操る力でミシュアが過去を思い出す手伝いをするという。
ミシュアの記憶は強固に封印されていたが、クロウズの能力と3匹の蝶の力で開かれ、主人公はミシュアの記憶の世界に潜入することができた。
ミシュアが記憶を取り戻し、真の【勇者姫アンルシア】として覚醒するのを見届けると、主人公に「この覚醒の光がかつてあなたを救ったもの」だと教えて去っていく。
 
主人公たちが【創生の邪洞】【魔勇者アンルシア】を倒すとまた突然現れ、魔勇者の遺品が【ブレイブストーン】であると語り、これで【偽りのレンダーシア】から【真のレンダーシア】へ行けるという。
クロウズはブレイブストーンを預かって修復するといい、主人公たちは【グランゼドーラ城】で合流することになった。

重なりし運命の大地のおはなし

グランゼドーラ城で合流し、主人公らとともに真のレンダーシアへと移動。
するとやはり、自分の用があるとの事でどこかへと去っていく。

紡がれし勇気の絆のおはなし

この間は直接的な出番はないが、【シノン】【竜笛】作成するよう依頼していた

天翔ける希望の双翼のおはなし

完成した竜笛を持ち、【エテーネの島】へ渡る手段を探す主人公たちの前に現れる。
そして【賢者ルシェンダ】に竜笛を渡し、【ドラクロン山地】【飛竜】を手に入れる道を示し去っていく。
 
主人公が【エテーネの村】に帰り着くと秘密の地下室で待ち受けており、【カメさま】こそが天馬ファルシオンだと言い、覚醒させるための手がかりが島内にあるという。
【輝くテンスの花】を手に入れて戻ってきた主人公がファルシオンを覚醒させると、ファルシオンは「預かっていた体を返す」とクロウズに告げる。
するとクロウズの姿が【シンイ】へと変わる。
クロウズの正体は、エテーネの村壊滅に際して命を落としたシンイが、ファルシオンの導きで別人の肉体を得て復活した姿だったのである。
シンイは事情を説明すると、まだ果たさなければならないことがあるといい、再びクロウズの姿となって去っていった。

悠久の果ての決戦のおはなし

【大魔王マデサゴーラ】を討伐した主人公たちの前に現れる。
【奈落の門】の向こうへ行くのが目的だったといい、その際の危険因子であるマデサゴーラを排除してもらうために勇者の手助けをしてきたという。
門の向こうで何をするのか詳細は語らず、【竜族】であった元の体の持ち主の力を使ってドラゴンに変身し、門から溢れ出した怨念たちを一掃する。
そして主人公に別れを告げると奈落の門に飛び込み、再び門が開かれることのないように閉ざしてしまうのだった。
 
上記はVer.2【エンディング】での出来事のため、オフラインの範囲では門の向こうへ行った目的は不明なまま終了となる。

能力に関する話題

DQ10オンラインの公式設定資料集によれば、未来視はシンイ由来、記憶干渉は元の体の持ち主(竜族の青年クロウズ)由来の能力である。

直接的な戦闘能力は不明だが、マボックを一撃で倒したことや、ドラゴンに変身できる竜族の体をもっていることから、相当に強いと思われる。
なおマボックを炎系呪文らしきもので倒しているが、これは【エテーネの村のおはなし】においてシンイが村に忍び込んだ魔物を撃退したシーンとも重なり、早い段階でクロウズの正体を暗示した描写とも考えられる。

DQ10オンライン

バージョン3でも重要登場人物の一人であり、クロウズことシンイが何を目的として動いていたのかが明かされる。
また、元の体の持ち主である竜族の青年(本来のクロウズ)についても語られる。
詳細はDQ10大辞典:【クロウズ】を参照。※概要の早い段階からネタバレあり

ライバルズ

第5弾において【占い師】専用の【レジェンドレア】として実装された。

2/2/3 冒険者
召喚時:味方リーダーは
必中モードになる
攻撃時:デッキの1番上の
カードを見てデッキの1番下に
移動させることができる

味方リーダーを必中モードにする召喚効果を持つ、冒険者版【ぎんのタロット】とでも言うべきカード。
占いデッキは全体的に強力なカードが多い一方、必中モードでないと2分の1で狙った動きができない弱点がある。つまり必中モードになるカードを引けないと事故を起こす。
しかし、ソロとセットで投入し、冒険者をこいつ一枚だけ、またはこいつともう一枚に絞れば、3ターン目にはサーチ&必中が確実に完了、全占い師がサービス開始時からずーっと抱えていたタロット引けない問題を完全に解消した。
一方、クロウズはともかくソロは英雄カードなため当時は作成不能であり、英雄を持ってるか否かでの格差を浮き彫りにしてしまった側面も。
既に必中モードなら銀のタロット使用時に代わりにテンションが2上がるので【運命の輪】入手目的でもコストが無駄にならない。

必中ばかりに目が行きがちだが攻撃時の効果もなかなか便利。
不要な札を流してドローの精度を上げたり、【マーニャ】【レッサーデーモン】などのデッキトップ参照とのコンボも狙える。2/2/3と軽量かつ平均的スタッツなので必中モードになってから引いても困らないし、冒険者シナジーも受けられるのでとりあえず入れておこう。
そのためソロの序盤の遅さを嫌って確定サーチは諦め【タバサ】【勇者姫アンルシア】などを使う場合も3枚目の銀のタロットとして必須枠であった。