【ヴァルハラー】

Last-modified: 2024-03-10 (日) 05:12:26

概要

【ナイトリッチ】【ナイトキング】の上位種で、紫色の鎧が特徴。
DQのゲーム作品で初めて名前の最初に「ヴ」がついたモンスター。
 
名前の由来は北欧神話に出てくる宮殿「ヴァルハラ」だろう。
主神【オーディン】がヴァルキリーに命じて戦死した勇者の魂を招く場所で、ここに召し抱えられた戦士たちはオーディン配下の兵として日夜鍛練に明け暮れる。最高神の軍勢に召し抱えられるということは戦士として最高の栄誉であるとされ、故に北欧の戦士たちは死を恐れず勇敢に戦ったらしい。 
更に公式ガイドブックによると「選ばれし戦士の魂が宿ったゾンビ」という設定もあるため、ヴァルハラの戦士をイメージしたモンスターといえる。
 
ちなみにこのヴァルハラ宮殿にはその戦士たちの目覚まし役である「グリンカムビ」という神聖な鶏がおり、ファンの間では【グリンガムのムチ】の由来ではないかと言われている(当の堀井は覚えてないようで、「確か【トロル】だかグリムだかが由来だったと思うんだよね」としている。同じ北欧神話の魔犬ガルムか、はたまたグリンカムビのうろ覚えなのだろうか)。
またDQ10では北欧神話をモチーフとしたクエストシリーズ【人形たちのラグナロク】にて、人形たちが【ヴァルハラの戦士たち】、その拠点が「ヴァルハラの館」と呼ばれる。

DQ9

【宝の地図】の洞窟の氷マップのSランク(13F以降。1Fのモンスターランクが最高でないと会えない)のみに出現。
新規の上位種が宝の地図の洞窟に出てきたことにより、下位種の登場が早くなった、という意味では【ロードコープス】【クラウンヘッド】に似たポジションの敵。
DQ9の【ゾンビ系】の中でも(というかザコ敵の中でも)最強クラスの難敵で、DQ7のナイトキング以上の戦闘能力を持つ。

恐れを知らぬバトル魔神で、優れた戦士と戦い、死体から腕や足を奪って自分の骨と取り替えるらしい。
……とライブラリには書かれているが、想像してみると結構恐ろしい。もしその通りなら自分の骨格が戦うたびに変わっていきそうだが…同じ系統のモンスターばかりを狙っているのだろうか。はたまたヴァルハラー同士仲が悪いとか…
 
そんな怖い能力を持つ彼の戦法は「待ち」である。
こちらが特技や呪文で攻撃したところを【天地のかまえ】【マホカンタ】で反撃してくるのだ。系統共通の高い【盾ガード】率も健在。
持っている武器は剣なのに、何故棍の奥義が使えるのだろうかというツッコミは今更無用か。
【はやぶさぎり】などで攻撃したところへ、天地のかまえで反撃されると目も当てられない。はやぶさの剣を装備してる状態ならなおさら。【ゾンビガード】があれば迷わず使うこと。
マホカンタでも天地のかまえでも問題なくダメージを与えられる【バックダンサー呼び】【オオカミアタック】【ギガスラッシュ】等の特技を使えばよい。
ただしこれらはすべて盾ガードされてしまうことがあり、やりにくいったらありゃしない。
攻撃力や守備力も非常に高く【痛恨の一撃】を繰り出すこともあるので、高威力の技を連発してさっさと倒してしまいたい。
【イオ系】【バギ系】の呪文は盾ガードできず、【キラージャグリング】【バーニングバード】といった複数回連撃技なども反射できないので、それで戦うといいだろう。前者はやはりマホカンタでの反射、後者は盾ガードされる可能性がある事に留意。
端的に言えば、こちらが使える攻撃手段の大概は無効化または反射、反撃される可能性がある…と言う事である。
もしこちらも【しゃくねつ】が吐けたら…と思わずにはいられない。
 
ただ、肝心のMPは24とかなり低い。
天地のかまえ丁度3回分しか持っておらず、それにマホカンタも挟むと更に少なくなる。
そのため、こちらの守備力を上げたり、【まもりのきり】などで攻撃を無効化したり、【いてつくはどう】でマホカンタを解除しながらMPが切れるのを待つのも手。【だいぼうぎょ】で粘るのもあり。
MPが切れて攻撃を反射されなくなれば比較的楽になるので、弱点である炎と光属性の攻撃を駆使しよう。
とはいえステータスが高く、危険なのは変わりないため、下記の技を駆使してさっさと倒してしまおう。
 
ベストな攻撃方法は、盾ガード無効の【きしんのまそう】系列を装備して、天地のかまえ無効の【さみだれづき】で攻撃すること。【風林火山】+【おうぎのまい】でも良し。これがヴァルハラーの唯一の穴といえる。
散々悩まされた天地のかまえがMPを消費しただけの無駄行動と化すのは、見ていて実に気分の良いことだろう。
【バイキルト】【ファイアフォース】又は【ライトフォース】を併用すればなおよし。
【火ふき芸】【ランドインパクト】や一部の【秘伝書】の技でも確実にダメージが与えられる。
これ以外に安全かつ確実な攻撃手段は無いと言っていいので、この攻撃手段が使えるようになるまではそもそも戦わないのもアリ。
落とすアイテムは、【ドクロのかぶと】【古強者のかぶと】。プレイヤーにもよるが、割にあっているとは言い難い。
 
できれば戦いたくないモンスターではあるのだが、クエストNo.177【ホネサウンド!】の討伐対象であり、さらにそのクエストの報酬がクエストNo.178【ロトの武具を集めよ】の達成に必要な、【さびついたよろい】【ロトのよろい】)であること、さらにそのまた報酬が最強武器(通常成功版)のレシピ集、と連鎖していく。
そのため一度はこいつを倒さないと討伐リスト、クエスト、おしゃれカタログ、レシピ(と、性別限定のものを除く称号)がコンプリートできない。
さびついたよろいは一時期【Wi-Fiショッピング】で売りに出た事があるが、現在はサービスが終了している。
それでいて出現するのが入手確率が低い最高ランクの氷マップ地図のみという、さまざまな意味でプレイヤーを苦しめるモンスターといえる。

シアトリズム

他のナイトリッチ系統と共に登場。

スキャンバトラーズ

超3弾で登場したギガレアのモンスターチケット。モンスターレベルは151。
赤ボタン技はきりつける→ナイトメアソード→アインヘルソードの順で変化していく。青ボタン技は冥府の霧。

ウォーク

ストーリー14章8話でボスとして登場。HPは31500。
ジバリア系が最大弱点で、バギ、ギラ系の順で有効。他は耐性持ち。
 
この8話以降のボス戦では、バトルに次々と制限が課されていく。
このバトルでは仲間3人が加わらず主人公単騎で挑むことになる。
ヴァルハラー自体はちからため、防御、マヒャドを使用し、ベホイミで回復する。
状態異常はどれも効きやすく、耐性をつけてダメージを軽減して挑めばさほど難しくは無い。
 
更に15章8話でもボスとして登場。上記とは別の個体で灼煠天ブレアの配下。HPは10万程度。
こちらではメラ系とバギ系が弱点で、ギラ系も有効、デイン系とドルマ系が等倍で他は耐性持ち。
 
ここでは【亡者のひとだま】2体を伴って出現。ドルモーアや呪い攻撃を使うが、何ターンかで自爆するうえ、倒したりしても補充される。
マヒャドは引き続き使用するが、ちからためや680程度の痛恨の一撃等に加え、死の宣告効果の全体攻撃「ヴァルハラソード」を使用するなどより攻撃的に。特にちからため後の痛恨の一撃は1400近くになる事もあり即死級の破壊力。
ヴァルハラソードはヒャド系のため、ゾンビ系もしくはヒャド系耐性を得ておくのが良い。
マヒ以外の状態異常が入りやすいため、自爆する亡者のひとだまの足止めを兼ねて眠りや休みなどを搦めるのも有効。全体攻撃なら亡者のひとだまにも効果的なバギ系のほうが良い。
 
これ以降の15章9話以降から通常出現。めったに見かけないモンスター。
HPは17846とサイクロプスより少し高い程度。ヴァルハラソードこそな無いが、850程度にもなる痛恨の一撃はザコとはいえ脅威。
メラ系が凄まじく有効になっているのでまとめて焼き払おう。
 
こころは黄色でコストは152。HPとみのまもりが特に高い耐久型。力は高くはないが低すぎない値。
高グレードではイオ系の斬撃・体技ダメージが大きく上昇するほか、Sではゴッドハンドで会心率、ニンジャで威圧状態の相手へのダメージ、守り人でHPが40、ドラゴンで力が20それぞれ増加する。
物理型の特級職4つを幅広く強化できる汎用性に優れたこころといえる。